生協職員からの新刊お奨めの本紹介

『〈インターネット〉の次に来るもの  未来を決める12の法則』NHK出版 ケヴィン・ケリー 服部桂 訳 

表紙

著者:ケヴィン・ケリー 服部桂 訳
NHK出版

大学生の皆さんはインターネットが無い暮らしにどれだけ耐えられますか?
朝起きたらTwitterをチェックして、LINEでコミュニケーションをとり、調べ物はWeb検索、講義の履修登録や学事の確認もほとんどインターネットで完結できます。
以前は無くても普通に生活が出来ていたはずなのに、ガスや電気と同じくインターネットは生活を支えるインフラとなりました。

本書はそんな重要な発明となったインターネットに比肩するほど、私たちの生活を大きく変えるテクノロジー、VR、IoT、AIなど聞き馴染みのある、でも「何が凄いのか、イマイチよく分からない」新しい技術がもたらすビジョンを12章のテーマで紹介しています。
お店に届く新刊のお知らせを見つけたときに「これが読みたかった本だ!」と思い、いの一番に取り寄せました。

「手で書き写していた時代に活版印刷が生まれ、テクノロジーの進展は効率を上げただけで無く、人々の思考法も変えた」
「技術の発展は不可避で、今後はプロセスがプロダクトを凌駕する」
「人間の歴史の中で、何かを始めるのに今ほど最高の時はない。今こそが、未来の人々が振り返って、「あの頃に生きて戻れれば!」と言う時なのだ。まだ遅くはない」

立ち読みでも良いので、序章だけでも読んでみて下さい。


鳥取大学生協 医学部店
店長 片山徹也

 タイトルは「インターネットの次に来るもの」ですが、もし、この本が「インターネットの次に儲かるもの」と期待して読み始めた方は少しがっかりされると思います。
本書の特筆すべき点として、ビジネス中心の視点からではなく、「新しいテクノロジーがもたらす私たちの生活」についての未来図を描いている事にあります。
「何だかよく分からないけど凄そう」な技術が如何に私たちの既知を書き換えていくのか。
そこには既成の考えには囚われていない、皆さんの柔軟な思考を広げる十分なテーマと著者の豊富な想像が拡がっていて、読み終わった後には皆さんの周りにはもっと深く調べ、実証する場として大学というこれ以上無い環境が備わっています。
読んでる内に想像が湧いて、興奮してくる本。
是非、学部を問わず多くの大学生に読んで頂きたいです。