生協職員からの新刊お奨めの本紹介

『人工知能がほぼほぼわかる本』オーム社 坂本真樹 

表紙

『人工知能がほぼほぼわかる本』オーム社 坂本真樹 

近頃、「AI」、「人工知能」というキーワードが世間を賑わせているようですね。私のお店のあるここ、電気通信大学でも、大学内に「人工知能先端研究センター」が設立されていて、人工知能に関する研究が盛んです。そのせいもあってか、お店でも人工知能関連の書籍はよく売れており、人工知能という文字を見ない日はないのですが・・・恥ずかしながら、私個人、人工知能がどんなものなのか、はっきりわかっておりませんでした。

そんなある日、電気通信大学の坂本真樹先生より、人工知能に関する入門書を書かれたことを教えていただきました。
それが今回紹介する『人工知能がほぼほぼわかる本』です。「はじめに」にもありますが、この本は、人工知能を全く知らない人でも楽しく読めることを目指して書かれた、とのこと。私のように専門知識のない人間にはぴったりでした。

現在の人工知能ブームが第3次ブームであること、人工知能の研究≠ロボットの研究であること、人工知能はどうやって視覚や聴覚の情報を取り込んでいるのか、逆に物事の意味、だったり、触覚、嗅覚、味覚などはなんで人工知能に取り込みにくいのか、などなど、改めて「そうだったのか!」と思ったことばかり。
全体的にイラストが多く使われていたり、語り口が柔らかいので、サクサク読めてしまいます。

人によっては、人工知能ってなんとなく怖いんじゃないか、仕事を全部取られてしまうのでは?といった漠然とした不安を抱えているかも知れません。この本の後半には、現在進行形の活用事例や、人工知能の苦手とするもの、などもきっちり書かれています。個人的には、人工知能が医療の現場で活用できることは驚きでした。人工知能とうまくお付き合いできれば、車の自動運転など、技術的に色々と便利になるのはもちろん、芸術の分野でもAIが活躍できるようになるのは、とても楽しみだな、と思いました。
人工知能に興味がある方はもちろん、そうでない方にも是非読んでいただきたいと思います!


電気通信大学生協 コープショップ 大野悠