動物が好きだ。特にイヌが。いつかは飼いたいと思っている。
映画が好きだ。特に洋画が。いつかは字幕無しで観られるようになりたいと思っている。
先日、新刊の段ボール箱を開けると真っ先に目に飛び込んできたのがこの本だった。タイトルもイラストもイヌが好きで飼いたい、英語を勉強し直したいと常々思っていた私にどストライクだった。
ページを捲ってみると、さすがイヌ英語表現というタイトルだけあってお散歩や健康管理、躾のシーンなどイヌとの生活で使うであろう様々なフレーズが事細かに載っている。「家じゅうで毛が抜ける」「甘がみをする」「無駄吠えをする」など、日頃英語を勉強している人でもイヌとの生活に纏わるフレーズは案外思いつかないのではないだろうか。
そこで、ビジネス英語を勉強している夫に「エサをあげる」って英語で何と言うか知ってる?と聞いてみた。すると私の期待通りに知らない、との返事が。
…やっぱり。この本は使える、と私は確信した。
先々、英語圏でイヌと共に生活をする日が来るかもしれないし、お隣に英語しか通じないイヌ好きな人が越してくるかもしれない。ドッグランに行ったら全員英語で会話してる!なんてこともあるかも。そんな時にこの本で勉強しておけば上手にコミュニケーションが取ることができるだろう。
ここまで、イヌとの生活にだけに使う英語本のような紹介の仕方をしたが、勿論私たちヒトの日常生活に使えるフレーズも満載だ。
そして、あのロングセラーの起きてから寝るまでシリーズだけあって、例題や解説はしっかりしており、無料アプリで音声がダウンロードできるので耳からも学べる優れもの。これは字幕無しで映画を観られるようになりたい私のヒアリングの勉強に大いに役立つだろう。
所々に登場するユルいイヌのイラストが心癒してくれるのもこの本の良いところである。
自分はネコ派だ!という人にはネコ編も同時発売されているのでどうかご安心を。
因みに、この文章の中のカギ括弧部分はこの本に載っているフレーズなので、気になった人はぜひ読んで探していただきたい。
明治学院消費生活協同組合 横浜SB店 清水 ますみ