最近よくテレビで見かける、結構好き勝手な事を言っている人。
でもなぜか気になるこの人はどんな本を書いているのだろう。と興味もあった。
しかし本のタイトル「誰の味方でもありません」こんなにはっきりと強気なタイトルに、もう読むしかない!と思い手に取ってみた。
「はじめに」の一文に「この頃の日本は、何だか怒りっぽい」とある。確かにこの本のオビにもあるように「なんでそんなに怒るの?」と思う事が多々ある。また「時代や環境が変われば「正しさ」は変わってしまう。」と買いてあったのも印象的だった。
「正しさ」や「常識」も人それぞれの捉え方や年代で違うから、何が「正論」かなんて一概には言えないと思った。なんだか「はじめに」だけ読んでも自分の考え方が少しだけ変わったような気がした。本の内容は週刊新潮で連載していたものがもととなっていて、1つのコラムが短めなのでとても読みやすい。
北海学園生協 芦浦沙百合