生協職員からの新刊お奨めの本紹介

『覚悟の磨き方』池田貴将 サンクチュアリ出版

表紙

『覚悟の磨き方』池田貴将 サンクチュアリ出版

 

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により「当たり前」が大きく変わる1年でした。大学生協も例外ではなく、4月にキャンパス内がにぎわうこともなく、食堂の行列もなく、書籍コーナーに立ち寄ってくれる先生や学生も少なくなりました。改めて生協の在り方を考え直す機会も増え、それと同時に、自分自身の仕事に対する向き合い方・覚悟を見つめ直すことも多くなりました。そんな時に、新刊として入荷したこの本のタイトルが目に入り、読んでみることにしました。幕末の志士・吉田松陰の思想が、場面を現代に置き換えて、分かりやすく書かれています。

特に印象に残っているのは、「上が下に接する態度」というところです。私は、松江ショップの書籍コーナーを担当していますが、私だけが担当しているのではなく、パート職員とともに作り上げています。このコロナ禍で、学生・教職員に、本というツールで何を提供するのか。来店が少なくなっていく中で、どんな風に本を展開すれば、手に取ってもらえるのか。考え直していかないといけない中で、パート職員から自由に意見を言ってもらえる関係づくりをより進めていく必要があります。

つい目の前の忙しさで心がいっぱいになってしまいますが、「上司という立場の人は、どんなに忙しい時でも、どんなに疲れているときでも、どんなに心の余裕がない時でも、部下の意見には注意深く耳を傾けなければならないのです。」というこの本に載っている言葉を胸にとめて、この状況に、みんなで立ち向かっていけるように努力しようと思います。

私は自分の状況と照らし合わせて、上記の言葉が胸に刺さりましたが、他にも吉田松陰の強い思いがたくさん詰まっている1冊です。大学生の皆さんにも、これからの大学生活や将来に向けて、刺さる言葉があるはずです。ぜひ、読んでみてください。

島根大学生協 松江ショップ 書籍・校費担当 古賀友菜
島根大学生協 松江ショップ 書籍・校費担当
古賀友菜