生協職員からのおすすめの本紹介

『「手紙屋」〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』喜多川泰著  ディスカヴァー・トゥエンティワン

表紙
『「手紙屋」〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』

喜多川泰著
ディスカヴァー・トゥエンティワン

ISBN
9784887595705

購入はこちら

 

この本は将来について思い悩む大学生の主人公が、「手紙屋」と十通の手紙をやりとりする中で将来へ向け一歩踏み出していく、というストーリーになっています。

突然ですが質問です。皆さんは大学生活楽しんでいますか?「できないことの多さ」に様々なことを諦めがちですか?

私も数年前までは大学生でしたが、恥ずかしながら、やりたいことや目標もなく、できないことだけがよく見つかり、ただ楽しく過ごしていたい、別に私がやらなくても…と思ってしまう、いわゆる「ひねくれ学生」でした。(笑)
そして、「なんとなく大学生になれたし、就職活動もどうにかなるだろう」とも思っていました。
そんな私の心に刺さってきたのは、「手紙屋」の四通目の「思い通りの人生を送る」と、八通目「あなたの成功は世界を変える」の二通です。
私はこの二通を読んで、もしかしたら人生はまだまだ諦めるには早いんじゃないか…?と、少しの希望を持てるようになりました。うまく言葉で表現はできませんが、その感覚は、この本に出会って四年の今でも鮮明に覚えているほどの衝撃でした。
この二通の内容はぜひ読んで確かめていただきたいのですが、最初の質問に対してネガティブな回答になった方ならきっと共感してもらえると思います。

特に大学生の皆さんにこの本をオススメしたいポイントは「十通の手紙の共感ポイントが人によって違う」という所です。今回、私は上の二つの手紙に心が揺れ動いたのですが、私の後輩は別の手紙を挙げてオススメをしてくれました。
読書は一人で噛み締めるもヨシ!ですし、誰かと話しても最高なので、ぜひ友達・家族・生協職員とも話してみてください。

大学生の私は先述した通り「ひねくれ学生」でしたが、そんな私もこの本と出会いをきっかけに、大学生協職員として働いています。
ぜひ、この記事を読んでいただいたあなたが、「出会ってよかった!」という素敵な「縁」に出会えることを応援しています。

鳥取大学生活協同組合  ショップ 書籍担当職員 小池大吾
鳥取大学生活協同組合 
ショップ 書籍担当職員
小池 大吾