生協職員からのおすすめの本紹介

『80歳の壁』和田秀樹著 幻冬舎新書

表紙
『80歳の壁』和田秀樹著 
幻冬舎新書

ISBN
9784344986527

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親や祖父母にはいつまでも元気でいてほしい。そして自分自身も人生の最後まで健康でいたい。これは誰もが思うことではないでしょうか。しかしそうはいかない。これが世界一長生きと言われる日本の現実です。心身ともに健康でいられる「健康寿命」。その年齢は男性72.68歳 女性75.38歳で残りの人生は誰かの介助が必要になると言われています。

私自身も祖父母の介護を経験し知らない事、分からない事が沢山あり後悔が多かったです。

もし将来親の介護が必要になったときは後悔したくない。なんだか自分の老後も不安…。将来ガンや認知症になったら…?
このような事を考える事が多くなったとき書店で目に止まった本が「80歳の壁」でした。

「食べたいものを食べたらいい」「ガンは切らなくてもいい」「病気になる前は怖いけどなってしまっても対処のしようがある」などなど…思わず膝を打つヒントが満載です。

80歳以上の人だけが読む本じゃありません。両親や祖父母の介護・看病をこれから経験するかもしれない若い世代の方にも将来役に立つ一冊だと思います。

それでも80歳なんてまだずっと先の話だし…と思った皆さん。祖父母や両親に「長生きしてね」と書いた付箋メモ付きでこの本をプレゼントしてみてはどうでしょう?

龍谷大学生協 書籍担当 知念真美
龍谷大学生協
R-Uni 書籍担当
知念真美