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生協職員からのおすすめの本紹介
『ニューヨークが教えてくれた”私だけ”の英語 〜「”あなたの英語”だから価値がある」〜』岡田光世著 CCCメディアハウス
中学英語をきちんと自分のものにすれば英語は話せる。音声付き300円の中学の教科書がバイブルである著者の「英語」への愛情と情熱、心からのメッセージが込められた1冊です。
英語が話せないと悩んでいる人、いま一歩積極的に行動できない人にお薦めします。
家族の反対を押し切り、高校時代にアメリカに留学を果たした英語が得意なはずの著者が、「ストレート」という単語さえ通じず、「こんなはずではなかった」と泣き暮らした日々からニューヨークで暮らす現在までのエピソードが綴られています。
ブレイクのきっかけはシンプルな「中学英語」でした。
誰もが知っているシンプルな言葉で心を伝えたら、相手は耳を傾けてくれた体験から、「完璧でなくていい」英語を使って、相手と心を通わせることの素晴らしさを伝えてくれます。
「wear a smile」「笑顔でいる」笑顔はまさに「身につける」もの。
「All it takes is a little courage」「必要なのは、ほんの少しの勇気だ」
各章ごとに素敵なセンテンスが散りばめられ、楽しく読み進められる構成となっています。
「Siriとおしゃべりしてみては？」「教科書の音読」「インスタに英語でコメント」など楽しい英語に囲まれる実践的なヒントも満載です。
地球の裏側で暮らす人に家にいながら出会えるなんて、いい時代になりました。今この瞬間を、ともに生きています。
著者のパワー、貪欲さ、好奇心に心を打たれました。「好きは強い」「継続は強い」と再認識し、読了後、今すぐに英語を勉強しようと勇気が持てます。
大学での時間は自分で管理できる煌めきの時間です！
無数にある道の中から、自分が主体となって道を選んで決めていく人生が始まった大学生のみなさん、自分の可能性を信じて、間違えを恐れず大胆に世界に飛び出してほしいと願っています。
若い皆さんの輝く未来を応援しています。
東京農業大学生活協同組合
アグリ購買書籍部
倉掛麻衣子