高校生活、大学生活について

司会:
先ほど、野尻くんが部活とか文化祭で忙しいなかで、受験勉強をどうやっていったらいいのかってお話があったんですが、皆さん実際、高校生のときどうされていましたか。部活動をやられていた方にお聞きしたいと思います。

沼田くん:
そうですね。部活動と言っていいのかな、高校2年から3年にかけて生徒会活動をやっていました。生徒会長でした。あとは軽音楽部に所属していまして、バイオリンを弾いていました。あとは、先ほど福元さんが英語部に入っていたと言っていたと思うんですけど、僕も高3からは英語部に入っていました。英語のディベート大会という高校生の全国大会があるんですよね。その全国大会に応募して、受験生ながら京都大会を突破して、全国大会に行きました。全国大会の本番が12月の17日とかだったので、センターのちょうど1カ月前、僕は静岡県で英語のディベートをしていました。部活動を続けながら勉強は無理かというと無理じゃない。僕も文化祭の実行委員をやっていたので、結構受験生ながらやんちゃしていましたね。僕は、受験勉強自体始めたのがちょっと遅くて、高3の4月からでした。中高一貫で、80人中の順位しか出ないんですけど、71番だったかな。それが高3、4月の成績で、卒業時はたぶん上から5番目ぐらいまで頑張りました。
たぶんさっき松川さんだったかな、息抜きの方法を質問していたかと思うんですけど、僕はその英語のディベートの練習とか準備を息抜きにしたり、生徒会活動も音楽も息抜きとしてやりつつという感じでした。でも本気なんですよね。勉強じゃないという意味で息抜きという感じでした。

榎本くん:
私も沼田くんと同じで生徒会執行部にいました。野尻くんは、3年秋から勉強して受かるかっていう話でしたよね。

野尻くん:
はい。でも、それまで一応学校の勉強をしていた状態で、そこから受験勉強を始める前提で。


都立中等教育学校2年 野尻 従太くん

榎本くん:
いけるんじゃないですかね。受かると思いますよ。3年の秋から勉強しても受かるか。まあ、本人のやる気次第としか言えない気がしますね。これを言ったら本末転倒なんですけども。でも、数学とか英語って積み重ねって、よく先生から言われたりしませんか。確かに積み重ねかなとは思っていました。でも別に3年生から追い込んでもできないことはないと思うんです。まあ確かにちょいちょいやっておけば良かったなというのを、私はセンターが終わった後に実感しました。

小谷さん:
私は高校で、文化祭の実行委員長と、生徒会の姉妹校委員みたいな、姉妹校に向ける広報活動みたいなことをやっていました。高3の6月の合唱コンクールに向けて、割と毎回練習に出て、そこにも結構時間を取られて。夏になってもあまりやる気になんなくて、結局ちゃん勉強し始めたのは秋だったんですけど。学校の勉強を普通にやっていれば、ある程度基礎は付いていると思っています。受験勉強を始める前から塾に通うのもいいと思うけど、やっぱり秋から始める方が密度が濃いし。あと大学のクラスには夏のインターハイに出て、そのあと秋から勉強しても受かった人も普通にいて、そういう人がいると、まず自分の立ち位置を見て、それで自分は何をするべきかと目標を立ててやっていくことが一番大事だと思うんですね。いつから始めたから落ちる、受かるとかいうのもないんだと思います。

笈田さん:
私も部活には入っていて、部活は高2の秋で終わり、高2の3月まで新聞委員会というのをやっていて、委員会で新聞をつくっていました。私は編集長だったんですけど、学校の終了時刻をオーバーしても顧問がやれ、みたいなことを言う委員会だったので、結構一人でブラックなことをやっていました。私は、昔から自分の今通っている大学に行きたいと言っていた割に成績がまったくついてこなくても、いやあ行けるだろうとポジティブシンキングしていて、高2ぐらいから危機感を持ち始めて勉強を始めました。私の学校は英語が習熟度別クラスというのになっていまして、A、B、Cと分かれていて、最初はCクラスという一番下のクラスから入って、最終的にAのクラスにまで。というので、私も最初からこつこつやっていたわけではなくて、最初は底辺みたいなところから始まったんです。
高3の夏から間に合うかって言われたら、本当に志望する大学と、そのときの自分の立ち位置というものが正直あるっちゃあるんですけど、やはり受験は、根性論じゃないですけど、自分がどれだけそこに行きたいかだと思います。自分の志望校への思いというか、その志望校に行って、最終的に何がやりたいのかというのが明確に決まっていると、たぶん受験のモチベーションが上がると思うし、モチベーションが上がると勉強しようという気にもなってくると思うので。それにプラス正しい勉強法というのも大事だと思うんですけど、勉強はある程度先生が教えてくれて、自分の感覚にマッチしたら、それが正しい勉強法なので続けてください。今は新2年とかだと、志望校っていうのががっつり決まっていない子もいるとは思うんですけど、自分の志望校とかもしっかり決めて最終的に何がやりたいかを明確にして欲しいです。例えば、私だったら文学部に入って、さらに日本史までやりたいみたいな。最後まで決めておくと、モチベーションというのは付いてくるかなと思います。高3の夏、秋からで間に合うかと言われると、学力の差があると思いますけれども、やはりやる気があるかないかというのが一番大きいのかなという気がします。

宮村くん:
自分は部活も何にもしていない人なんで、ちょっとそっちの意見を。自分は超こつこつ型だったんです。ラ・サールには劣等感にまみれながら入学したので、もうこれは巻き返すしかないと思って高1から部活にも入らず、帰ったらずっと勉強みたいな感じでやっていたんですね。その結果、高1の最初のテストとかでも確か62人中の50番とかで、もうどうしようもないと思ったレベルだったんですけど、そこから勉強して、中間では15番ぐらいには上がったんです。それで、ずっとそのままこつこつこつこつやって、だいたい夏休みぐらいのときに一桁に入って、そこからずっと一桁の順位でした。そして、たまにバザーの活動とかに参加していたんですけど、部活は本当に何もしなかったです。だから、下校したら常に時間があって、常に時間があるので勉強するみたいな感じだったんですよ。その結果、たぶんもう高2ぐらいの段階で東大A判定ぐらい出ていました。でも高3になったら勉強時間下がっちゃったんですね。何か、自分のやりたい勉強やろうみたいな感じで適当に数学のコンテストとかに書いて送るみたいな感じで、全然受験勉強しない感じでした。自分は結構勉強時間のトラッキングをしていたんですけど、やっぱり、高2と高3で勉強時間が全然変わんなかったんですね。だいたい学期で500時間とか、それぐらいでした。なので、部活が終わって密を詰めて受かるというやり方もあるし、まんべんなくやってそのまんま行くみたいな感じでも行けるのかなと思います。

司会:
ありがとございます。
では次に、仁科さんと野尻くんが大学生活についてお聞きしたいということだったので、大学生の方々に、課外活動にどれぐらい自分は時間を割いているか、大学の勉強とどういうふうに折り合いをつけているのかっていうことをお伺いしたいと思います。


京都大学3年 沼田 大季くん

沼田くん:
僕本当は柴田さんと同じ同期の次4年目なんですけど、入って1年目で学部変わったせいで、2回1年生やっているんで、ちょっとずれて3年生なんで、今丸3年大学に行ったわけなんですね。最初の1年間は、もう本当に遊びまくりました。サークルにも10個ぐらい入っていました。どれも週1回とか、月1回とかの活動でほとんど毎日サークルで予定を埋めて、本当にサークルしかしない1年間。2年目はちょっとやばいなと思って、学部も変わったんで勉強を始めて、勉強とバイトを四つかけ持ち。家庭教師とホテルのバイトと不動産と塾講師、四つやっていました。そんな2年生でした。3年目になって勉強に本腰を入れつつ、バンドが軌道に乗ったので、バンド活動をすごく頑張ってやっています。何が言いたいかと言うと、忙しくしようとすれば、いくらでも忙しくできるということです。「大学に入ったら時間がないって本当か」という質問だったと思うんですけど、本当にめちゃくちゃ暇そうな人もいるし、僕の友達でまったく勉強もしないバイトもほとんどしない、遊びもたまにする、ずっと家にいてゲームしているみたいな子もいます。さっきの話だと、演劇も、将棋も、文芸もやっていてっていう感じで、いろいろやりたいことがあるなら、大学に入ってもやろうと思えば何でもできると思います。勉強も、大学によりますけど、自分のペースに合わせた授業を取れば、いくらでも可能です。高校の授業は、みんな決まっていると思うんですよね。朝何時に学校に行って、何時に帰らなきゃいけないっていうのが毎週同じ時間割だと思うんです。でも僕たちは、半年間自分たちの好きなように授業を組めるので、最初の2年間をすごい頑張って、あと2年間は留学に行ったり、インターンに行ったりすることによって、学校にはほとんど来ないみたいな生徒もいます。逆に最初に遊んじゃったから最後帳尻合わせにめっちゃ頑張って、最後の1年間ずっと学校にいるみたいな先輩もいます。それは本当に自分次第としか言えないと思います。

宮村くん:
はい。まったく同感だと思います。やりたければいくらでも忙しくなれるし、やりたくなければずっとニートみたいなこともできるので、めっちゃこういうことをやっているよというのを聞く人もいれば、あいつ生きているのかっていう人もいます。なので、本当に大学の授業に対して、確実に言えることは受験勉強よりは絶対に忙しくない。そして、大変ではないということ。それは定期テストとか、大学の期末とかでもそのとおりで、全然忙しくないです。サークルとかに本当に精を出すという選択肢もあるし、大学の授業をがっちりということもできます。サークルじゃなくて部活動とかに入って自分は剣道をやりたいんだみたいなことを言って、2年生は剣道をがっちりみたいな人もいるし、大学の授業でこれ取りたいあれ取りたいなって、時間割組み込んで、もうずっと大学にこもっているみたいな人もいます。本当にサボりたければいくらでもサボれます。がっちり時間割が入っているわけでもないので、空コマができたら、じゃあカフェに行こうか、下北沢にスイーツ、ランチにでも行こうかみたいな感じでもできます。という感じで結構自由です。

榎本くん:
本当にその通りだと思います。忙しくしようと思えば、いくらでも忙しくなりますし、だらけようと思えば、いくらでもだらけることができる。学芸大なので、ちょっと教員に絡んだ話をさせていただくと、教員免許を取ろうとすると、たぶん他の大学の方々は、めちゃくちゃ忙しくなると思います。大学では、そもそも取らなきゃいけない卒業に必要な単位がありますよね。それに加えて教員免許を取るための新たな授業も取らなくちゃいけなくなるので、だからついでに教員免許取っとくかとすると、地獄を見るかもしれません。あとは理系だと、たぶん大学の授業で実験が入ってくるんですよね。その実験が、90分×3コマぐらいが平均で、270分ぐらい拘束されたりするので、理系に進むと忙しくなるのかなあと周りの友達を見たりして思いますね。ただ、教員と理学、理工とかにまったく絡まない場合は、本当に暇になると思います。

小谷さん:
私の学校だと理系は中間テストがあるのに、文系はその日は休みで、ディズニーに行くみたいなことがあって、結構理系だったら大変な感じです。あとは私の大学は、2年の夏までは前期後期とあって、学部をそのあと選ぶんですけれど、そのときに行きたい学部に行くのに点数が必要になるんです。私のいる文科二類というところは経済学部に行くんですけれど、今経済とか大変ですね。進振りって制度なんですけど、進振りが大変な人は試験前に結構勉強しないといけないし、逆に結構そんなに点数いらないという人は、割と単位取っておけばいいみたいな感じなんですね。忙しさは学部によって違います。私は週3でバイトして、サークルも毎週土曜日が固定であるのと、あとは学園祭の準備が本番に近づくにつれてどんどん忙しくなってくって感じで、勉強ばっかりっていうよりは割とサークルと課外活動の方に重点を置いた生活をしています。でもテスト2週間ぐらい前は図書館で閉館までずっと勉強しているみたいな生活をしていました。なので、私は基本はサークルだけど、テスト前に関しては、すごいテスト勉強に集中しているという感じです。あとは、自分は公認会計士の資格を取りたくて、その勉強をしているので、1週間のスケジュールをつくって、何だろう、例えばこの日はサークルがあるとか、だったら、その空き時間にちょっと30分やるとか、そういうふうに立てていくと、勉強と課外活動の両立ができるなあと思います。

笈田さん:
本当に皆さんがおっしゃられているとおり。遊びたいと思えば遊ぶ方にシフトもできるし、勉強したいと思えば勉強にもシフトできるというのが大学のいいところかなとも思います。私の大学は、制限単位数というのが学部ごとにありまして、大学って春学期と秋学期と、半年ごとに自分の好きな授業を取っていくんですけど、その数に制限が私の学校はあります。基本的に1授業2単位なんですけど。20単位、つまり週10授業までしか取れないんですね。それに、教職に行きたいとか、学芸員やりたい、司書やりたいという人たちは、非算入単位と言われているものを加えていって、忙しくしているっていう感じです。何も取らないという人だと、もう残りの時間はサークルに行く人もいれば、バイトの人もいるという形です。私は、要卒業単位もあるので、基本的に週MAX22授業か、20授業ぐらいを半年ごとに入れています。それをやりつつ、週2回ぐらいはバイトを入れて、あとサークルと、私日本の文化が好きなので、着物の着付け教室に通っているんですけど、そういうのも入れつつというのが今の生活ですね。実家通いなので、神奈川から東京っていうと、1時間半ぐらいはかかるので、その間に、TOEICの勉強、試験勉強とかをしています。受験のときも電車通学だったので、電車のなかで勉強するということは、その時期から慣れていたので、その時間を勉強にあてて大学生生活をしています。まとめると、自分の好きにできるということですね。1年生のときから外で、それこそジャーナリズム系だったら、外で新聞系のバイトというのをサークルの先輩から紹介してもらってやっているみたいな人や、サークルを通じてさらに外の会社とリンクを持つみたいな人も結構いるので、自分で本当に広げようと思えばいくらでも広げられるのかなとは思います。

司会:
ありがとうございます。


全国の新入生応援サイトを見つける