受験生に向けての応援メッセージ

集合写真

司会:
最後の質問になるんですが、この座談会は、ウエブサイト等にも掲載されて、全国の高校生とその保護者の方がご覧になります。それを見ている高校生と、その保護者の方に向けてメッセージを最後にお伝えいただきたいと考えています。

沼田くん:
僕が受験で特に気を付けていた四つのポイントをお伝えします。一つ目はさっき言っていた自分ルールですね。二つ目は、自己分析です。性格も含めた自己分析をちゃんとして、それを踏まえたうえで年から月、そして週、日っていうような計画を立てていくこと。それを臨機応変に、ちゃんとこなしていくことですね。あとは志望校は、なるべく高めに設定しておく方がいいです。後から落とすことはできても、上げることって結構難しいので、あと小谷さんも言っていたんですけど、志望校は公言した方がいいと思います。僕も、まったくレベルが及んでいない段階から京大に行くってことを、みんなに言って、受かってからはもうほとんどのクラスメートに、おまえだけは落ちると思っていたと言われたんで、してやったりかなっていう感じですね。公言すると何がいいかって言うと、プライドが高ければ高いほど、それを守りにいくんで勉強します。ここ、大事です。もう受からなきゃいけないっていう背水の陣にすることが、すごい大事だと思います。最後に勉強の仕方なんですけど、勉強は質×量なので、これは本当に正しいです。僕は量が圧倒的に足らなかったんで、取りあえず質を上げることを頑張りました。それは、自分で分析して、自分の性格に合った勉強法を自分なりに探して見つけて欲しいです。
今日5人いて、みんなばらばらなこと、特に僕と小谷さん、真逆のことを言っていましたけど、性格とか自分の今の状況によって全然違ってくると思うので、それは今日いろんな話が聞けたっていうことで参考にして、自分なりの勉強方法を考えてほしいです。頑張ってください。

宮村くん:
全体的な総括になるんですけど、高校生のときにいろんな経験をしておいてほしいなと、自分が反面教師的に思っています。自分は部活動もやってないし、帰ったら勉強のみっていうような高校生活を送っていたばっかりに、大学に入ってから何をしていいか分からない感じです。志望校も一番偏差値が高いからとそれだけで決めている。特に、別にそこに行って、法学部で法を勉強したいんだ、弁護士になりたいんだみたいな感じじゃなかったから、入ってからは目標を失った形です。例えば部活に入っていれば、そこの縦社会みたいなものが学べたりできるし、いろんな活動に従事していれば、そこで興味も生まれたりとかもあるので、受験勉強だけが高校の全てじゃないっていうのは思っていて、いろんな経験をして欲しいなって思っています。大学は本当に選択肢がたくさんあるから、途方に暮れて、なんにもやる気がなくなって終わるっていうパターンも多いと思うんですよ。高校の場合だと受験に受かるっていう、その目標一つだけなので、それをやれば自分は高校生の中の勝ち組みたいな感じになっちゃうんですけど、大学って何をしたら勝ち組という評価になるのか分からないんですよね。それは自分がやりたいことをやっていれば、勝ち組になれるっていう意識が必要な気がしていて、目標を失わないためにもいろんな経験を積むっていうのを、高校生のうちからやっておいて欲しいなと思います。

榎本さん:
宮村さん、素晴らしいことを言ってくれました。ただ私の高校生活は、宮村さんと逆なんですね。勉強しなかった、勉強以外のことをやりまくって、やりたいことは見つかったけど、それに及ぶ学力が足りなくて、何もできない。大学で何もできない可能性があったので、学力も大事です。本当にいろんなことをやってください。いろんなことに触れて、自分の興味がある分野を増やしていけば、悪い言い方をすると受験の第1志望は無理だとしても、もしかしたら別の自分の素晴らしい世界に入れる、素晴らしい世界が待っている分野に行けるかもしれない。勉強にも、その他のいろんなことにも広く目を向けてください。あと広いところに目を向けつつ勉強はやっていくので、やっぱり必要なのは、すぐ物事に手を付けることだと思うんですね。後でやるからいいや、この勉強はいつかやるでしょうっていくと、平気で3年生のセンター前まで引きずっていったり、2次試験前まで引きずっていったりしかねないので、思い立ったらやることは、非常に大事かなと思います。そうやっていけば、勉強も余裕ができますし、先ほど言ったように勉強以外のいろんなことにも着手できると思うので、頑張ってください。

小谷さん:
私は、まず今部活をやっている子にアドバイスですけど、受験勉強を理由に、諦めることをしないで欲しくて、よく「二兎を追う者は一兎をも得ず」って言いますけど、友だちが言っていたのが「二兎を追わざる者は一兎をも得ず」。自分がやりたいことを、全部完璧にやってやろうっていう心意気で、終わったときに、全部じゃなくてもほとんどができていれば、満足感はあると思います。受験勉強をするんだったら部活をやめようとか、そういう感じでやるよりは、部活もちゃんとやって受験もやるという、その二兎を追う、どっちも達成するぞくらいの気持ちでやって欲しいです。あともう1つ、よく受験できる幸せと言われることがあると思うんです。たぶん受験生のときには分からないと思うんですけど、実際に大学に入ったら、地方出身の女の子で、東大を受けるってことに対して、おばあちゃんからすごい反対されたって言う人もいました。だから浪人とかも許さないし、一人暮らしするとしてもお金の援助はしてくれない、そういう子っているんだなって分かったときに、自分が受験のとき、東大受験を応援してくれた人がいたっていうのは大きかったと思います。受験を応援してくれている人がいるなら、それに応えるような勉強をちゃんとすべきだなと思いました。

笈田さん:
一つは、宮村さんが言っていたように自分の好きなものっていうのを高校時代に見つけておいて欲しいなっていうのは思いました。もう一つは、人生をじっくり生きて欲しいなと思います。周りからいろいろ言われると思うんです。文系に決めたって言っても、すぐ文学部の就職率が悪いとか、理系の方が就職率がいいとか、文系の中でも政治とか法律の方が就職率がいいとか、親御さんは心配して、法律系行きなさいとか、理系行きなさいとか言ってくれたり、先生からもいろいろ言われると思うんです。それは、全員、自分のためを思ってくれているからアドバイスをくれる。それをありがたいなと思って、1回は受け取って欲しいんですけど、それに流されるんじゃなくて、その中から情報を取っていって欲しいと思います。政治系の方が就職率がいいと聞いたら、本当なのか、ニュースや新聞などから、本当かどうかを調べて欲しい。そこから、じゃあ自分は安定した職につきたいのか、勉強とかに集中して、自分の好きなことに費やしたいのか、自分で1回考えてみる。そういう時間を持って欲しいです。、勉強法とかも全員違うじゃないですか。これを見る人たちが、この勉強法、間違っていると思ったとしても、1回受け入れてから、じゃあ、自分はどうしたいかと考えることを大事にしていって欲しいです。

司会:
はい、ありがとうございました。
大学生の皆さん、素晴らしいメッセージをありがとうございます。では本日の座談会は以上となります。皆さん、ご参加いただきありがとうございました。

集合写真


全国の新入生応援サイトを見つける