お勧めの参考書や勉強法

司会:
自分の中でのお勧めの参考書や、または勉強法について教えていただけたらと思います。

小川さん:
お勧めの参考書は、駿台文庫の『新・英文法頻出問題演習』です。私は英語が苦手だったので英語の基礎から始めて、ある程度身に付いたなと思ったときにこの参考書をひたすら解いていました。たぶん10周以上は解いたと思います。ポイントとしてはまず薄いことです。あとこの参考書はすごくシンプルで、自分で好きに書き込んだりとかもできます。何よりも一番のお勧めポイントは問題の質が高いことです。少しレベルとしては難しいのですけれども、本番で使える実力をつけるために私はこれをひたすら解いていました。勉強方法は、時間配分が下手だったので、その対策のために勉強時間を計ってそれを勉強アプリにひたすら登録していました。そうしたら、教科ごと、参考書ごとに今日は何時間勉強をしたというのが目に見えて分かるんですね。私はトイレに行く時間とか、少し何かぼうっとしてしまう時間とかも、その間はストップウオッチを止めて、その時間を計らないようにしていました。勉強アプリを後で見返したときに、きちんと集中して勉強をしていた時間が目に見えて、私はこれだけ勉強をしたんだという自信になるようにしていました。その上、時間を計っていくことによって、私はこの問題をこれだけ時間がかかってしまうんだと分かるようになったので、今度からは少しずつもう少し速く解いていこうと心がけたら、テストも時間内に解き終わるようになりました。


慶應義塾大学 法学部 3年 坂本 文香さん

坂本さん:
私のお勧めの参考書は、世界史になりますが、Z会の『実力をつける100題』という問題集です。日本史もそのバージョンがあるので、確認として自分は解いていました。レベルが割と高めな問題ですが、きちんと基礎的な部分を網羅しているというのが私が好きなポイントです。あとは、難しい単語がたまに出てきたりもするんです。慶應は割とそういう問題がよく出るので、おかげで教科書にはすごく小さくしか載っていないような単語にも目がいくようになりました。お勧めの勉強法は、朝方に勉強をするのがお勧めです。私は高校時代に徹夜ができなくて1回もしたことがないぐらい、本当に寝るのが大好きなのです。だから受験生の高3の夏からは、朝5時に起きて1時間ぐらい歴史とか暗記系をやって、ご飯を食べて、塾とか学校へ行ってみたいな感じでした。計画を立てて、毎日、毎日ルーティンみたいな感じでやっていくことで、自然に早起きもつらくなくなるし、朝なので、記憶系とか、暗記系とかだと入りやすい。何より健康的で、一回も風邪とかもひかなかったので、朝早く起きて勉強をするというのはお勧めかなと思います。

高城さん:
私のお勧めの参考書は、英単語帳で鉄緑会の『東大英単語熟語鉄壁』というものです。接頭辞とか一つの単語を分解して解説をしてくれたり、イメージを付けるためにイラストが描かれていたりしている単語帳なんです。例えば入試会場で、単語帳にも全然出たことのない単語でも、分解して考えてみればこういう意味になるのだろうかなみたいな推測ができるようになることもお勧めのポイントです。もう一つ、物理をやっている人に、河合塾シリーズの『物理のエッセンス』がすごくお勧めです。物理を勉強し始めた人の、入門の人向けの本で、基本的な問題がたくさん載っている本です。基本さえ分かっていれば、大学入試問題までは解けると思うので、その基礎レベルの問題集をしっかりやることが大切かなと思います。

佐藤さん:
私は、予備校や塾で配られたテキストを何周もしていました。参考書は一つだけ、世界史の『時代と流れで覚える! 世界史B用語』がとてもよかったです。これは単語も地図も、一緒に覚えられるものだったのです。すごく重宝したし、調べるときに使うのも楽だったので、それは持っておくべきだと思います。勉強方法としては、時間をしっかり計ったり、区切ったりするというのが、とても有効だと思います。私は50分やって、10分休憩というサイクルで勉強していました。自分で締め切りを設けることによって、時間を有効に、集中して使うことができると思います。

染谷さん:
勉強方法や参考書の使い方は、例えば東大の人がやったから正解だとか、早慶の人がやっているからこれが絶対に正解だというのはなくて、やっていくうちに自分で見つけていくものだと思うので、こうしたらもっとよくなるのではないかなと、常に考えながら動くことが大事だと思います。共通して言えることは、勉強をする前にスケジュールを立てる。僕はだいたい1日の最初に、大まかなのですけれど、9時から9時半まで英単語、9時半から10時半まで英文法をやって、11時半まで長文をやって、12時から社会、古文、英語長文、現代文みたいな感じで勉強していました。こうしたときに、休憩という時間がないではないですか。休憩はいつ取ってもいいんですよ。例えば50分やって、10分休憩しようという人もいれば、英語の後に現代文をやって、少し頭の使い方が変わったから、少し脳も休まって休憩ができているなと思ったら、続ければいいし。少し眠いから途中でも一回、休憩を挟んでも良い。休日のときには、1週間でやったことを振り返り、ここができていないから、今日はここをやろうかなみたいな、調節をしていくというやり方がいいのではないかと思います。参考書は、まず英熟語で悩む人は、Z会の『解体英熟語』がお勧めです。これは前置詞の使い方、「on」のイメージとか、「to」が持っている意味が書いてあるので何となくイメージが付きます。英単語で言うと『システム英単語』もお勧めです。CDが別売りなのですが付いているので、どうしてもやる気がないときにも、塾や学校まで歩いている時間に聞くことができるので良いと思います。英語に言えるのは、とにかく音読が大事だなと。自分で読んでいても、発音が分からないので、絶対にCD付きの方が良いです。『英語長文ハイパートレーニング』とか、CD付きらしいのでいいと思います。

漢文は『漢文早覚え速答法』がお勧めです。僕が一番お勧めしたいのは、YouTubeで見られる映像授業のTry ITというところにある、『古典文法入門』というものです。黒須宣行先生という先生が出ているのですが、この先生は、河合塾で僕が直接教わっていた人です。生で教わっていた先生なので、僕が河合塾に課金していたものを無料で受けることができる。なんと素晴らしい。ずっと予備校のプロとしてやっているので、古典をどうしたらいいのかなと思ったら、ぜひこの黒須先生の、『古典文法入門』をぜひ見てください。政経は、『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』。これ見たい人は見てください。とても分かりやすく書いてあるのでお勧めです。

鈴木さん:
私は世界史と、英語の英単語のお勧めを紹介したいと思います。まずは東進ブックスの『世界史』。たぶん本屋で見たことがあると思います。あとはダイソーで売っている、すごく細い付箋があるではないですか。あれを分からない単語に貼っておくと、自分は全然分かっていないなと可視化されるから、取りあえず全部消すまでやろうとしていました。あと模試とかテストの答え合わせの根拠を、先ほどの参考書で見つけるようにしていました。早稲田の問題は、本当に重箱の隅をつつくような問題なんですよ。だから覚えることがあり過ぎて、本当に心が折れそうになったのですが、これに載っていなかったら出てもしょうがないと思って、この1冊だけは絶対に完璧にしようと頑張っていました。先ほどYouTubeが出たのですが、私も世界史だけはYouTubeで見ていていました。片仮名でムンディという人の動画です。その人の授業が、私にとって本当に分かりやすかったです。英語は、アルクの『ユメタン』を使っていました。1週間掛けて100語覚えるというシステムで、私は一気にたくさんは、すごく嫌いなので、1週間で100語だったら1日で換算したら十何だし、いけるかなと思ってこれをやっていました。国語に関しては、古文、漢文の問題が苦手だったので、先生に私はラブストーリーの問題を解きたいとリクエストをして、学校の先生のところに通いながら教えてもらいました。そういう自分が楽しめるような教材をリクエストするみたいなことをしていました。

大垣さん:
僕も彼女と同じように、これと決めた参考書とか学校で指定されたものを、しっかり勉強するために、付箋を100均で買って、英単語帳とかは付箋まみれ。この英単語を覚えたら、その付箋を付箋用のごみ箱に捨てるようにしたら、付箋がだんだん、どんどんとたまっていって、これだけ覚えたぞとモチベーションになっていく。生活の中で付箋が自分の知識量に比例していくのが、すごく楽しいと思っていました。いろいろな参考書のお勧めをされているとは思うのですが、1冊の参考書を何回も深くやった方が、定着がしやすいのかなと思います。自分に合った参考書を見つけて、何回も反復して勉強していったら、知識もたぶん深くなっていくのかなと思います。


名古屋大学 理学部 2年 山腰 春奈さん

山腰さん:
私も英単語の『システム英単語』が学校で指定されていました。「ミニマルフレーズ」という覚える単語を含めたものを、一気に覚えるという方法で勉強していきます。CDが別売りで付いていて、そのCDを流して発音しながら、付箋を付けて覚えたら取っていくという方式でした。一回この単語帳の単語を見たときに、今絶対に覚えようとプレッシャーを掛けるのではなくて、さらっと見るのを毎日続けていくと一夜漬けとか短時間でやるよりも、記憶に残りやすかったかなと思います。

鶴見さん:
僕からは物理なのですが『微積で解いて得する物理』がお勧めです。分野で言うと力学とか電磁気学あたりは、微分積分を導入すればあれは全部つながってくるので、公式がきちんと意味を成すのです。僕はすごく暗記が苦手で、覚えられなかったのですが、そういった話がつながっていくのを理解していったときには、覚えなくてもいいという安心感がありました。理解で全部つながっていくから符合とかのミスも減りますし、何より問題がどういう意味を成しているのか分かってくるのがいい。物理が分かってくると、数学の微分積分自体を理解するヒントにもなってきて、お互いに相乗効果で上がってくる気がします。 もしよければ参考書コーナー以外のところも、少しのぞいてみて、『微積で解いて得する物理』を購入してみると、大学に入ってからも楽です。大学1年の、特に前期にやったことが、全部その参考書で収まっていたレベルだったので、やっていてよかったと思ったのでぜひ。勉強法としては、モチベーションをとにかく上げ続ける。計画もびっちり練るのは苦手だったのですが、常に計画するわけではないけれども、自分の状況を常に把握することを意識していました。たくさん頭を使うということを大事にしてほしいですね。例えば英単語を10回書いたところで、頭を使っていなければたぶん筋トレにしかならないんです。頭が疲れるような勉強方法を意識したりして、頭を経由してアウトプットというのも全体の勉強方法として大事にしていました。あとは友達とか先生とかと、とにかく勉強の方法とか、いろんなことを話し合っていました。自分のアイデアではやっぱり限界があるので、友達の発想も取り入れていました。ぜひいろんな仲間を集めて、お互いに磨き合ってくれたらいいかと思います。

山田さん:
私のお勧めの参考書は、『スクランブル英文法』という文法の教科書です。高1の夏から、高2の夏ぐらいまではベーシックをやって、高2の秋以降は、ずっとベーシックではない、普通のものを解いていました。左1ページに入試問題があって、右ページで、その入試問題の解説をしてくれるというのが売りで、入試問題では4択の入試問題が多いので、赤シートで隠しながら答えて、右で解説を読んで理解するというのを、よくやっていました。このスクランブルを、ベーシックと普通のを解けば、英熟語や文法事項は、東大に行く分には全然足りるので、取りあえずその1冊を完成させることを目標にしていました。私は模試の間違えた問題をすごく大事にしていました。合っている問題は、もうそれ以上に可能性を秘めていないのですけれども、間違った問題の方が、まだ可能性があるのですよ。一度してしまった失敗から学ぶというのを大事にしていて、その失敗から学べば学ぶ分だけ、また新しい知識が増えるし、一度してしまった失敗を繰り返すのは恥だという自戒を込めて、本当に模試の復習は力を入れてやっていました。模試は、そんなにレベルの高いものを受ける必要はなくて、河合塾とかの模試を受けていました。河合塾の模試は結構、基本的なことを聞かれるので、そこでできなかったことは、自分は基本ができていないのだと思って復習していました。解答を写すだけでも、頭に解答が定着するものなので、模試の復習は本当に大事にしたいです。

澤田さん:
僕もスクランブルがお勧めです。やっておけばセンター試験は怖くないし、東大の2次試験でも対策の必要がないぐらいの力は付くと思います。あとは最後なので、皆さんが大好きな英語の、『速読英単語』の上級編というのを、僕はお勧めしたいです。 僕が受験のために使った英単語帳は、学校で配られていた『ターゲット1200』『ターゲット1900』と、『速読英単語』の3冊しか使っていません。『速読英単語』は、使い始めたのは高2の冬で、上級編なのでレベルが高いのですよ。入試問題から引っ張ってきた長文が載っているのですけれども、だいたいの長文が、2回、3回読み直さないと、文法が取れないんです。だけれども普通に読んで面白いのですね。載っている長文を音読してくれるCDが付いていて、それを聞いていました。

東大は2次試験でもリスニングがあって、結構配点が大きくて大事なので聞いていました。リスニングのCDは、1倍と、1・5倍と、少し速めのスピードで再生してくれるものもあって、結構使っていました。英単語の勉強は単語帳何冊かで十分という話をしたのですが、どれだけ英単語を完璧にしても、知らない単語は絶対に一つは出るのですよ。そのときにどうするかというと、推測するのですね。他の文脈とか、話の流れ的にこういう意味なのだろうなと推測する力が、絶対に必要で、そのために、少しレベルの高い文章を読み慣れておくということが必要だと思うのです。それができるのが『速読英単語』だと、僕は思っています。勉強法は、自分で答案を考えてつくる問題は、先生とか塾の人とか、絶対に見てもらった方がいいです。人に見られるものだというものを意識して、案をつくっておかないと、自分だけが分かる答案を書いて出して、それで満点がくるかというと、それは怪しいではないですか。だから人に見てもらう、採点をしてもらう、添削をしてもらうというのは、積極的にやった方がいいと思います。


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