受験期のストレス解消法とモチベーションアップの方法

司会:
受験自体のストレスの解消方法やどうやってモチベーションを保っていられたかということを一人ずつ話していただきたいと思います。

小川さん:
私は、志望校を決めたのも本格的に受験モードにしたのも高2の秋から冬にかけてでした。
私、AOを受けたんですね。受けた理由としては自分が行きたい学部に一つでも受かるチャンスを増やしたいという思いでした。結果的に不合格だったので、私は一般で入りました。そのAOの入試が、8月が最初の出願締め切りだったんです。一般だと12月、1月が出願だと思うんです。つまり、人よりもすごく勉強の意識が早かったんですよ。なので、一匹狼的で周りのことをシャットダウンしていました。AOに落ちた後は、それをどう挽回していくかとか思ったときにすごくストレスが掛かっていました。自分の中では頑張っていたかもしれないけれど、やっぱり一般しか考えていなかった人に比べたら勉強に差があるんですよ。他にも嫌だったのが、推薦で先に慶應に受かった人が身近にいたことですね。そういう面がすごいストレスになりました。11月のあたりは何もやる気がでなかったです。そこからどう挽回したかと言うと、それまで自分が何を勉強してきたか、人よりもちょっと早めに受験を意識したということを思い出して自信にしたり、あと、勉強が嫌になったときも学校だけは行っていました。学校には行って、学校の勉強はしっかりやる。授業はきちんと受けるということをしていたら、私はいままでこれだけ頑張ってきたんだ、やってきたんだという自信になりました。指定校の人も私と受験のタイミングが違っただけで、私は個人的に、受験がいつ終わるかは誕生日みたいに人によって違うものだと考えていました。そういうふうに私は私と考えて、ストレスは乗り越えました。

坂本さん:
ストレス解消は、勉強以外の時間は全力で勉強のことを忘れるということをしていました。
基本的に高3のときは学校が午前中で終わったので、午後は塾に行って、そこの自習室で一人でずっと勉強をしていたんです。その分、午前の学校の時間は友達とよく話すし、すごく遊ぶ。授業は一応聞くんですけれど、それ以外の10分休みの時間でも、本当に人と話したりしていました。行事が盛んな学校だったので、高3の10月に運動会もあったんですが、それも朝練をきちんとやって、体育の時間も全力でやって、放課後も残ったり、本当に勉強以外の時間を全力でやることによって切り替えもできていたと思います。本当に友達と話すことは結構大事だと思っています。ただ単に受験がつらいと言っているだけで、結構ストレスはなくなるかなと思うので、友達と話して切り替えるということが私のストレス解消法だったかなと思います。

高城さん:
私はあまりストレスを感じた覚えがないんです。どうしても模試の結果とかで不安になったりすると思うんですけど、点数だけを見るのではなくて、電磁気はゼロ点だけど、力学は完璧。だから後は電磁気をやれば完璧のように、完璧な単元を増やしていっていました。ここさえできれば後はもう何でもいいぐらいの楽観的な気持ちで受ければ、そんなに精神的に物理が駄目駄目だったと思うのではなくて、できるところ、できたところを喜んでしまえば楽しいかなと思いました。

佐藤さん:
私はストレスや不安は日記に書いていました。やっぱり頭の中にあるだけだと、もやもやとして、いろんなことを圧迫してしまうんですが、言語化して頭の隅に置くことによって結構すっきりして有効でした。

染谷さん:
ストレス解消法法については、1カ月に1回は絶対に遊んでいました。日曜日の夕方で塾が閉まってしまうので、その後は友達を誘ってご飯に行っていました。受験が後半になるにつれて、やっぱりつらくなってくる、過去問を解くにつれて、脳みそもかなり使うから、すごく疲れてくるんです。そういうときは、逆に遊びの回数を増やしていました。僕は塾でしか勉強をしなかったので、塾に行かないときはどうせ勉強ができないから、もう遊んでしまえと思っていました。あとは、あまり勉強をしよう、しようと思わないことですね。できないときはできない。やれるときに最善を尽くしましょう。

鈴木さん:
私はストレスをストレスだと思ったことがなくて、勉強が楽しかったです。勉強を勉強と捉えなかったから楽しかったんだろうなと、今思っています。例えば国語を読むとか英語を読むとかというのも、勉強をしているのではなくて、私は物語を読んでいると捉え直すことで、勉強をストレスと感じないように当時は工夫していたのかなと思います。とはいえ、緊張しやすいので本番はかなりどきどきだったので、そのときにやっていた気味の悪い方法を一つ残していこうと思います。みんな風邪対策でマスクをするんですけれど、マスクの下ですごく笑いながら受験をするという方法です。笑っていると、思い込みもあると思うんですけれど、脳みそがだまされて、今楽しいと思っているようにだんだんなってくる気がするんです。自分がいかに勉強を楽しくできるかという環境を、自分と相談してつくってあげていたかなと思います。

大垣さん:
他の人と不安とか悩みとかを共有するのはすごく大事だなと思っています。受験は絶対緊張しますよね。それはもう当たり前なんですよ。でも、自分だけではなくて他の人も緊張していると思えば、少しは気が楽になると思うんです。そういうふうに、友達とか学校の先生とかいろんな人に、自分の悩みとかを打ち明けて相談してみても不安が解消されると思います。自分だけではないんだという気持ちを持つことも大事かなと思います。これは受験勉強だけではなくて、常日ごろの、例えば部活動がうまくいかないときとかでも全然使えるとは思うので、ぜひ参考にしてみてください。

山腰さん:
ストレス解消法として私も人と話すということが本当に大事だと思っています。今一人暮らしをしていて、切実に思うんですよ。テスト期間前とか一人で一日中勉強をして、家に帰っても親がいなくて、今日、店員さんとしか話してないな、みたいなときがあって、本当に病んでいるんですよ。だから受験期にそんなに病まなかったのは、やっぱり友達と話せたということと、親に思ったことを全部言えたからかなと思っているので、学校に行って話す時間はすごく大切にして欲しいなと思います。あとは、ストレスをためないためにというのかは分からないんですけれど、自分の好きなことをやる時間を少し設定していた時期があります。高3の夏休みに、一日中勉強することを何日間も続けていたらちょっと無理が来るなと思ったので、甲子園の試合を見ようという時間を決めて、ここまでは絶対に頑張ろうと思って勉強をしたら、そんなにストレスはたまらなかったかなと思います。

鶴見さん:
自分のストレスの解消法としては、まずは授業の体育とかは楽しいと思うので、そういう時間を楽しみにしていました。あとは、お盆とか学校に行かないときがあるので、行かないときに膨らんだ風船の空気を抜くかのように、全力で脱力するんです。あとは、ストレスをためない方法として、まずは寝ること。寝ることは、僕は実際に5時間弱寝たときと、6時間ちょっと寝たときで、その次の日のメンタルが全然違ったんです。5時間弱寝たときは、なんか受験のよく分からない不安がずっと付きまとっていたり、頭がもやもやして回らなかったりとかしました。でも、6時間ちょっと寝たときはすっきりしているし、プラス思考がもっとよくなっている。自分に適切な睡眠時間を見つけるということは大事かなと思います。あとは、時間がある日に本屋に寄っていました。結局大学は学問をやりに行くので、その本屋を巡ってみて、自分の興味があるところを探ってみると、自分の中でまったく受験とか関わりのないわくわくが見えてきたらいいなと思っていました。あとは素直に、最後は勉強を楽しむ。これが一番いいかなと思います。


東京大学 教養学部 1年 山田 杏奈さん

山田さん:
私の場合、ストレスを感じるときというのは、思ったよりも成績が伸びないときでした。こう見えて結構繊細だったので、同じ志望校の友達との会話の中でも何でこの人こんなことを言うんだろうとか、会話でもストレスに感じることは実はあって、結構ストレスを感じやすい方ではあったんです。受験時代、そんなに真面目にならなくていいかなと思って、ちょっとふざけてしまおうと思って、高3の秋から合唱を少ししていました。聖歌隊みたいなものがあってクリスマスのときに発表するんです。友達が誘ってくれたというのもあって、高3だけどやってみるというような、そんな前例のないようなことをあえてやっていました。二つ目は、ずっと笑顔、つらいときも笑顔で、笑っていないとやっていけないなと思っていました。暗い顔をしていると、どんどんマイナスな思考になっていって、すごく落ち込んでしまうので。単純に煩わしくても、笑顔でいました。三つ目は、友達と話していました。友達と話すといっても私は本当に性格が悪いので、この人とは話せないから、この人と話したら絶対気が合うなというのをうまく探しながら話していました。うまく気の合う友達を探しながら友達と話をして、笑顔を絶やさず、つらいときも笑いの種を探しながら、ストレスを解消していました。


東京大学 理科一類 2年 澤田 晴登さん

澤田さん:
僕はさっきもちょっと言ったんですけど、最低限自分がやるべきこと、1日のうちに最低限これだけはやろうと決めるのがいいと思います。浪人の時代だったら、朝のこの電車に乗って、この電車で帰ると決めて、その間の時間はずっと勉強をしていました。それだけやっておけば取りあえず、絶対自己嫌悪には陥らないんですね。特別高い目標を立てなくても、例えば受験の直前期で言えば、今日1日のうちに過去問を2回分解こうとか、それだけやったら十分だから、終わったら少し休んでもいいし、足りない部分があったら勉強をしてもいいしと、緩めに設定をして、それだけは絶対に守るようにする。そうするとちょっとリズムができるので精神的に安定するのかなと思います。勉強をしない、休む日をつくってもいいと思います。それはもちろんノルマを達成した前提ですが、1日とか半日とか、その時間だけは勉強から離れてもいいとか、その時間はちょっと遊びに行ってもいいとかという日をつくっておくと、ストレスはためにくいかなと思います。解消法は、みんな言っているけれど、人と話すのが一番いいと思います。不安とか不満とか楽しんでいることとかも全部。自分の中でため込んでいてぐるぐるぐるぐる考えていても解決しないことも多いので、それを日常話すことが大事だと思います。


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