あの専務理事が!失敗談を紹介します(涙)
横浜市立大学生協 竹之内 浩紀 専務理事


 

入職してから12年程経ち、これまで様々な失敗をしてきましたが3年前の失敗は今でも忘れられません。

横浜市立大学ではPractical English(通称PE)という英語の講義があります。この講義は3年次に進級する為の最低達成水準として、TOEFL-ITP 500点という基準スコアが設定されています。そのため基準スコアをクリアできないと進級することができません。

横浜市立大生協では、その大事なTOEFL試験業務を年6回ほど大学から委託され、試験申込からアルバイト手配、会場準備など試験業務全般を行っています。通常はTOEFL試験業務のみですが、当時コロナ禍で基準スコアをクリアできない学生も多く、大学の緊急措置としてTOEIC-IP試験も追加で行う事になりました。そのため、試験業務(申込、準備、実施)に追われていましたが、毎回試験が終わったら次の試験申込をするという「ルーティンワーク」で進めていました。

ところがその年の1月、いつも通り試験が終わったので、次の試験申込を開始しようとしたところ…すでに2月試験の申し込みができない事が発覚しました。試験間隔やカレンダーの関係で、その時の試験申込は1月の試験前日が申込期日だったのです。あいにく土曜夕方で誰にも連絡できず「このまま試験ができなかったらどうしよう」「何人が進級できないのか」「生協への信頼が…」など不安で眠れない週末を過ごしました。

結果的に、週明け試験事務局に連絡したところ、特別に対応していただき無事に試験ができましたが、この経験からは「ルーティンワーク」にしていたことを反省し「スケジュール管理」を徹底するようにしました。もし試験ができなかったことを考えると今でもぞっとします。

PROFILE

竹之内 浩紀

横浜市立大学生協 専務理事

[職歴]
2011年4月 東京工業大学生協 すずかけ台購買書籍部
2014年8月 横浜国立大学生協 大学会館店・購買書籍部
2017年5月 東京農業大学生協 アグリ、一高デイリーショップ 店長
2020年9月 横浜市立大学生協 専務補佐
2021年8月 横浜市立大学生協 専務理事代行
2022年5月 横浜市立大学生協 専務理事 現在に至る

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