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2019年10月04日(金) | 新着情報

〜第10回(2018年)大学院生の生活実態調査より〜
好調な就職状況により日常の悩みは軽減する一方
学費、生活費への院生の負担感は大きい

全国大学生協連では、大学院生を対象とした「大学院生の生活実態調査」を2年に1度実施しています。この調査は大学院生の生活を明らかにし、結果を大学生協の諸活動や事業、大学院生の研究生活向上に生かすために行われています。第10回の2018年は19生協で実施、3,975名から回答を得ました。

大学院生は日本の大学生の8.7%を占めますが、その意識や行動を全国規模で調査する機会は少なく、希少な調査結果となっています。今回は学部生のデータとの比較も交え、大学院生の意識や生活についてご報告します。

アルバイト収入増加により収入全体が増加

大学院生の1カ月の収入平均は自宅生8万1300円、下宿生13万9700円で、2年前の前回調査と比較して自宅生4470円、下宿生1万5440円増加しました。その内訳は「アルバイト収入」の増加が自宅生8930円、下宿生1万1630円と大きいことが目立ちます。

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