2016年06月13日(月) | 新着情報
―歌手としてのイルカさんのイメージが強いのですが、
IUCNの親善大使として認知度向上のために取り組みは具体的にどういうような活動をされていますか?
イルカさん:
今年で13年目ぐらいになるんですけども、IUCNというものは、世界中の国や政府がほとんど加盟してる連合なんです。そのほかは、NGO,NBOであったり環境活動されている学者さん(日本で言ったら環境活動WWFTとか野鳥の会)や世界中の学者さんたちで構成している。今から60年以上前の色々な学者さんたちが、データについて、貧困の問題、災害の問題で必ずIUCNの学者さんたちからのデータをきちんと出すという立場にある。地球は、国境を超えてみんなが一緒にやっていかなくては、どこの国がとか、そういう問題じゃなくなって。
派手な仕事ではなくて、非常に、地にはうように深く深く見えないところでデータを集めて世に発表していく、そういう地道な仕事ですね。
私も幼い頃から、そういう仕事がしたかったんですよ。音楽も嫌いじゃないんですけど、気がついたら、歌ってましたけどね。
私の中でつくる歌っていうのは、生き物に対する歌がとても多くて、作品を通じて、みなさんに少しでも自分もこんなことを思うな、こんな考えもあるのか、何でも良いんですけど何か感じてもらえると、この地球というものを意識して、生きていくことにつながるんじゃないかって思います。