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2016年06月14日(火) | 新着情報|大学生のWA!

全国環境セミナー2016 開催

全国環境セミナーのテーマ


人と地球にやさしい持続可能な社会の実現をめざして
〜集い、語れ、環境の明日〜

 2015年11月30日から12月11日まで、フランス・パリで、COP21*1が開催されました。2020年以降の新たな地球温暖化対策の枠組みについて国際的な協議が行われましたが、先進国と発展途上国の対立があり、新ルールの法的拘束力は限定的なものになりました。私たちは地球温暖化対策について、国家の政策に任せるのではなく、自分たちの生活の問題として捉える必要があります。

大学生協では、リサイクル容器の回収や「樹恩割り箸」の活用など事業の環境負荷を減らす努力を継続的に行っています。また、半数以上の学生委員会が環境活動に取り組んでおり、前年比で取り組みの数・割合ともに増えています*2。全国大学生協連では全国環境セミナーを継続して開催し、全国の組合員が環境についてともに考え、学びあう場を実現してきました。昨年度は全国環境セミナー2015を大阪大学で開催し、多くの参加者が「一人の大学生としてできること」を考え、それぞれの生協での実践につながる学びを持ち帰りました。

こうした状況の中で、大学生の環境に対する関心は低くはありません。環境に関するゼミやサークルに所属し、主体的に学び、行動している学生もいます。一方で、自分の生活が環境に与える影響がイメージできず、何も行動を起こせていない人もいます。大学生協にとって重要なのは、組合員が環境問題の要因を自分自身の生活、さらには社会経済活動のあり方と関連づけて捉え、自分の事として行動できるようになる取り組みを継続・発展させていくことです。

以上のことを踏まえ「人と地球にやさしい持続可能な社会をつくる大学生協」を目指し、

環境問題について理解を深め、これからの行動をともに考える

全国の実践の学びあいによって、各地での環境活動の輪を広げていく

ことを目的に、全国環境セミナー2016を開催します。

*1 気候変動枠組条約第21回締約国会議。2015年11月30日から12月11日まで、フランス・パリで開催された。
*2 2015年度学生委員会実態調査より。57.6%(117/207)の学生委員会が何らかの環境活動に取り組んでいた。

 
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