経済的な不安がある、下宿生の多くが利用している制度である「奨学金制度」についてご紹介します。
出典:大学生協調べ「第58回学生の消費生活に関する実態調査(2022年)」
独立行政法人日本学生支援機構の奨学金は、給付型と貸与型があり、貸与型は無利子の「第一種奨学金」と有利子の「第二種奨学金」の2種類があります。詳細は下記ホームページからもご確認いただけます。
日本学生支援機構ホームページhttps://www.jasso.go.jp/
対象 | 全国の大学・短大・大学院・高等専門学校・専修学校専門課程の学生・生徒 |
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支給形態 | 貸与・給付(高専(1~3年)と大学院は給付対象外) |
支給期間 | 日本学生支援機構が認めた給付・貸与始期から在学する学校の修業年限の終期まで |
返還方法 | 【定額返還方式】借りた金額に応じて返す月額が決定。毎月、一定額を返還。 |
【所得連動返還方式】第一種奨学金のみ利用可。年収に応じて返す月額が決定。 | |
申し込み先 | 在学する学校の窓口 |
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区分 | 通学方法 | 月額(選択) |
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国公立の大学・短大・高専(4・5年)・専修(専門) | 自宅 | 20,000、30,000、45,000 |
自宅外 | 20,000、30,000、40,000、51,000 | |
私立の大学 | 自宅 | 20,000、30,000、40,000、54,000 |
自宅外 | 20,000、30,000、40,000、50,000、64,000 | |
私立の短大・高専(4・5年)・専修(専門) | 自宅 | 20,000、30,000、40,000、53,000 |
自宅外 | 20,000、30,000、40,000、50,000、60,000 | |
大学院・修士課程 | 自宅・自宅外共通 | 50,000、88,000 |
大学院・博士課程 | 自宅・自宅外共通 | 80,000、122,000 |
単位:円
※給付奨学金と併せて第一種奨学金の貸与を受ける場合、給付奨学金の支援区分等に応じて、第一種奨学金の貸与月額は調整されます。
2万~12万の1万円単位の金額から選択
通う大学やお住まいの地方自治体でも奨学金制度を設けていることがあります。融資金額や返済の有無、資格取得が義務、など条件はさまざまあります。大学・地方自治体の奨学金も併せて検討すると良いでしょう。
大学・地方公共団体等が行う奨学金制度については、こちらからも検索できます。