受験生(高校生)保護者座談会

写真上段左から

  • 小稲亜樹子さん(次男が埼玉県立高等学校2年生)
  • 本橋由佳さん(長男が千葉県立高等学校2年生)
  • 与口朋子さん(長女が千葉県立高等学校2年生)

写真下段左から

  • 鈴木和子さん(長男が埼玉県立高等学校2年生)
  • 山本香さん(長男が千葉県立高等学校3年生、次男が千葉県立高等学校1年生)
  • 櫻井亜利子さん(長男が千葉県立高等学校1年生)

自己紹介と高校生の日常生活について

まずは自己紹介をお願いします。

山本香さん(以下山本さん):千葉県立高等学校から参りました山本と申します。自宅は、高校から徒歩5分の所にあります。うちは、子どもが3年生と1年生、二人同じ高校でお世話になっております。よろしくお願いします。

櫻井亜利子さん(以下櫻井さん):同じく千葉県立高等学校から来ました櫻井と申します。子どもは千葉県立高等学校の1年生と、私立高校に高3の娘がおりまして、まさに受験生です。その下の兄弟も含めて四人の子どもがいます。大学受験は、初めてでよく分からず、いろいろ知りたくて来ました。よろしくお願いします。

本橋由佳さん(以下本橋さん):千葉県立高等学校から来ました本橋と申します。うちは男の子が一人です。初めての大学受験ということで分からないことが多いですが、去年参加された方から、こういった場で、いろいろな方から話が聞けて良いと伺って、参加しました。

与口朋子さん(以下与口さん):同じく千葉県立高校からきました与口です。うちは住まいの方は少し離れており、1時間半ぐらいかけて娘は通っています。いろんなお話が聞けると思い、楽しみにして来ました。

小稲亜樹子さん(以下小稲さん):埼玉県立高等学校から参りました小稲と申します。高校2年生の男の子と、上に大学2年生の兄がいまして、上の子は大学生協でお世話になっております。うちの高校は、駅から59秒のとこにあり、便利な高校です。部活動も盛んで、うちの子もテニス部に入っています。今回は、いろいろと皆さまのお話を聞きたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

鈴木和子さん(以下鈴木さん):埼玉県立高校から参りました鈴木と申します。うちは、一人っ子で男の子です。初めての大学受験なので、いろいろお話を聞きたいと思って来ました。よろしくお願い致します。

ありがとうございます。では、早速ですけれども、高校生活について伺います。
お子さんの日常生活、1日のスケジュールを教えてください。

山本さん:高3の子は、部活も引退しましたので、ぎりぎりに起きて、急いでご飯を食べて、登校時間10分前に走っていく感じです。下の子は合唱部なのですが、朝練があり、兄より1時間ぐらい前に起きて行きます。上の子は、毎日お弁当を持たせて、平日、夏休みもそうでしたが、塾の自習室に行き、夜10時半ぐらいに帰宅しています。帰宅した後は、晩ご飯を食べて、お風呂に入り、いつも12時半ぐらいに寝ています。下の子は、朝練に行って、部活が終わり5時か6時ぐらいに帰宅して、ちょっとゆっくりしてから勉強していますね。あと好きなプラモデルもやったりしています。

櫻井さん:高1の息子は、3つの部活を兼部していますが、朝練はないので、朝7時すぎの間に起き、8時に家を出て、20分から30分かかる距離を、自転車で猛ダッシュで滑り込むように学校に通い、学校の授業を終え、部活をし、今は19時ぐらいに帰ってきて、ご飯を食べ、ちょっと趣味に1時間ぐらい時間をかけてから勉強をし、12時半ぐらいに寝る。という生活を毎日送っています。

本橋さん:うちは吹奏楽部に入っておりますが、部活動が盛んなので、朝と夕方の練習をほぼ毎日行っています。土日もありますから、ほとんどスケジュールの変化がないですね。朝6時に起きて、7時ぐらいに朝練のために家を出てます。放課後に練習を7時までして、それから塾へ行きます。塾は授業だけでなく自習室としても使わせていただいていますので、だいたい10時に塾を出て、10時半ぐらいに帰ってくるという生活です。それからご飯等々。疲れて11時半ぐらいには寝てしまうのですが、体力にちょっと余裕があると、趣味のことを少しして12時半ぐらいに寝ています。

与口さん:学校まで遠いので、だいたい6時ぐらいに起きています。自分でお弁当をつくって、ご飯を食べて、たまにお風呂に入り、7時10分ぐらいには出掛けていますね。剣道部に所属していますので、たまに朝練もあり、そのときには6時半ぐらいには家を出ます。授業を受けて、帰ってくる時間は、私が仕事をしているので、ちょっと把握していないですが、夕ご飯もつくってくれています。

小稲さん:うちは、朝学と言って授業の前に1時間勉強をやるのですが、それになるべく行かせるため、朝早く出しています。だいたい6時半に家を出て、7時から8時ぐらいまで勉強をしています。部活は、テニス部に入っているのですが、部活は毎日ありますし、土日も練習試合などで、ほとんど家にいないですね。塾もほぼ毎日通っていまして、自習室を使ったり、授業があれば授業に出たりして、帰ってくるのは10時半ぐらいです。帰ってきてからは、ご飯を食べて、大好きなアニメ「銀魂」を欠かさず観て、ゲームをして、ストレスを発散しています。それを12時まで毎日しています。

鈴木さん:うちは朝7時過ぎに起きて、本当にぎりぎりまで寝て、朝食べて行かないということもよくあります。部活はバスケ部に入っているのですが、終わるのが7時半から8時ぐらい、部活が終わってからは、学校の近くに公民館があるのでお友だちとそこで勉強して、帰ってくるのが10時ぐらいです。その後、テレビが大好きなので必ずテレビを1時間から2時間ぐらい見て、寝るのは1時ぐらいですね。

はい、ありがとうございました。
では、高校の授業や補習について教えていただけますか。

山本さん:1年生の夏休みから補習もたくさん種類があるのですが、結局、部活の時間とほとんどかぶっていて、1年生のうちは、勉強よりも部活動を休みたくないという気持ちの方がやはり強く、申し込んだものの、ほとんど出ていないという感じでした。下の子も、夏休みの合唱部は、コンクール前なのでほぼ休みがなく、受けていないですね。
上の子は、これまであまり勉強してこなかったので、もったいないことをしたと思います。授業や補修をしっかり活用しているお子さんとは全然違うと思います。高校の授業は大人が講義を受けたいような面白い先生もいらしてすばらしいです。

櫻井さん:息子は理数科なので、クラスにマニアックな子が多いみたいです。例えば円周率と言い出したら最後まで言っちゃうような子が多いんです。息子は、そんなに天才肌ではないので、しっかり読み込まないとなかなか理解できないタイプです。学校の先生は、授業を受ける前に予習をするようにと言うのですが、予習をして授業に臨んでも、テストでは授業中に話されていた先生の話題からや、教科書じゃない部分から出てくることが多々あるようです。今まで取ったことがないびっくりする低い点数を数多く取ってきます。ですが、やらなくてはいけないという意識はあるようで、夏の講習を活用させてもらいました。ただ、集中力が途中で欠けてしまうのと、どうやって勉強に取り組もう、でも部活も楽しいし、趣味もしたい、授業をうまく活用できず、教科書も活用できずとぐるぐる回りながら、悩んでいるようです。

本橋さん:うちの高校は週に3日、7時間授業があります。男の子だからか、あまり授業のことは話さないので、よく分からないのですが、どうしても部活の方に重きを置いているところがあります。吹奏楽部は、夏はお盆前くらいにコンクールがありますし、高校野球の応援にも行くので、部活動に力が入ってしまって、夏休みの補習を受けることはなかったですね。

与口さん:男の子だけでなく、女の子でも話さないので、本当に学校のことは分からないですね。ですが去年、1年生のときに、生物の先生が専門的で、わざわざ自分でどこか行き、シャケの卵を200個ほど分けてもらい、その200個を生徒たちに配って育てさせたんです。ある程度の稚魚になったら、川に返しに行くという授業をしていました。そういった専門分野を持った先生が、いっぱいいらっしゃるので、話すのが面白いみたいです。ただ、それが受験に役立つかと言うと別ですが。補習については出ていないと思います。補習があることも聞かされていないですし、本橋さんに、さきほど聞いて初めて分かったので。主に勉強している様子はないですね。

小稲さん:補習は、夏休みの最初の方に部活を禁止にして、その間みんなが補習を受けられるようにしている期間があります。塾に行かなくても大丈夫な授業をしていることが売りの高校なのですが、だいたいの子が塾に行っているのではないかなと思います。できれば私は授業だけ、予習復習をしっかりすれば大丈夫といわれている高校に入れたので、塾には行かせたくないのですが、授業についていけず、予習復習のやり方もよく分からないと言うので行かせています。3年生になると、夏休みにアドバンスセミナーという、5泊6日で群馬県の方に行って勉強する合宿があります。そこに行くと、朝から自習なのですが、先生が回っていて、分からないところは質問ができるので、3年生になったら、ぜひ行かせたいなと思っています。

鈴木さん:うちも男の子だからか、全然学校のことを話してくれず、普段の授業についていけないとか、そういう話も聞いてないです。定期テストの点が低かった人は補習を受けることになっていて、他のお友だちが補習を受けたとは聞くのですが、自分が受けたとは聞いていないので、大丈夫なのかなと思っています。

はい、ありがとうございました。
では、部活と勉強の両立について親御さんとして、どのようにお考えかをお聞かせください。

山本さん:うちは上の子が、小学校からずっとオーケストラをやっていて、高校もオーケストラ部でした。もう音楽オタクになっていて、寝ても覚めてもオーケストラという感じでした。勉強をしなければいけないのに、家に帰ってきたら、CDを聴いて、指揮の勉強をしたりしていたので、本当に成績がひどかったんですね。あれもこれもできるような器用さを持っている子ではないですが、でも、オーケストラがあるから、この学校に行きたいと、勉強を頑張って入って、一番やりたいことができたのが何よりかなと。部活動は、7月に定期演奏会が終わり、引退したんです。そこから、スマホも手放して、今頑張って勉強しているので、十分部活に打ち込んだから、すんなりと切り替えられたのかなと思います。下の子も部活は、忙しくても最後までやり遂げて欲しいなと思っています。

櫻井さん:学校自体が部活も一生懸命、勉強も一生懸命と、自主性を認めてくれる学校なので、多くの生徒が兼部しているということもあり、3つも入ってしまいました。本人としては、一つは体を動かすのが好きなのでバトミントン部、地学に興味があるので地学部、あとは目立って歌いたいからとアコースティックギター部、それらを両立しながらやっています。勉強との両立は、成績がそんなに良くないので、できているとは思えないのです。部活で知り合った仲間と、例えば授業の話をしたり、分からないところを聞いたりと、楽しくしているようです。何事にも全力でやっているので、1日24時間では足りないくらいで、その辺は上手にできていないのでしょうね。これから2年生に向けて、自分で何をやめなくてはいけないとか考えながらやっていくのかなと思います。

本橋さん:うちも山本さん家と似ていて、小さいころから音楽が大好きで、高校でも続けています。それに加えて仲間が大好きみたいです。一緒に活動している仲間が大好きで、部活動に夢中です。勉強との両立ができているかというと、どうしても部活動に重心がいっているというところがあります。勉強が心配ですが、先ほど部活動を目いっぱいやり切ったからこそ、勉強に切り替えられているというお話を聞いて、うちの子もそうなって欲しいと願うばかりです。

与口さん:うちの娘は、剣道部以外に外のエアロビッククラブにも所属しているので、練習で忙しく、ほとんど勉強する時間はないようです。私としては、志望校はそんなに勉強しなくても入れる大学だと思っているので、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないと、いつも言っています。でも、逆に彼女の方が、もし進路が変わったときに困るからと、しっかりやっているみたいです。勉強している姿は見ていないのですが、成績はキープしているので、彼女の中でバランスが取れていれば、私は何も言わないで見守ろうと思っています。

小稲さん:勉強と部活の両立は、親も心配ですが、たぶん本人もとても心配していると思います。7月の初めころに、部活をやめると言っていたのですが、結局は思い留まり引退まで頑張ると、顧問の先生と約束したみたいです。だったら、もう頑張りなさいと言ったのですが、実は部活をやめると言ったときに、少しほっとしていたんです。これで勉強の方にシフトチェンジしてもらえれば楽だと思ったのですが、それが本人にとっては良いのか、私としても悩んで、続けると決めたならそれを応援しようと思ったばかりです。

鈴木さん:うちの子はバスケ部なのですが、強いチームなので、部活動にかける時間が長くて、夏休みも3回ほど合宿に行っていました。3年生の6月か7月ぐらいに引退するまで続けて、そこから受験勉強を頑張ったとしても、もう遅いのではないかと、親としては心配しています。お友だちでも部活をやめて、それで成績が上がった子が何人もいると聞くと、やはり早くやめた方が良いのでは、と思ってしまいます。でも、部活も最後まで一生懸命やって、その後、勉強も一緒に頑張った仲間というのも大切ですし、親としていろいろ考えてしまいますね。

はい、ありがとうございました。
お子さまの苦手科目と、それに対して塾をどのように活用されているかというのをお伺いします。

山本さん:3年生の子は、とにかく数学が駄目で、補習や追試の度に、お友だちが特訓して教えてくれていて乗り切っていました。早くから志望校が決まっていたんですが、それは私立文系で、数学は受験で使わないので、ほっとしています。高校受験のときは塾に頼っていたので、結局自分で上手く勉強を組み立てられないんですよね。今は個別塾のチューターさんに教えてもらいながら、志望校に受かるための勉強をしています。
下の子は、中学2年生までは塾に行っていたのですが、あまり合わなかったので中3になる前に塾はやめました。こつこつやる子なので、主人が少しアドバイスをしながら家で勉強をしています。

櫻井さん:高1の息子は忙しいので何もやっていません。高3の娘は夏に学校で面談をして、「学校の授業で補えないものや弱い科目の成績を上げるために塾を使うというのもお勧めします。」と言われ、夏期講習から入っています。塾を選ぶときに、最近流行っている映像授業と、講義タイプの両方ありますよね。娘は、映像授業はあわないと言うので、講義タイプの塾に行っています。塾は分かりやすいということで、すごく喜んで、このまま12月まで受講するつもりで、追い込みながら勉強しています。
息子に関しては、今は学校の補習で何とか頑張ってもらい、上の娘の様子から、2年の終わりか3年になったら、本人が行くと言ったら塾を活用しようかなと思っています。

本橋さん:うちは数学が苦手なので、最初はそこを補うのが目的で1年生の夏から塾に入りました。学校の近くにある塾ということもあるかもしれませんが、塾長さんが、学校の行事や各部活の行事も把握してくださっています。うちの子は吹奏楽部ですが、ここは定期演奏会だから、たぶんこの週は塾に来られないねとか、ここはコンクールだからこの週はちょっと厳しいねなど、無理のないスケジュールのアドバイスをしてくださいます。うちの子は、無理なスケジュールを立ててストレスを抱えがちなので、そういった面では、親としては安心して塾にお任せしています。

与口さん:うちは子どもの強い希望で、塾には行っていません。時間がもったいないので、家でやる、自分でやるから良いと断られたので行っていません。ただ、志望が美術大なので、美術系の学校の予備校みたいなところで、夏期講習を5日間ほど受けていました。

小稲さん:うちの子の苦手科目は数学なので、塾に行くなら数学を取って欲しいところなのですが、本人の希望で取っていないんです。英語をやりたいと言って、初めは集団で受けていたのですが、部活が終わって、地元の駅に帰ってきて、集団で授業を受けると、いつも半分ぐらい遅刻するのでとても授業料がもったいなくて、個別の授業に変えました。部活をやめず続けることに決めたので、個別の授業で頑張ってもらいたいなと思っています。

鈴木さん:うちは国立の理系志望なのですが、数学があまり良くなくて。中学校では塾に行っていたのですが、先生の話を聞いていないようで塾に行っても、もったいないなと思っています。今は家で通信教育(Z会)をとっています。あとはパソコンで映像を見て自分のペースで受けています。うちの子には合っているみたいです。

はい、ありがとうございました。

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