東海地区保護者座談会(2019年開催)


写真左から
小川 嘉代さん(長男が名城大学1年生)
岡本 靖生さん(次女が中京大学1年生)
尾崎 由美さん(長女が金城学院大学2年生)

自己紹介と受験勉強について

最初に自己紹介をお願いします。

小川嘉代さん(以下 小川さん):
小川嘉代です。よろしくお願いします。長男が名城大学理工学部の1年生で、生協の説明会で説明してくれた先輩が良かったのか、生協の運営に入っています。長女がいるのですが、長女は専門学校に行ってもう働いているので、大学は息子が初めてで、本当に分からないことだらけでした。見学会も一緒に行かず、息子が自分でやっていましたが、私は私で、高校のPTAの進路委員だったので、見学はいろいろ行っていました。よろしくお願いします。

岡本靖生さん(以下 岡本さん):
岡本靖生と申します。次女が、今中京大学の1年生です。経済学部におります。長女は南山大学の4年生です。私はサラリーマンですが、10年ほど大学で非常勤を兼務でやっておりまして、大学生協にもお世話になり、最近の新しい取り組みについても関心を持っております。よろしくお願い致します。

尾崎由美さん(以下 尾崎さん):
尾崎由美と申します。よろしくお願いします。長女が金城学院大学の生活環境学部の2年です。今回、参加させていただいたのは、娘が学校の生協の活動をしておりまして、参加することになりました。よろしくお願いします。

お子さんは受験勉強をどこでされていましたか。


小川 嘉代さん
(長男が名城大学1年生)

小川さん:
子ども部屋はあるのですが、リビングでした。冬はこたつだったので、こたつを占領されていました。でも、最後の方は寝てしまうからということで、ダイニングで勉強もしていました。中学校の受験のときは、テレビとかも消していたのですが、気を遣われるのは嫌だと言われたので、みんなで好きなテレビを見て、自分はYouTubeか何かで音楽を聴きながら、家族がみんないる中で勉強をしていました。

岡本さん:
勉強場所は特に決まっていなくて、子ども部屋、それから公共の図書館で主にしていました。もともと受験を決定したのが遅かったのですが、秋以降は塾で、ほぼ休みの日も通って自習室でしていました。

尾崎さん:
うちは、子ども部屋もあるのですが、家ではできないと言って、基本は学校か、休みの日だと図書館かファミレスでやっていたようです。家ではしなかったです。見たことがありませんでした。

親御さんから見た、特に苦手な教科を教えてください。

小川さん:
うちは、理系のクラスにいて理工学部に行ったので、とにかく理数系は得意でしたが、何よりも国語ができなかったです。国公立も受けてみた方がいいのではないかなと思っていたのですが、数学だけでは受からないと分かって、推薦にしておけば良かったと、12月ぐらいから不安になりました。頑張れば国公立に行けるかなと思ってしまって、12月、1月、2月はすごく焦ったんですけれど、最後はいっぱい受験をして、確率を増やすしかないと思って、なんとか受かった感じです。本当に分かっていなかったなと思いました。だから、子どもの勉強よりも、私の勉強が足りませんでした。1、2年生の先生は、国語が苦手だから、例えば国語は15点しか取れないなら、あと85点伸ばしようがあると言っていたのですが、3年生の理系の先生は、もう諦めて、数学を伸ばしていこうと最後は言われていました。もっと早くに気付ければ良かったなと思いました。

岡本さん:
私の娘は内部進学の予定でずっといたのですが、2年生の3月に受験をしたいということを言い出し、間に合うわけないだろうという話をして、そこから必死でした。それまで受験勉強はしていないですし、まず学部をどうするんだというところからのスタートでした。私自身は、大学は研究、勉強するところだという固定観念があるので、将来の目標や目的を持たずに大学へ行くよりも就職、専門学校へ行った方がいいという話もしていました。そんな中で、うちの妻もどうしても大学へ行かせなくてはということを言って、本人も行きたいということで勉強を始めました。まず文系か理系か決めて、塾へ入る。塾へ入るための基礎学力にも問題があり、1カ月半ほど私が日本史と国語の特訓をしまして、なんとか塾に入るための資格をゲットしました。そこが一番苦労しました。苦手な教科があるというより、得意な科目がないところが大変でした。得意があればそこで点数を稼ぐことができるのですが、なかったので推薦を選びました。推薦については、内部進学の予定だったので、きちんと定期テストと点数は稼ぐようにしていたので、内申点は十分にあってそこだけは助かりました。

尾崎さん:
英語が苦手だったようです。いつも、全く単語が覚えられない、と言いながら勉強していました。うちは商業高校出身なのです。いつだったか私が、あまり勉強が好きではないのなら商業科という手もあるよ、と話したことがあったらしく、それが頭に残っていたようで高校は商業高校に進学しました。商業科のカリキュラムは普通科とはもちろん違いますが、数学が好きで数字に対する抵抗がなかったこともあったようで商業科目も含めて内申は取れていました。それで推薦も取りやすかったと思います。

お子さまの受験勉強中、大学入学にあたって、ご心配だったこと、ご不安なことはありましたか。

小川さん:
数学が好きだからという理由で大学を決めて行っているので、そこに行って将来どういった職業になるのか不安でした。中学校ぐらいからゲームプログラマーとか言っていましたが、パソコンとかは、動画を見るためのもので、何にもできないので。もし本当になるなら、専門学校の方が良いのではないのかと思っていました。学校の先生には、国公立へ行きたいなら遠くにと言われたのですが、私も遠くの学校には行って欲しくなかったですし、名古屋にいっぱい良い大学があるので、いいですと言いました。最初に見学に行ったときには、愛工大が良かったのですが、それが高校1年生で、今愛工大に決めてしまうと勉強しなくなるから、もうちょっと頑張ろうといっているうちに、みんなが理系なら名城だろうということに流されて、名城を受けました。将来はどうするんだろうというのは、今でも不安です。あとは卒業して欲しいということと、将来を考えてということが心配です。もちろんお金もそれは不安はありますけれど、そこは親が頑張るところなので、子供には、将来、何かを見つけて欲しいなと思っています。


岡本 靖生さん
(次女が中京大学1年生)

岡本さん:
私もやはり大学に入学することがゴールではないと考えます。一つの目標にはなりますが、あくまでも経過点で、大学で何をするかということがやはり大事だと思います。入学前に決めるのは難しいことかもしれませんが、親としてそのあたりは心配です。長女、それから次女とも、4年間の地図なりロードマップといった目標を1回立てて、その中でここまで1年生は到達した、これとこれはできている、できていないというようなチェックをきちんとやっていきなさいということは、私も日ごろから言っています。

尾崎さん:
やっぱり商業科から行くということで、普通科から来られる方がたくさんいるなか、勉強についていけるのかなというのは少し思いましたが、大きな不安は感じなかったです。

オープンキャンパスにはお子さまと同行されましたか。

小川さん:
オープンキャンパスは、学校の授業で1年生のときに行かなければならなかったので、1年生のときに友達と2、3校行って、高2も1校行ったぐらいで、あまり行っていないです。私は私で、高校のPTA大学見学会で年に1回、2つの学校に行っていました。息子が入った名城の理工学部のキャンパスに行って、2年生のときにはドームの方のキャンパスに行って、名城の話は何となくは聞いていたし、冊子を渡されていろんな学部があるから説明がいっぱいで、大きい学校なので、入った後の就職とかを考えたら良いなと思いながら聞いていました。オープンキャンパスも他の学校で良いなと思う学校がいっぱいあって、勉強になりました。1年目は行けなかったので、2年目に名城と学芸大学、3年生のときには、名城とあと南山に行きました。それも早いうちに行った方が良かったです。学校から課題を出してもらわないと行かなかったので、学校で行けと言ってもらって良かったと思います。

岡本さん:
私はほとんど同行しています。ただ、入学した中京大学は行っていないです。7月から9月の間に複数見ましたが、まだ学部がはっきりと絞りきれていないということが大きかったです。それから、推薦で受けるか、一般で受けるかというあたりも決めてはいなかったのと、正直そのときは受験が間に合わないだろうと思っていたので、夏までは内部進学も考える状況でした。いろいろな学校を見たというのは、学部がなかなか決められず迷っていた部分と、それから単位の互換性が今後もっと緩やかになってくるという期待もあり、いろんな大学で、いろんなカリキュラムが提示されていますので、名古屋大学ですと、例えば経済でも、グローバル経済の中での日本の立ち位置とかの講座があったり、愛知大学の方はGISを活用したマーケティング手法による地域分析の体験講座ですとか、非常に関心深いものがありまして、名古屋市立大学だと芸術と経済との関連性を語る講座など、オープンキャンパスを通していろんな大学を見せたという感じです。


尾崎 由美さん
(長女が金城学院大学2年生)

尾崎さん:
オープンキャンパスには私も行きました。金城と椙山が連携していて、同じ日に両方を見れるというのがあったので三年の夏に一回だけ行きました。それだけだったと思います。そのオープンキャンパスで受けた講座が興味の持てる内容だったらしく、綺麗だったこともあって金城に決めたようです。

進路選択でお母さま方、お父さま方が悩まれたことは何でしたか。

小川さん:
悩んだことは、特にありません。あまり無謀なことを子どもも言わなかったし、私も無理なお願いはしていないと思うので、あまり悩んでいないです。

岡本さん:
私も悩んだ点はないです。進路選択についてはないです。任せたという感じです。

尾崎さん:
商業高校なので就職という選択がなかったわけではないんです。最終的に働ける人になって欲しいという思いがあって、それは大学に行かなくても、高校からでもいいわけで、そこは少し考えました。

お子さまの進路志望校の選択にあたって、どのようなアドバイスをされましたか。

小川さん:
理工学部という名前でも学校によって学べることがまったく違っていて、そのことを私は理解できなくて、それが本当に大丈夫なのかなと思いましたが、それぐらいですかね。最終的には、どこでも良いのかなと思い、地元の理系だったら、どこでも良いかなと思ってきてしまいました。確かに名城に受かってとてもうれしいですが、それが本当の志望校だったのかどうかが分からなくなってきてしまい、入れたら何でも良しになってしまいました。

岡本さん:
最終的に中京大学を選んだのは娘で、それはいとこが行っていたからということもあるようです。私としては、偏差値だけではなく、歴史でもないですし、教員と現在の研究成果から見て、今後の大学の可能性という面からのアドバイスはしました。

尾崎さん:
商業高校からでも一般入試をされる子はもちろんいるのですが、よほど強い思いがないと難しいと思ったので、うちは学校推薦のある大学から選びました。あとは本人の性格を考えて、マンモスな共学の大学ではどうかなと、最終的に女子大を選びました。

お子さまが大学受験をされるにあたって、どこからの情報が一番役立ちましたか。

小川さん:
学校からテストの結果と一緒にいろいろもらってくるのを見ていました。テストによって、記述式とマークシートのときでも全然判定も違っていて、今は国語などが苦手だったから分かるのですが、そのときは分からなかったので、そのときにもらってくる資料を見て、入れるのかなとか、不安に思っていました。学校の雰囲気は、遠くだったら調べたと思いますが、名城に行っている人もいっぱいいるし、ネットで調べることもなく周りから話を聞いていました。

岡本さん:
最初に、「全国大学受験年鑑」を私が買って全国の大学を調べました。お姉さんのときにそれを始めて、その中で偏差値、学部、受験科目とか絞り込んでいったので、今回もそういったことはやりました。理由は、大学の学部の多様性への関心と全国どこでも良いかなと私自身もあったからです。そうした大調べを経て一番有効だったのは、進路指導、塾からのいろんなデータです。それを基にホームページを検索しました。あと『東洋経済』とか『プレジデント』とかの大学特集も役立ちました。

尾崎さん:
各大学の冊子を見比べました。同じような名前の学部でも大学によって内容はかなり違いますので。

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