受験生(高校生)の保護者座談会

大学生活について

お子さんの一人暮らしに対して、どういったご不安をお持ちか伺いたいです。

井上さん:
食事のこと、お金のこと、もう何も教えてこなかったというか、やらせようにも本人はやらないで今まできたので、心配なところはもちろんあります。ただ小さいころボーイスカウトをやらせていたので、Tシャツを洗っては森の木に干しておくとか、3日間ぐらい靴下とパンツを取り替えなくても生きていけるとか、そういうことをやってきましたから、生きていけるかなと思いつつも、それが学業もしていかなければならないときに、器用な子ではないのでやり切れるのかどうかは心配です。今でも文武両道ができない子なので、精神面で学校に行けなくなってしまうということがないかなというところが心配ですよね。大学に行くと、クラスというのがないですから、友達をつくるきっかけというのが実はあんまりないんですよね。授業も自分の好きな授業をシラバスを見ながら取っていくわけですから、本当に1日ばらばらで、お昼も自分一人で食べなければいけないので、友達と交流できるような子であって欲しいし、そういう環境であって欲しいです。

渡邉さん:
もう食事も今この環境だから、やる必要がないと思っています。一人暮らしをしたいというのであれば、もう、どうぞ、どうぞと。お母さんもそうやって、何のスキルも持たないまま一人で暮らしたから大丈夫だよ、何とかなるよと、私はいつも言っています。あとは、親としては心配なのは1点だけあって、非常に肌が弱く、アレルギーなので、今は薬を飲んだり、塗り薬をしていますが、かゆいと本当にかゆいみたいです。小さいときからそうだったので、無意識に全身をかきむしるという感じで、それが生活が変わる、環境が変わる、気持ちも変わるし、何もかもが変わると、そこに出てこないかなというその心配だけはあります。

森本さん:
やっぱり一番心配なのは食だと思うんですよね。ただつくれないわけではなくて、本人も早い段階で外に出ると宣言したわけですから、これはどうやってやるのと聞いてきたりすることもたまにはあります。また、私が具合が悪い、今日はもうつくりたくないと言うと、時々つくってくれるんです。でも家族も食べるからつくるのであって、私がご飯を盛ったりすると、こんなの多い、太っちゃうとか女子かみたいなことを言うので、私が無理やり食べさせているから食べるけれども、そう言う人がいなければ食べないんじゃないか、栄養のバランスが崩れるんじゃないかというのが心配です。あと、家へ帰ったら、いろいろしゃべるんですけど、一人暮らしでストレスがたまらないかなという心配もありますね。

大学に入られてからのことになるかと思うのですが、入学前にパソコンを準備するご予定があるかということを、お伺いしたいです。

井上さん:
ノートパソコンで、夫がそういうパソコン系なので、夫が勧めるものをと思っています。

伯田さん:
私は、以前保護者の大学の見学で見ていて、生協にパソコンがあるんだよということを聞いていたので、たぶん生協でお願いすると思います。

有田さん:
そう言われて初めて、いまどきの大学生にはパソコンを買ってあげなくてはいけないんだと認識しました。購入するのは生協でもどこでも構わないんですが、娘は学校の授業以外では初めてパソコンを使うことになると思うので、周りのお友達も使っていて困ったときのサポートが期待できるものや、ユーザーサポート体制が充実しているものを選びたいですね。大学の4年間学ぶのに十分なもので、就職活動に関することにも使えるものを買いたいと思います。

横山さん:
希望する学部がデザイン系なので、たぶん推奨があるのではないかなと思うので、入学後に必要だったら買うんだろうなとは思います。

渡邉さん:
今初めて考える感じなので何とも言えないんですが、やはり4年間行くとして、4年分のサポートをしっかりしてくだるところで買いたいなと思っております。

森本さん:
私はアナログ人間なので分からないので、持っていきやすいような、タブレットにするのか、ノートにするのか、主人と話しているようです。

子どもの保険にいつのタイミングで加入されたか、あとは、また大学生活で心配な病気や、けがなどがあれば、教えてください。

井上さん:
まずいつのタイミングかと言いますと、この夏です。大手の生命保険会社の商品に入りまして、病気とけがをカバーする保険に入りました。保険が県民共済とかコープ共済とかの金額とそれほど違いがなかったのでそれにしました。その商品が最終的には大学生から就職したときに大人の一般的な生命保険の方にチェンジしていけるものということで入りました。大学生でも、うつになったりとかする、精神的な疾患を入学して間もなく患うお子さんが今増えているんですけれども、すぐ治ればいいんですが、ずっと引きずるお子さんもいらっしゃって、それにかかると一般の生命保険って入れないんですね。だけど、すでに入っているとそれをベースに少し変えていくことができるので、それで共済ではなく、ほぼ掛け捨てなんですけれども大手の生命保険さんの方に今回入りました。

伯田さん:
うちは二人娘がいて、生まれて数カ月、1年たたないうちに、ゆうちょの学資保険と入院とかも最低なラインのもので入っています。プラス、長女が小学校6年生のときに自分が入っている生命保険会社が、今入れば20歳までかな、保険料を変えずに3千円ベースで保障してくれるというので、一応下の子も含めて入れました。

有田さん:
高1の長女には、確か1歳前後のタイミングで、大学入学に合わせた学資保険を掛けました。郵便局の保険で加入したもので、学資金の確保が目的です。

横山さん:
小3の夏に引っ越したタイミングで、あとは高校入学時に、団体保険にも入りました。

渡邉さん:
うちは息子が生まれて、それこそ1カ月、2カ月ぐらいのときに、もともと主人と私が入っていたものに子どもの分として学資保険にプラスして通院とか入院とかという保障が付いたもので、大学卒業のときに満期になるようなものに入りました。子どもの大きな事故は、小学校のときに右手を骨折しまして、数カ月間学校に通うのも付き添いでということはありましたが、他は大きなけがなく、病気も小さいときはぜんそくがあったので、それも懸念していたのですが大きくなると、今はその発作は一切出ていない、肌の具合だけですかね、心配なのは、それだけです。

森本さん:
うちも同じように生まれたとき、すぐに学資保険を主人が始めました。あと小6か中1の時自転車に乗っていて車と接触事故を起こしたんです。車が、一方通行を逆に入ってきたので、それとぶつかってしまったんです。大したけがではなかったんですけど、これはまずいねとなって、家族全員自転車保険に入りました。

お子さんの就職について心配なこと、こうなって欲しいみたいなことがあれば教えてください。

井上さん:
まず第一には、彼が希望しているところに入ってもらいたいなと思っています。できれば就職浪人はしない、不安と言うか、お勤めがちゃんとできるところに就職して欲しいなと思っています。

伯田さん:
私もできることなら、彼女が将来なりたいものになっていただけるのなら、それでいいと思っているんです。大手に入らなければいけないとか、そういうふうに思ってはいないですね。

有田さん:
大学受験だけでもいろいろ不安ですが、その先のことを言われるともっと心配になります。やりたいこと、目指したい職業がはっきりしていれば、もちろんその方向に進んでもらいたいです。ただ、やりたいことを仕事にできる人は本当に一握りだと思うので、自分の希望する生き方ができる仕事や働き方に出会えるといいなと思っています。例えば、将来自分の家庭を持ちたいと思うなら、結婚しても子育て中でも続けられる仕事というようなことです。親としては、子供自身が目指す仕事とプライベートのバランスで働き続けていけるなら、一番理想的ですね。

横山さん:
会社の仕事の働き方のことで死を選んでしまったようなニュースを最近聞くので、そういう会社ではないところで、仕事を楽しいと思える、もちろん大変というのもあると思うんですけど、総括して仕事が楽しいと思える仕事に就いて、自立して生活できる仕事をしてもらえればいいなと思います。

渡邉さん:
子どもには職業は何でもいいんですけれども、一人で歩けるようにしていきなさいというところ、ただその1点だけですね。他は何も望まないです。もう元気で生きていてくれればそれがいいです。

森本さん:
特に私からこうなって欲しいとか、こういう職業はなど言わないようにしています。それはそれを聞くことによって、子どもが忖度してしまうなと思っているからです。ときには、ちょっと修正する場面もあるかもしれませんが、できるだけ口出しはしないように。でも、希望大学に入れれば、そのまま向こうで就職すると言うので、とにかく親はそう何年も長くは生きていないし、ちゃんと社会人になって税金を納められる人になってください、それだけです。

はい、ありがとうございました。これで以上になります。

2019年9月7日大学生協杉並会館にて

保護者座談会 感想コメント

キャリア教育コーディネーター 池田 千恵美

 今年も、高校1年生、2年生の保護者の方々との座談会、交流の機会を持たせて頂き、ありがとうございます。

 今回は、社会の変化とともに変わる学校教育、大学入試改革、高校と大学のキャリア教育についてお話しさせて頂きました。ご自身の世代とは随分と違っている現状に少し驚かれた様子が印象的でした。社会のめまぐるしい変化の中で「キャリア」の捉え方として、働くこと(Work career)だけでなく、生きること(Life career)の全てを包む概念であることを、子どもたちが理解し、「大学のその先の社会」でどのように生きていくのかということについて、親子で考えていただける機会としていただければ幸いです。

 参加された保護者のみなさんは、子どもさんたちの自主性を尊重し、支援者として支えていきたいという意識を強く持っていらっしゃる一方で、もしも、親の支援が無い場合、子どもたちが一人で将来に向き合っていけるのだろうかと不安に感じておられました。それは親として当然な気持ちですが、親にとっても子離れして頂く大事なタイミングでもあると思います。だからこそ、保護者の方々が充実したご自身の人生を歩まれながら、子どもたちの基盤となる生活習慣・リズムの環境を整えて頂くことが大切なのだと思います。子どもの進学を機に、新しい親子の関係を築いていただきますよう、前向きに取り組んで頂ければよろしいかと思います。

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