九州地区保護者座談会
(2021年開催)
WEBと対面の2軸化が進む学生生活

オンライン・WEBの対策は大学生活で必須

司会:大学入学後、心配や不安を感じたことはありますか。

与儀さん:
授業の登録があり、1年生だから授業を多く登録するのですが、例えば、1講時はオンライン、2講時は対面授業、3講時はオンラインみたいなことになったときに、休み時間で家と学校を往復することはもちろんできないので、家で授業をずっと受けられる日、学校に行かないといけない日、と分けることもできない時に、どのタイミングで行けば良いのかなと思っています。
学校にいながらオンラインの授業を受けるとなったときに、Wi-Fiのつながっている教室がどこなのか、把握するのにやっぱり入学したてだとなかなか難く、コロナの影響で、空き教室として使って良いと指定されている教室に、変更があって学生がなだれ込んで来て、急いで出てどこ行ったら良いのだろうと右往左往するみたいな場面が4月中は結構あったそうです。
最初の1カ月間は、なかなか生活リズムというか、新しい大学に合わせた学習スタイルや生活スタイルが定着するまでに、本人だけでなくて周りの人も、どういう風に動くか、慣れるまでが大変でしたね。
対面授業が、4月、5月末まではあったので、琉大の中でも学校には行けている方だったと思います。週に3日ぐらいは大学に行けていたので、ずっと家でやることにならなくて良かったとは思いますが、課題が出たときに、レポートなどの書き方がわからない状態でした。必要な資料はネットで全部調べられるわけではなくて、大学の図書館などを利用したいけれども、その利用するタイミングがなかなか取れないということであったり、そもそもレポートの書き方やパソコンのスキルの低さというか、ワードが上手く使えないことだったり、メールでのレポートの提出方法をよく知らなかったりしましたね。
そういう初めてのことを丁寧に教えてくれる先生はもちろんいるわけではなく、手探りで友達に聞いたり、親に聞いたりというところが多くあったので、本人的にはこれで良いのかなと不安は大きかったみたいです。

木野さん:
うちの場合は大丈夫でしたが、ほぼオンライン授業になったので、住まいを選ぶときはWi-Fi環境がある程度制限がないところが重要だったと思います。
コロナ禍の前に造られた建物だったので、みんな一斉に使い出して、容量が満タンになったらしく、マンションの方から使用を控えて欲しいという張り紙が出ていたりしましたし、建物によっては制限がかかって授業が受けられないという人もいたみたいなので、そういうのが強いかどうかは確認した方が良いご時世なのかなと思います。
あと、一人暮らしはストレスが溜まるみたいで、できるだけこまめに連絡を取って話を聞いたりはしていましたね。サークルも入っているのですが、コロナ禍で活動がなく、先輩とのつながりがなかなか生まれなかったそうです。対面での授業もないので、同級生でも知らない人がいっぱいいるようで、コミュニケーションが取れないことが悩みではあったみたいです。
また、今年2年生になって、先輩とあまり接してこなかったので、1年生とどう接していいかわからないみたいな悩みはあるみたいですね。

司会:生協も含めて、何か不便なことなどはありましたか。

木野さん:
ピアノの練習をしたいのですが、部屋がなかなか借りられない。学校が閉鎖されていると、そういうところは困りましたね。

司会:車の免許は取りに行きましたか。

与儀さん:
そうですね。5月の連休が終わってから入校して、今月の頭に取りました。自宅に一番近い自動車学校に入校しました。送迎バスが通っている学校に入りました。

木野さん:
はい、行っていました。子どものころから積み立てをしている学校があったので。実家の方で取りました。推薦だったので通える期間がありましたね。

司会:共済の最終的に入られたプランは覚えておられますか。

与儀さん:
うちは結局、共済に入っていないと思います。理学部の方で、実験や課外活動のために必ず入らないといけない保険が大学の資料の中にあり、そちらに加入したので、特に大学生活において必要なところは、そこでカバーされているのかなと思いました。
あと、自宅の方で、前年度から娘自身の保険も入っているので、共済は必要なときに入ろうか判断をしたと思います。

司会:共済と、賠償責任保険のところも合わせて載っていたと思いますが、そちらの保障については入られていますか。

与儀さん:
これは主人が詳しいので、私は詳しい内容は分かっていないのですが、資料を見た限りでは、同じような内容でカバーされているので、今は必要ないのかなという話をしています。

司会:木野さんはいかがでしょうか。
先ほどのお話で、たぶんプランで入られたのかなと。

木野さん:
プランで入りました。四つぐらい選択肢があって、一番良いやつは要らないねという話になり、その下のものだったから、基本プランだったような気がします。

司会:奥さまと話されたときに、共済については入っていた方が良いよねという話でしたか。

木野さん:
やっぱり一人暮らしなのと、授業中やサークル中の怪我が心配でしたので。普段のときのケガも心配でしたね。どじでケガをすることが多いので。実際に今年、家事のときに手を切って病院に行ったときも、すぐに生協にも連絡をして、保険の手続きもスムーズに処理していたと思います。

司会:そうですか。ありがとうございます。じゃあ、もう給付を受けられているのですね。

木野さん:
給付まではどうかわかりませんが、申請は全然滞りなく、電話でやりとりして、問題なくできたと聞いています。

司会:ありがとうございます。ご自宅の方で他の保険にご加入はされていたのですか。

木野さん:
もちろん入っていますが、それはもっと入院したらとか、死亡保険とか、学資保険とかになりますので、また別で良いのかなということで加入しました。あと、先ほどありました保障、賠償の方ですね。新築というのもあって、一人暮らしで水をあふれさせて下の階を水浸しにした、ガスで火事になったということがあったときが怖いなというのもあったので加入しました。

司会:加入の手続きをいつされたか、タイミングを覚えられていますか。

与儀さん:
大学へ入学しますという署名・捺印をした書類を提出しに行くタイミングで、生協加入の方もするため、店舗に行ったら店舗での直接手続きはできないということで、申込用紙を郵送してくれと言われたので、帰りにポストに入れたという感じです。合格が決まった翌週にすぐ加入の手続きをして、届くまでは紙の半券が組合員の代わりになるので、それで教科書は割り引きで買えますよという説明はされたと思います。

司会:ちなみに、琉球大学の場合は、手続き方法がWEBでの加入と紙での加入、2パターンあったと思いますが、紙の方に決められた理由はありますか。

与儀さん:
紙で直接持って行ったら、その場で受け取ってもらえると思ったので、その方が速いなと思っていたのですが、実際は直接受け付けしていないと言われたので、用意した紙をそのまま投函しました。

司会:もしWEBでお願いしますと言われた場合は、WEBでの手続き自体はそんなに支障なくできそうでしたか。

与儀さん:
そうですね。ただ、入学前はパソコンを買っていなかったので、スマホかiPadでの手続きになっただろうとは思いますが、たぶん大丈夫だったとは思います。

司会:ありがとうございます。
木野さんの方はいかがでしょう。長崎大の今の2年生は基本的に手続き方法は紙だったかと思いますが、その加入のタイミングを教えてください。

木野さん:
加入のタイミングは結構遅かったと思います。パソコンはもう早く決めた方が良いという話を説明会でされたので、購入を決めて、住まいは部屋を押さえて帰りました。仮予約をして、保険やミールカードは、持ち帰ってじっくり考えて、教科書の申請のとき、ギリギリに送ったような気がします。

司会:入学準備について、この時期から調べておこうと思われた、意識したという時期があれば教えていただきたいです。

与儀さん:
志望校というか、受験する学校、推薦、前期、後期というのを同時に出願するわけですけど、そのとき、推薦と前期日程が県外でしたので、そこに決まったときにどうするかと考えたのが意識をした時期なので、年明けのころになりますかね。でも、推薦自体は早かったので、その前から冬あたりですね。

木野さん:
推薦だったので、推薦合格発表があったときからですね。でも、周りの人に聞くと、受けた時点から住まい探しはした方が良いよ、良い物件はなくなるからという話はされたのですが、うちは合格してからで良いかと思っていました。

司会:はい、ありがとうございます。
WEBと紙のパンフレット、どちらの情報が使いやすかったかなど教えていただければと思います。

与儀さん:
両方を見るようにということは言っていましたが、紙の方は、どうしても九州であったり、全国であったりという、全体の情報になっているので、生協がどんな内容なのか、食堂が何個あるのかなどのそういう細かい情報については、それぞれのWEBサイトに入っていかないとわからない部分もありますので、両方を見るということは意識していました。ただ、細かい手続きの内容について、例えば期日などは、紙できちんと読んで確認をして準備をしていった方が確実かなと思いました。お互いにずっと一緒に読み、見たりすることはできないので、子どもが読んだものを私自身も後で確認ができるという意味では、紙もどっちも重要というか、どっちも使った感じですかね。

木野さん:
自分のときは紙でしたね。自分はパソコンが好きなのですが、嫁さんは紙の方が好きなので。

募る不安を解消するために会話を

司会:今後の大学生活や、卒業したら就職などがありますが、それを含めて大学生活を含めて、心配事などを伺えたらと思います。

与儀さん:
1年生ということもあるので、今のコロナ状態がいつまで続くのか、やっとワクチン接種を学生も受けられるようになってきて、対面授業が増えていくのか、課外活動ができるようになっていくのか、まったくまだ見通しが立たないような状態ではあるので、大学生活がどう展開していくのかなというのは、学校側も学生側もまだ予想ができない部分ではあります。
娘としては、できる限り専門的な知識を生かせるような仕事に選択肢の幅が持たせられるように、英語であったり、資格であったりというものの勉強を、授業とは別に進めていきたいという思いはあるようです。なかなか見通しが立たない中で、今自分にできるところをやらなければという、不安感というか、焦りみたいなのはあるような感じです。
ただ、やっぱり一人でやっていかなければいけない。オンラインでしか友達とも話せなくて、一緒に勉強したり話したりという、お互いにいろんな話をする中で見えてくるものや、できる体験というものが少ないので、自分で考えて自分で進んでいく。そういうのが大変そうというか、不安そうというか、焦りを感じているのだろうなというところは、見ていて感じています。
今後、どういう風なサポートや助言をしていったら良いのかは、私自身もちょっとつかめていない状態ではあります。なかなか先を具体的にイメージできない感じですね。

木野さん:
教育学部なので、教育実習が始まっていたのですが、長崎市も「まん防」が出たので、教育実習もなくなっていっている状況みたいです。そういう教育実習などの子どもと関わる機会が減ることで、そういう経験をどこで積めば良いのかというのが不安になっているみたいですね。
学童などのバイトも考えたのですが、今はなかなかそういうのも受け入れてくれる状況でないのが続いているようですね。実習を受けていない学年に対して、教員採用試験がどうなるのかなという不安は大きくありますね。実際、それをどこに相談して良いのかも、本人もわかっていないと思います。
ゼミがあって、授業があって、先生と話をして、日常的な会話の中で困っていることを話すことはあると思いますが、なかなか悩みだけ持ってゼミに行くことはないと思いますし、なかなか話しにくいのかなというのは感じますね。どこに、誰と相談して良いのかなというのは、悩みとしてはあると思います。

司会:昨年からなかなか先が見えない状態になっているのが、学生さんは特に今後の進路や就活などいろいろあると思いますので、不安があるんだなと思います。
この間、大学生協でもアンケートをいろいろとってみると、不安を感じている学生さんは、1年生、2年生に多くて、3年生、4年生は友達がつながっていない状態ではないので、そこまで心配している人は多くないようです。今は、一番コミュニケーションが取りにくい状態になっていると思いますので、皆さん、お子さんたちがちょっと苦労している、または悩んでいるというときは、ぜひ相談にのってあげて欲しいなと思っています。
共済の方は直接相談窓口があったりしますので、そういうところもご利用していただけたらと思いました。ありがとうございました。
大学生協に感じていること、良い面も悪い面も教えていただけたらと思いますし、期待していることなどお伺いできたらと思っています。

与儀さん:
今は、なかなか学校に行けていないので、生協の利用というのもなかなかできない状況ではあるですが、大学生協って店舗だけでなくて、学生さんの活動があって、受験のときであったり、入学前、入学後のサポートだったり多くのことをしてくださっているんですよね。今はなかなか同じ学科、学部の先輩とも同級生ともつながれない状況で、困ったときになかなか相談できる人もいないので、何かしら相談できるようなオンラインの窓口みたいなものがあり、何か気軽な質問ができるような場面をつくってもらえたら、同じ大学の先輩からの体験や具体的なアドバイスが聞けるという意味では、大学生協にしかできないことなのかなと思います。
サークルや学科を超えた、また新しいつながりができるのは、子どもたちにとって、今必要というか、飢えている部分もあると思うので、ぜひそういう活動をしていただけたら助かるなという思いはあります。
やっぱり親ができることに今は限界があって、大学内のサポートが一番必要だし、うれしいと思うので、先輩方からの視点や新入生から視点で集めていただいて、学生同士の新たな活動の場、環境をつくっていただけたらと思います。

木野さん:
さっきも少し話したのですが、説明会は学生がやるということで、生の声が聞ける。しっかりと良いところも悪いところも全部リアルを教えてくれるというのは良かったですね。

司会:では、木野さん、与儀さん、どうも長い時間ありがとうございました。今後とも大学生協をよろしくお願いいたします。

2021年8月28日 リモートにて座談会


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