受験生(高校生)の保護者座談会
(2021年開催)
大学受験が始まる前に抱える親の想い

受験に向けて、勉強に励む受験生が不安なのはもちろんのこと、それと同じくらい保護者も不安を抱えていらっしゃいます。今回は、これから受験勉強が本格化していく、高校2年生のお子さまを持つ保護者の方々にお集まりいただき、現在抱えている不安や、大学進学への想いなどをお聞きしました。

写真左より

  • 武田 真由美さん
  • 永野 みどりさん
  • 中村 久美さん
  • 鈴木 奈緒美さん
  • 片野 貴子さん
  • 高口 美奈子さん

2021年11月13日 「受験生の親座談会」Part.1

少しの時間でも勉強に充てて欲しい親の気持ち

司会:まずは、自己紹介をお願いします。


武田 真由美さん

武田 真由美さん(以下 武田さん):
東京都立高等学校でPTA会長の武田真由美と申します。よろしくお願いします。息子はいま高校2年生で、文理選択は理系を選択しました。私も主人も大卒ではなく専門卒なので、大学に関してふんわりとした情報しか持っていません。もちろん子どもも初めてのことなので、本日はいろいろお話を聞けたらと思います。よろしくお願いいたします。

永野 みどりさん(以下 永野さん):
永野と申します。娘は2年生で、今は部活の方に力を入れているようです。いろいろお聞きできればなと思います。よろしくお願いします。

中村 久美さん(以下 中村さん):
2年生の息子がいます、中村久美と申します。よろしくお願いいたします。初めての大学受験を迎えるに当たって、勉強の取り組み方、部活もやっておりますので両立の仕方、心構えなど、いろいろ教えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

鈴木 奈緒美さん(以下 鈴木さん):
2年生の息子がいます、鈴木奈緒美です。4人の子どもがいまして、一番上が高校2年生で長男です。受験は初めてのことで分からないので、いろいろ教えていただきたく思います。よろしくお願いします。

片野 貴子さん(以下 片野さん):
高校2年生の娘がおります片野貴子と申します。高校には普通科と英語のコースがあるのですけれど、娘は英語のコースに通っております。大学は、私立文系というのは確定しているようです。高校生活も半分を過ぎ、本格的に大学入試に向けてどうやっていけばいいのか、学習計画などを含めて、いろいろお聞きできたらいいなと思います。本日はよろしくお願いいたします。

高口 美奈子さん(以下 高口さん):
高校2年生の娘がおります高口美奈子と申します。コロナ禍でキャンパスなども見学に行けずにおりますので、今日はいろいろなお話を聞けたらうれしく思います。よろしくお願いいたします。

司会:高校生活について、お子さまの1日の過ごし方を教えていただけますでしょうか。

武田さん:
うちの子はコロナの影響で生活のリズムが狂ったまま、なかなか戻らない状態です。朝は、出発する1時間くらい前に起きて、慌ただしくシャワーを浴びて、本当に走りながら学校に行くような生活をしています。学校では演劇部に入っておりますので、部活のある日は部活をやって、帰ってくると疲れて少し寝てしまっています。起きているときは、ゲームをしたりYouTubeをしたりして、思い出したかのように、気が乗るときだけ勉強するような形です。テスト前には必死にやっているかなという感じです。


永野 みどりさん

永野さん:
うちの娘は、朝目覚ましをかけていますが、その目覚ましで起きたことがないので、まずはそこからまず直さないと。これから3年生になって、大学に行こうとしているのは本人なので、ちょっと考えてもらわないといけないなと思っています。朝もですが、髪の毛だけには時間をかけて、もっと他に時間をかけるところがあるんじゃないかなと思っています。部活を終えて帰ってきても、「休憩」と言って休憩ばかりしていますね。勉強は宿題が出たときだけやっている感じです。

中村さん:
うちの息子も部活をやっているので、やはり朝起きるのが大変ですね。出発する1時間前には起きるようにしていて、しっかりご飯を食べています。最近は朝15分ぐらい登校前の隙間時間をつくるようにして、単語を継続的に学習するようになってきました。
学校があって部活がある日は7時ぐらいに帰ってきます。夕食を食べて1時間ぐらいゆっくりすると、8時ぐらいになって、塾に行って、そこでしか勉強はしていないです。塾から帰ってきても、YouTubeを見たりサッカーの動画を見たり、好きなことに充てて、遅くても12時には寝るようにするというような形です。規則正しく生活しようかなというのが最近うかがえるようになってきたので、そのフォローをしていけたら良いなと思っています。

鈴木さん:
うちの息子はバスケットボール部に所属しているのですが、朝練がある日は朝6時に起きて、7時に家を出て30分かけて学校に行っています。通常ですと、7時に起きて、8時半に家を出て、学校へ行く。ほぼ毎日部活があるので、部活が終わって帰宅時間が7時ぐらいです。夕飯を食べて、時間が合えば1時間勉強をするというのを彼の中で決めているみたいです。あとは自由に過ごして、12時には寝ています。

片野さん:
娘はだいたい朝7時過ぎに起きて、髪の毛に30分ぐらいかけていますね。もうその30分で単語のいくつも覚えればいいのになって思うんですけれど。家がそんなに遠くなく、3駅ぐらいなので、8時半ぐらいに出発して、9時までには登校という感じです。
娘は国際ボランティア部に入っているんですけれど、ほとんど活動がこのコロナで行われていなくて、ほとんど毎日16時過ぎには帰宅しています。そこからは、おそらく休憩しながら、宿題があればやってみたりとかしている間に、私が7時過ぎに帰ってきて、ご飯、お風呂に入って、またその後から休憩をはさみ、ラジオとかが好きなのでラジオを聴きながら、勉強も少ししているのか、していないんだかよく分からないですけれど、だいたい24時ぐらいに就寝という形ですね。


高口 美奈子さん

高口さん:
娘は6時半に目覚まし時計をかけて起きて、そこからやはり皆さんと同じくお手入れに時間もかけ、8時25分に家を出ています。部活は陸上部で、水曜と日曜以外に活動しております。塾にはまだ行っていませんで、部活の後に図書館で自習をして、8時半ごろ帰ってくるのが日常となっています。そこからの、寝るまでの12時半ぐらいまでの時間はほとんどスマホ。うちの子はYouTubeとかよりもお友達のインスタグラム。そしてあとLINEのやりとり、そうしたことに時間を使っています。そこももしも勉強に充てたらもっと伸びるのにと思って、親としてはちょっともどかしい思いをしております。

司会:高校での授業や補習、塾の活用の仕方など、お子さまの勉強について詳しく教えてください。

武田さん:
今は塾をやめてしまったのですが、塾に行っていたころは、自習室を利用していたのですが、結局、家でやっても一緒だということでやめてしまいました。
家でどういう勉強の仕方をしているかというと、一人でやると進まない。だから、Discordというオンライン通話。要はネットでお友達と通話をしながら勉強しているんです。クラスメイトのお友達とはもちろんなのですが、ゲームで知り合った同じ学年の子や先輩とかとお話しながら、教え合いっこしながらやっているようです。最初は勉強をサボって遊んでいるのかなと思って怒っていたんですね。そうしたら、お互いにポジティブな監視をし合って、自分たちを励まし合ったり、活を入れ合ったりしてやっていると言うので、それはそれで面白いやり方で良いなと思って見ています。

永野さん:
うちは、塾は行っていないのですが、テスト前のときだけは、やはり家にいたら自分は何もしないことは分かっているようで、図書館に行き勉強をします。毎日とは言わず、1日置きでも勉強をするなど、大学へ行こうと思っているならそろそろ動きだしてもいいのかなと思いながら、本人がなかなか動きださないので、親としたらどういうふうにアドバイスとかしたらいいのかなというのを、とても考えています。


中村 久美さん

中村さん:
家では、隙間時間に単語など覚えなければいけないものに充てる時間にしていて、塾の2時間ぐらいの時間で、今日はこれをやる、あれをやるというのを、塾の先生が指導してくださっているのをもとに、学習を進めているようです。親がアドバイスもできないので、塾の先生を頼りにしています。
あとは担任の先生と面談をして、進路の方向とかを考えていると思うので、それに自分の希望に沿うように頑張ろうというのがちょっと見られるので、励ましていこうと思っています。
自分は、この教科は苦手だからこれで頑張るというのが少し見えてきて、そこにどういうふうな勉強の配分をしていけばいいのかなというのを、考えようとしているなというのが最近感じられているところなので、励ましながら応援できたらなと、後方部隊みたいな感じでいます。

鈴木さん:
うちの息子は、夏休みは高校で開催していただいている講習会への参加はしていました。大学進学への危機感が彼にもあるらしく、年明けから塾に行く予定です。ただ、予備校型にするのか、補習型にするのか、どの塾にするかを悩んでいます。私は大学の受験となると、予備校型をずっと思っていましたが、補習型で分からないところをきっちり固めるという方が、彼は良いと言っていて、いま塾選びに悩んでいます。


片野 貴子さん

片野さん:
もともと数学が中学校のときから苦手でしたので、いま個別の数学の塾に週1回行っています。テスト前は気になる教科とかがあれば、そのときだけ増やしたりできますので、うまく使い分けしながらやっている形です。
文系なので、3年生になってからは数学がなくなってしまうので、2月ぐらいでもうその講座はやめようかなと思っています。あとはもう国語と社会、世界史の講座を取ろうなと思っていますが、大手の予備校的なところに行くのか、どうしようかなと思っています。あと、予備校の夏季講習・冬季講習にはちょっと参加しようかなと思っています。

高口さん:
コロナ禍でのオンライン授業は、うちの子はもうだらけるだけでした。本当に集中力に欠け、全然授業に対しての理解ができていなくて、その結果が先月の中間テストにも現れていました。それで娘も危機感を覚え、いまは図書館へ部活の後に毎日行く日々が続いていて、12月の期末テストに向け頑張っている次第です。
塾に関しては、いまはコロナ禍で、やはりオンラインのところが多いんです。娘の場合は、オンラインだと駄目なので、対面授業のところを1月ぐらいからどこかないかなという方向で、娘と父親が話をしています。

司会:部活動と勉強の両立について、どういう風に考えていますか。

武田さん:
はじめは、部活も大事だけど勉強してという話をしていたのですが、子どもは、部活を楽しめるから勉強も頑張れる、やっぱり両方楽しみたい、部活の時間は譲れないと言いうので、その頑張った分を、一緒に勉強も頑張ろうねということで、落ち着いています。まだ結果にはつながっていないですけれど、私としては、そういう気持ちです。やっぱり高校でしか体験できないことなので、頑張って欲しいなと思います。

永野さん:
基本的に体を動かすのはいいことだと思いますし、娘も足は速くないですが、体を動かすのは好きなので、部活はしていても良いかなと思っています。ただ、部活を引退した後、部活をしていた時間に彼女はいったい何をするのかという不安はあります。

中村さん:
私も部活と勉強の両立というのは賛成です。サッカーは、他の部活よりも引退の時期が遅いのですが、それも自分で夏に引退するのか秋の選手権の予選まで頑張って引退するのかというのは、彼自身が決めていいことだと思っています。部活を頑張った分、残りの短い時間でも学習に反映してくれればいいなと思っています。


鈴木 奈緒美さん

鈴木さん:
中学でもバスケ部に入っていたので、高校でもバスケ部に入っています。中学のときに両立できなかったので、ゆるい部活に入ったらどうかと私は提案したのですが、やはり彼はバスケは譲れないということで、バスケ部に入りました。結果としては、同じ学年の仲間が皆さん賢い方が多くて、成績を競い合うように、良い方向に向かって、いつも勉強もし、バスケも頑張り、いまではキャプテンを任されていて、余計に両方頑張るようになったので、とてもいい結果になったなと私は考えています。

片野さん:
国際ボランティア部なのですが、ようやく最近活動が始まったばっかりなんですね。やはり、一度始めた部活動は、最後までやり遂げて欲しいと思っていますので、ぜひ両立して欲しいなと思っています。運動部ではないので、そういった意味では、両立はできると思いますので、最後までちょっと見守っていきたいなと思っております。

高口さん:
娘は陸上部に入っております。練習は水曜日と日曜日以外は毎日。ですが、その練習で体を動かすことがストレスの発散となりながら、区の大会、都の大会などで結果を残せたことが喜びとなり、そして部活の仲間とのその大学進学に関するお話もしているらしく、それが刺激となり勉強に取り組むきっかけにもなるので、とても良いと思います。両立できていると思います。

大学進学に向けて尽きない親の心配


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