東京地区保護者座談会
(2022年開催)
コロナ禍での受験、親と子の二人三脚

入学準備に役立った、大学生協「オンライン説明会」

司会:入学するにあたり、真っ先に準備したことは何でしたか?

三浦さん:
やはり学費の準備です。高校2年生の冬くらいから「この先いくらかかるんだろう」ということは真剣に考えてシミュレーションするようにはしていました。合格してからは大学生協さんのホームページの「新入生応援サイト」を参考にして、必要なものをリストにして準備しました。

小泉さん:
同じように、学費の準備、それと共済保険も入らなければと真っ先に思いました。長男が法政で大学生協の共済にお世話になっているので、ホームページを見ながら「自宅通学ならこれが必要だね」など、娘にいろいろとアドバイスをしていたのも印象的でした。

司会:お二人ともホームページをよくご覧いただいたようですが、ホームページの造りはわかりやすかったですか?

三浦さん:
非常に分かりやすかったです。誘導の仕方もよくて、「何を調べたい」となった時に目的のページまで迷子にならずに最短で行けるとても良いホームページだと思いました。あと、女子大生目線で作られているというのもあるかもしれませんが、色の使い方やデザインも可愛らしいと思いました。コミック形式が取り入れられているのも、理解しやすくて良かったですね。

小泉さん:
三浦さんがおっしゃったように、女子大の雰囲気があってすごくいいなと思いました。一緒にホームページを見ていた息子も、「これだったらみんな見るよ」と言って、感動していました。ただ、推薦入試だったので早めに合格が決まり、しょうがないのですが、一般入試が終わるまで、なかなかホームページが更新されず、準備に取り掛かれなかったのは少しやきもきしました。推薦の方も多いと思うのでもう少し早く情報収集ができると良いなと思いました。

司会:お二人とも日本女子大学生協の「オンライン説明会」にご参加いただきましたが、どのようなことを期待されて参加されましたか?また、参加された感想についても教えてください。

三浦さん:
やはり少しでも日本女子大学のことを知りたいというのが大きな理由でした。また、入学後の生活において、大学生協さんがどのようなサポートを提供されているかも関心がありました。学生さんが説明会の進行をされていたので、学生主体の生協なんだなという印象を強く受けました。娘も、先輩が進行されているのを見て、身近に感じることができたようです。

小泉さん:
娘も、学生主体の説明会に感銘を受けていました。学生さんが前に出てプレゼンしているのを見て「自分もやってみたい」と思ったようで、早速、先日、サークル説明会の際に学生委員会の説明を受けてきたと言っていました。ほかにも入りたいサークルがあるようで、本人は悩んでいましたが、すごく刺激を受けたみたいです。

司会:実は日本女子大学生協として、オンラインでの説明会は初めてのことだったのですが、問題なかったでしょうか?

三浦さん:
今回オンラインが初めてだったというのに驚くくらい、とてもスムーズな進行でした。進行されている方とは別に、何人もの在学生の方々がいらっしゃって、実際の学生生活についていろいろな意見を聞けたのはとても良かったです。

小泉さん:
三浦さんがおっしゃったように、先輩方のお話をたくさん聞けたのは、娘にとっても、私にとってもイメージが湧いてとても良かったです。オンラインといえど濃い内容の説明会だったと、娘も言っていました。それに、説明会当日はあまり天気が良くなかったので、オンラインで助かったということも言っていました。コロナ禍において学校も予備校もオンラインになりましたから、娘たちの世代はもうすっかりオンラインに慣れてきていますよね。

入学準備は大学生協でスムーズに

司会:説明会に参加されて、何か発見はありましたか?

三浦さん:
いろんな発見がありましたね。例えば入学準備にしても、自分の学生時代がもう30年ほど前ですので、何をすれば良いのかもうすっかり分からなかったので。スーツだとか、パソコン、共済など、準備に必要ものをアドバイスいただけて非常に助かりました。あと、「学食パス」はとても画期的だと思いました。すぐに申し込みをさせていただきました。

小泉さん:
娘が一番感動していたのはやはり「学食パス」でしたね。“日本女子大学の学食は美味しい”という評判を聞いていて、しかも食べ盛りなものですから、「パパ、学食にたくさん通うよ」と、目をきらきらさせていました。美味しい、きれい、早い、安い。しかも学食パスという便利な仕組みがあるのは親にとっても助かります。

司会:やはり、学生さんにとって学食は大きな楽しみの一つですよね。「学食パス」が親御さんにとって助かるポイントはどのような点でしょうか?

三浦さん:
学食パスのマイページにログインすると、何を食べたか履歴が出るじゃないですか。偏りなく食べているのか分かるので、親にとってはうれしいですね。娘は、毎日何を食べたか写真を撮ってLINEで送ってくるんです。「今日は学食でこんなのを食べたよ」って。きっと、地方の保護者さんは食生活を一番気にされるところでしょうから、これは親にとっても本当に安心できるシステムだと感心しました。

小泉さん:
日本女子大学は周りに飲食店があまりないんです。だから娘の学生生活は学食頼みになるのではないかとさえ思っています。コンビニなどで買って食べるよりは、学食でしっかりしたものを食べる方が良いですよね。学食パスがあるからいつでも行けるね、お腹が空いたら学食に行きなさいね、と娘には言っていますし、いいシステムがあって親としては助かっています。

司会:共済保険には加入されましたか?

小泉さん:
基本プランに入りました。長男も基本プランに入っていて、例えばアルバイトでケガをした時などもカバーしてもらえるのは安心ということで同じプランにしました。やはり学生となるとアルバイトは必ずと言っていいほどしますよね。何かあるのは親としては想像したくないんですが、やはり外にいる以上、何かあってからでは遅いので、加入を決めました。

三浦さん:
娘もアルバイトをし始めて、やはり学外と家の往復の中で何が起こるかわからないので親としてはとても心配するところでした。学生賠償責任保険はアルバイトや日常生活、インターンシップでも24時間、365日保障されるということで、これは加入しなければ、と思いました。

司会:大学生活も始まって数週間が過ぎましたが、対面とオンラインではどちらが多いですか?

三浦さん:
入学時のオリエンテーションでは、今後は対面授業を増やしていきます、というお話がありました。実際、娘の話では割合的にいうと対面が多いようですね。あとはオンラインとオンデマンドが半々でしょうか。今のところ60%ぐらいは対面というイメージです。

小泉さん:
娘の様子をみると、結構、学校に行っていますね。履修の仕方にもよるのでしょうけど、ほとんど対面の印象です。ただ、4時限とか5時限など、遅い時間の授業はオンラインを履修しているので、それは助かるということは言っていました。あと、自分の予定表をオンラインで確認できるのはとても便利ということも言っていましたね。

司会:今はオンライン授業も多いですし、パソコンが必須ツールになっていますが、パソコンを準備する際に悩まれたことはありますか?

三浦さん:
どういう機種が良いのか、どのスペックが良いのか、気になるところでした。特にオンラインやオンデマンドを利用するので、悩みましたね。でも説明会で在校生さんが「こういう機種のを使っています」とか、「こういう機能があるモデルを使っている人が多いです」という説明がありましたので、非常に参考になりました。ただ大学生協さんのウェブでは、Windowsの推奨モデルは富士通とSurfaceの2種類だったので、これしかないのかなみたいには思いました。でも、たくさん選択肢を並べても困ってしまう場合もあので、2機種ぐらいが妥当なのかなと思いました。

小泉さん:
Windowsか、Macかで悩みました。Windowsのほうが汎用的ではあると思いますが、子どもたちはiPhoneを持っているので、同期できるMacのほうが便利かなと思い、どちらかで迷いましたね。

司会:最終的にどんなパソコンを購入されましたか?

三浦さん:
生協モデルのWindowsを購入しました。生協モデルは富士通とSurfaceの2択。正直、これしかないのか、と初めは思いましたが、たくさん選択肢があっても悩むだけなので2種類のうちから選べたのは逆によかったと今は思っています。生協モデルはハイスペックを搭載されていて、少し値段が高かったので予算オーバーではありましたが、保証やサポートが非常に充実している点は量販店にはない魅力でした。それが一番大きかったですね。

小泉さん:
うちは結局、Macにしたんです。生協モデルではなく、市販のMacを購入しました。しかし、大学ではWindowsをベースに授業が展開されるようで、提出する課題の仕様やフォントが合わず「パパ、Windowsを貸して」といって、結局私のパソコンを貸したりしています。結局、MacにWindowsを載せ替えるソフトを大学から支給してもらったようですし、今となってはWindowsにすれば良かったと思っているところです。

司会:お二人とも推薦入学ということで、合格が決まってからご入学まで長い春休みのような感覚だったと思います。その期間中どのように過ごされていましたか?

三浦さん:
12月10日ごろに合格通知をいただいて、喜びもひとしおながら、すぐに学期末試験があったのでそれに向けて勉強をしていました。高校側から「共通テストは受けてくださいね」といわれていたので、学期末試験が終わると今度は共通テスト対策の勉強をしていました。共通テストが終わると実質2カ月半くらい春休みになりましたが、高校の先生や予備校の先生からTOEICの受験を勧められたようで、TOEICの勉強をしていましたね。高校のスタディラボでマンツーマンの指導を受けていましたので、春休み中も週に2日ぐらいは学校に行っていました。

小泉さん:
三浦さんの娘さんのお話を聴くと肩身が狭いですが、うちはまったく逆で、11月1日に合格通知をいただいてからほとんど勉強をしたのを見たことがないです。友達と遊びに行ったり、動画サイトの韓国ドラマにハマったりして、5カ月間とにかく勉強の「べ」の字もないぐらいでした。本人曰く、「今しか青春はないの」とかなんとか言っていましたけれど…。まぁ娘が楽しそうにしていたのでよかったとは思います。


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