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下関市立大学生協「戦後75周年企画」

目的/概要

下関市立大学生協学生委員会では戦後75年周企画として、沖縄終戦の日や下関空襲の日、終戦記念日にその土地の75年前に想いを馳せたり、国際問題を取り上げ平和新聞として投稿したりと、継続的に平和についての発信を行い、平和の輪を広げる取り組みが見られました。

学生委員会が「じぶんごと」にして平和について発信

自分が住んでいる街の75年前は…?

戦争が終わってから75年。あなたの住んでいる街の75年前に起きたことを想像したことはありますか? この取り組みでは、沖縄終戦の日に沖縄出身のメンバーが、下関空襲の日に下関出身のメンバーが、平和について投稿を行いました。また平和部局のメンバーが平和だと思う瞬間を、写真を添えて投稿していました。学生委員のメンバーそれぞれがじぶんごととして自分の考える平和を発信することで、その投稿を見た人が自分にとっての平和は何だろうと考えられるような働きかけが行われていました。

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ちょっときになったことを調べて、しっかり学んでみんなに届ける

平和へのアプローチは様々

国際協力のサークルに入っているメンバーが、ケニアのスラムについての現状について調べ、平和新聞として発信を行いました。コロナウイルスの広がりによって周りのことを考えづらい今だからこそ、視野を広げるきっかけにしてほしいという想いで国際問題が取り上げられました。平和について考えるアプローチは様々なので、視野を広げて考えるということはとても大事なことです! また、この新聞に関連したクイズを作り、定例会の中で学習会が行われました。みんなに広げ、みんなで学びます。

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みんなで考える「#未来へのバトン」

それぞれの強みや個性を生かして

この戦後75周年企画の最後には、下関戦場ヶ原公園に焦点を当て、平和部局で長い間活動してきた3年生の平和に対する想いを動画にして発信しました。様々な出身地のメンバー、国際協力について調べているメンバー、3年生として活動してきて平和への想いが強いメンバー、動画編集が得意なメンバーなど、それぞれの強みや個性を生かし、下関市立大学生協学生委員会で#未来へのバトンを考え、繋いでいきました!

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企画者よりメッセージ

身近なものに焦点を当て、知らないことを知らせることができたらいいなという想いで行った引退前最後の企画で下市の強みを活かせた企画になりました。企画長として、3年間活動をやった結果として、自信が湧きました!
人それぞれ平和への想いは違います。平和学習の量も出身地により違います。下関市立大学は全国47都道府県全てから入学者がいます。平和の想いの多様性を知り、認めあえたらと思います。

学生委員 小野勇太郎

取材・執筆

林 優樹(全国大学生協連中国・四国ブロック学生事務局)

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