水産大学校生協「生協のショップに「SDGsのコーナー」を作りました!」

水産大学校生物生産学科3年 斉藤 光(学生委員会)

水産大学校生物生産学科3年
斉藤 光(学生委員会)

きっかけは、中四地区の教職員委員会に教員理事の先生より声を掛けていただいて参加した事がスタートです。大学での学びの中にこれからは取り入れていくべき課題だと思うので、学生委員会から横のつながりで活動に活かすことは出来ないだろうか?という考えで学生も一緒に参加してほしい!と学生委員へ声を掛けてくださいました。

たしかにニュースなどで耳にはしたことがあっても「SDGs」を意識したことはありませんでした。

そのため、まず委員会内での認知度向上のためにSDGsについて知るきっかけを作ろうと考えました。

教職員委員会に参加して、「SDGs」は17の項目から成り立ち、それらの項目を身近なことに結び付けて学ぶことができました。

この学びの場に参加した事で「SDGs」は生協の活動に通じているように感じました。そこで学生委員の活動を通して関連付けて組合員に発信する企画を学生委員内で共有しました。学生委員が発信を続けることで、少しでも組合員が知るきっかけを増やすことになり、まず知ってもらうきっかけの一つとして書籍コーナーを職員さんと作りました。

ショップに来店された大学の先生からも評価を高くいただきました。 SDGsは今後、社会でさらに重要になってくるので、学生には社会に出る前に認知してほしいし学びを深めてほしいけれどどのように授業と結びつけるかまでは、なかなかたどりつけていないそうです。


水産大学校ということで、水産資源の持続的可能性や保存について学んでいるため、「SDGs」では17の項目のうち「14.海の豊かさを守ろう」に注目しがちですが一つの項目を守ろうとするのではなく、つながりを意識することが大切です。

現段階として、まだ学校や授業でSDGsの話はほぼありません。水産大学校でSDGsの認知度を上げるために学生委員からの発信を続けていこうと思っています。学生委員の活動も企画を考える際には、まず「SDGs」の項目に関連付けるところから始まり、SDGsに基づいた企画を実行できるような活動を行っています。