東北大生協「スマホで発見!SDGs」

東北大生協 教職員・院生組織委員会 副委員長 成田瑶子

私たち東北大生協 教職員・院生組織委員会は、教職員委員と院生委員で構成されている組織委員会です。今回は院生委員による「スマホで発見!SDGs」という企画を紹介します。

この企画は、東北大生協の取り組みとSDGsを関連させて広報することで、組合員がSDGsへの理解を深め、東北大生協がSDGs達成に貢献していることを知ることを目的に掲げています。具体的には、POP上のQRコードをスマホで読み取ると、該当するSDGsに関連する東北大生協の取り組み紹介ページが表示されます。トップページに戻ると、これまで読み込んだ目標のロゴに色が付くスタンプラリーになっています。POPはロゴとQRコードを全面に出し、多くの組合員に気づいてもらえるよう工夫しました。

なぜSDGsに関する取り組みをしようと考えたか

大学の研究は社会的課題が背景になっているものが多いため、日々研究をしている院生は社会的課題に対して一定の知識と興味を持っており、この分野に取り組みやすいです。また、学部生時代には社会的課題に関する活動をやりたくても手が回らなかった委員が再集結したことで、今度こそは実現しようと力を合わせました。

短所を克服し長所を活かした企画

当初は、7キャンパスの店舗にSDGsのシールを置いてシールラリーをしようと考えていました。しかし、私たち院生委員は9人と少なく、部室もないため物品準備も自分たちだけではできません。このままでは職員さんに大きな負担をかけてしまいます。POPを店舗に置くだけの簡単な作業にする方法は何か?そこで、WEBを使うという案が出ました。長い大学生活の中で、WEB作成のスキルを獲得した委員がいたのです。

まとめ

この企画を始めるにあたり、17の目標に関連する東北大生協の取り組みを探したり取り組み紹介文を考えたりすることで、私たち自身もSDGsへの理解が深まりました。まだ組合員の反応は確認できていませんが、少しでも多くの組合員がSDGsのことを知るきっかけになればと考えています。