EIZOは、液晶モニターを中心とした映像関連機器のメーカーであり、一般のパソコン用モニターから、クリエイティブワーク、医療など、高い機能と品質が求められるプロユース領域における製品まで幅広く提供しています。特に医療市場では世界で高いシェアを誇っており、性能と品質にこだわったモノづくりに世界中から高い支持が寄せられています。
当社では新入社員の選考にあたってパソコンのスキルを問うことはありませんが、どの部署においても日々の業務にパソコンを使うことが不可欠ですので、基本操作ができることを前提として採用しています。私が知る範囲では入社後にパソコンが使えなくて困ったという事例は聞いていませんが、もし基本操作ができなければ、配属されてから業務の習得に支障が出てきますので、Officeの基本的な操作には学生のうちに慣れておく必要があると思います。
就職活動において昨年度から大きく変わったことは、コロナ禍によってリモート面接が主流となったことであり、オンラインで円滑に面接を行うために、学生側の使用端末や通信環境の重要性が高まっています。端末はスマートフォンではなく、ある程度の画面サイズが確保されるパソコンを使うことが望ましいですし、面接中に会話が途切れたりしないよう、安定した通信環境を準備して事前にチェックしておくことも必要です。
オンライン面接には距離の壁がなくなるという大きなメリットがあり、コロナ収束後も実施されていくことでしょう。パソコン操作に苦手意識を持っている学生もいるかもしれませんが、まずは使う機会を増やし、その意識を払拭していくことをお勧めします。