漫画で消費者として強くなる!
第2話 賃貸トラブルを防ぐための基本ガイド

天才犬コテツが教える
賃貸トラブルを防ぐための基本ガイド
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- 主人公:ハル

- ハルの先輩:ナオ
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- 天才犬:コテツ
1. まず前提:賃貸トラブルは若者にも起きています

コテツ- 住宅の賃貸契約に関するトラブルは、10〜20代の若者にも実際に起きています。特に、親元を離れて新生活を始める時期は、初めての契約で戸惑いやすく、注意が必要です。

ハル- 契約って、サインすれば終わりだと思っていました。

ナオ- 分からないまま進めるのが、一番トラブルにつながりやすいんだ。
2.【契約時】サイン前に必ず確認したいポイント

コテツ- 契約前に特に確認してほしいのは、次の点です。
- 禁止事項(喫煙、ペット、楽器など)
- 修繕は誰の負担か
- 退去時の費用負担
- 解約予告期間
- 特約(通常と違うルール)

ハル- 特約って、読み飛ばしがちです…。

ナオ- そこに一番大事なことが書いてある場合もあるよ。

コテツ- 18歳から一人で契約できますが、原則として一方的にキャンセルすることはできず、親権者による取り消しもできません。
3.【入居前】最初の確認と記録が自分を守ります

コテツ- 入居前には、できる限り貸主側(管理会社)と一緒に部屋の状態を確認しましょう。
キズや汚れがあれば、写真に残しておくことが大切です。
昨今では入居者アプリやLINEで室内の状態を撮影して提出できる場合もあります。

ナオ- 最初に記録があるかどうかで、退去時の話し合いが全然違う。
4.【入居中】困ったらすぐ管理会社に相談、丁寧に使う

コテツ- 雨漏りや水漏れなどのトラブルが起きた場合は、すぐに貸主側へ連絡してください。トイレの水が止まらないなどのトラブル時、入居者自身で手配した業者から高額な請求を受ける場合があり、貸主側(管理会社)に確認なしで支払ってしまうと自己負担になってしまうことがあります。まずは貸主・管理会社に相談しましょう。
賃貸住宅は借りているものなので、日頃から丁寧に使う意識も重要です。

ハル- 自分で直そうとしない方がいいんですね。
5.【退去時】請求内容はよく確認する(納得できない場合は消費者センターに相談を)

コテツ- 退去時に納得できない原状回復費用を請求された場合は、内容の説明を詳しく聞いてみましょう。退去時も、できる限り貸主側(管理会社)と一緒に現状確認を行い、メモや写真を残しましょう。

ナオ- 聞き返すのは失礼じゃない。確認は当然だよ。

コテツ- 原状回復とは、部屋を借りたときの状態に完全に戻すことではありません。入居者が退去するときに借りた当時の状態になるべく近づけて返すことです。ただし、契約書に【特約】が書かれている場合は、そちらが優先されます。特に、退去時のクリーニング費用、壁紙補修、短期解約の場合の違約金は、物件ごとに異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
6. 困ったときは「188」に相談

コテツ- 不安やトラブルがあれば、消費者ホットライン『188(いやや)』に相談してください。 一人で抱え込まないことが大切です。
独立行政法人国民生活センターのウェブサイトより
賃貸住宅の原状回復トラブルにご注意!(発表情報)_国民生活センター