漫画で消費者として強くなる!
第4話 なんでこの広告出てくるの?

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- 主人公:ハル

- ハルの先輩:ナオ
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- 天才犬:コテツ
1. 広告が「あなた専用」に選ばれるワケ

コテツ- インターネット広告は、ただ並んでいるわけではありません。ページを開いた瞬間に、「その人に合いそうな広告」を自動で選んでいます。

ハル- え、一瞬で?考える時間もないのに?

コテツ- はい。「レコメンドエンジン」という仕組みで、過去の行動から好みを推測しているのです。方法は主に2つです。
- 似ているものを出す
- 似ている人の行動を参考にする

ハル- 自分の好み+他の人のデータってことか…。

ナオ- そもそも『あなたにクリックされやすい』広告が選ばれて表示されている、と考えると、本当に『自分で選んでいる』と言えるのか、よく考える必要があるね。
2. 忍び寄る「プライバシー」と「悪意」のリスク

コテツ- 便利な一方で、注意点もあります。多くの場合、最初からデータ利用が許可されていて、自分の行動が分析に使われています。

ハル- 自分で入力してなくても、バレるってこと?

コテツ- はい。行動の積み重ねから、かなりのことが推測されます。

ナオ- それが広告に使われる、と。

コテツ- さらに重要なのは、悪意ある広告も同じ仕組みを使える点です。
例えば「お得に弱い人」には、そういう広告が狙って表示されます。

ハル- うわ…狙われてる感じだな…。

ナオ- 「自分向けだから安心」じゃなくて、「自分向けだからこそ疑う必要がある」わけね。
3. 広告と賢く付き合う「3つのコツ」

コテツ- 対策はシンプルです。「流されないこと」です。具体的には3つです。
- 設定を見直す
広告のパーソナライズはオフにできます。 - すぐに信じない
広告にすぐに飛びつかず、自分で検索して確認することが重要です。 - おかしいと思ったら報告
広告のメニューから簡単に通報できます。
- 設定を見直す

ハル- なるほど…受け身じゃダメってことか。

ナオ- インターネット広告の正体を知り、上手く付き合っていくコツを身に付ける。
それが一番現実的だね。

コテツ- その通りです。
「見えない仕組み」を前提に行動することが、これからの基本になります。
参考リンク
<月間ページ>令和8年度消費者月間 | 消費者庁
<インターネット広告の仕組みと付き合い方に関する解説動画>
○動画
令和8年度消費者月間関連動画(前編) | 消費者庁
令和8年度消費者月間関連動画(後編) | 消費者庁
○動画スライド
見える情報 見えない仕組み