漫画で消費者として強くなる!
第5話 レンタルバッテリー、ちゃんと返した?

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- 主人公:ハル

- ハルの先輩:ナオ
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- 天才犬:コテツ
便利なサービスだからこそ「返却まで」が契約です
モバイルバッテリーは「借りたら終わり」ではない

コテツ- 最近は、スマホひとつで利用できるシェアリングサービスが増えています。モバイルバッテリー、カーシェア、自転車シェアなど、学生の皆さんにとっても身近なサービスになっていますね。

ハル- 私も使ったことがあるよ! 充電がなくなったときに本当に便利なんだ。

コテツ- その便利さゆえに起こりやすいのが「返却忘れ」です。
モバイルバッテリーのレンタルは、借りた時点で契約が終わるわけではありません。返却して初めて利用が終了します。
そのため、「返そうと思っていたけれど忘れていた」という場合でも、契約上は利用が続いていることになり、料金が加算されることがあります。

ナオ- 悪質な業者にだまされたわけではなくても、高額な請求になることがあるんだね

コテツ- そうです。シェアサービスは利用時間に応じて料金が発生するものが多いため、「気づいたら数日経っていた」というだけで想像以上の金額になることがあります。
違約金を払っても返却が必要な場合がある

ハル- でも、何千円も払ったら、そのモバイルバッテリーは自分のものになるんじゃないの?

コテツ- そうとは限りません。
多くのサービスでは、一定期間返却されない場合に違約金や損害金が発生します。その金額は、新品のモバイルバッテリーを購入した場合と同程度になることもあります
しかし、違約金を支払ったからといって、自動的に利用者の所有物になるとは限りません。
サービスによっては、- 違約金を支払う
- モバイルバッテリーを返却する

ナオ- 「お金を払ったから返さなくていい」と思い込むのは危険なんだね。

コテツ- そのとおりです。利用規約によって取扱いは異なりますので、まず契約内容を確認することが大切です。
お金だけではない! 発火事故のリスクも

ハル- 返し忘れても、カバンの中に入っているだけなら大丈夫じゃない?

コテツ- 実はそうとも言えません。
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われています。強い衝撃を受けたり、高温環境に長時間置かれたりすると、発熱や発火につながるおそれがあります。

ナオ- 旅行や帰省のあと、カバンに入れたまま何週間も放置してしまう人もいそうだね。

コテツ- 返却忘れは料金の問題だけではありません。使わないモバイルバッテリーを長期間持ち歩いたり放置したりすることで、事故のリスクも高まります。
借りたものは早めに返却することが、自分や周囲の安全にもつながるのです。
トラブルを防ぐための3つのポイント

ハル- じゃあ、返却忘れを防ぐにはどうしたらいいの?

コテツ- 次の3つを意識しましょう。
- 借りる前に利用規約を確認する
料金の計算方法、料金の上限、違約金の有無などを確認しておきましょう。 - 借りたらすぐに返却予定を登録する
スマホのカレンダーやリマインダー機能を使って、返却予定日や返却場所を記録しておくと安心です - 「借りたものは返す」までをセットで考える
モバイルバッテリーは、借りることよりも返却することが大切です。返却までが契約だという意識を持ちましょう。
- 借りる前に利用規約を確認する
困ったときは一人で悩まない

ハル- もし請求内容に納得できなかったら?

コテツ- まず利用規約や利用履歴を確認しましょう。
そのうえで、契約内容が分かりにくかったり、不当な請求ではないかと感じたりした場合は、消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談することができます。

ナオ- トラブルになったら、抱え込まずに相談することも大事なんだね。
コテツからひとこと

コテツ- シェアリングサービスはとても便利ですが、その便利さは利用者がルールを守ることで成り立っています。
「借りたら返す」 「契約内容を確認する」
この二つを意識するだけで、多くのトラブルは防ぐことができますよ。
契約内容確認の画面はスクリーンショットを保管しておくことも忘れずに。

ハル- なるほど! モバイルバッテリーは「借りる」だけじゃなくて、「返す」までが契約なんだね!
参考リンク
モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!-帰省や旅行の時期、公共交通機関の中での事故は特に危険です- | 消費者庁ネット通販での購入時には、 最終確認画面のスクリーンショットを保存しましょう ! | 消費者庁