大学生協REPORT 2017

組合員の多面的な成長の場としての大学生協

会長理事 古田元夫

 第60回総会では、2017年度の大学生協の活動のテーマ、基調として、「つながる元気、ときめきキャンパス〜協同体験を組合員の成長と大学生協の力に〜」を掲げることを決定しました。

 ここには大学生協が、「生活者、消費者として」「学習者として」「社会人・市民として」など多面的な組合員の自立、成長の場という役割りを果たしていることが反映されています。そして、大学生協はこうした組合員の自立、成長を、学生・院生・留学生・教職員・生協職員といった様々な背景をもつ組合員の協同を通じて実現する場であるという特徴をもっています。

 このような大学生協の役割りは、大学当局に大学生協の大学内での地位を認識してもらい、コンビニの大学進出などの試練を受けつつも、大学生協が学内で存在感を確保するうえで重要な意味をもっていると思います。ただし、大学生協の存在感を増すためには、その事業経営組織としての強化も不可欠です。組合員の成長の場、強力な事業経営組織という両輪があって、大学生協はその存在意義を発揮できるのです。

 今年は、マレーシアでICAの総会が行なわれる予定です。日本の大学生協は、全国に学生を中心として150万を超える会員を持っています。学生が主体の生協が存在し、学生自身が自らのキャンパス生活の基盤をつくる活動を展開しつつ、自立、成長していることは、日本の大学生協が国際的に誇ることができる大きな特徴です。ICAの総会では、ぜひこの日本の大学生協の良さを、全世界に向けて発信したいと思います。

 


ページトップへ