135号は、著書「流れ星が消えないうちに」が大学生の間で大人気の作家・橋本紡さんに、ご寄稿いただきました。大学時代、ビデオ店でアルバイトをしていたころのエピソードが綴られています。先輩との会話のそのやりとりは、まるで小説の一コマのようです。
デビュー作『しゃばけ』から大ヒットを飛ばし、以来、大学生をはじめ幅広い層に支持されている畠中恵さん。今回は今春に発売された『つくもがみ、遊ぼうよ』を中心に、作品を作り上げていくプロセスや日常の姿をたくさん語っていただきました。ついつい引き込まれてしまう畠中さんの作品には、実はいろんなこだわりが詰まっているのです。
発達心理学がご専門の信州大学・高橋知音先生。ご自身の学生時代や心理学のこと、さらには発達障害の研究に入られたきっかけとなるご自身の経験や、日頃からオーディオブックを活用されるその理由など、興味深いお話を語っていただきました。
世の中には書店でかけてもらうブックカバー、インターネットからダウンロードできるもの、市販のもの、はたまたお手製のものなどいろいろなタイプのブックカバーがありますが、みなさんは普段なにを選び使っていますか? 今回はブックカバーが語りかける、活用法。これを読んで、ぜひわたしたちとご一緒に楽しい読書ライフを!
「旅」と言っても、人それぞれにたくさんの旅のかたちがあります。青春18きっぷの旅、海外一人旅、船旅、ホテルではなく今人気のゲストハウスを利用した旅、輪行旅など、今回の特集では、「旅」をキーワードにいろいろなタイプの「旅」をお届けします。なかなか旅に出られない、出かけるのが億劫……という方には、「空想旅行代理店」からとっておきの旅のかたちもご提案中です。
いろいろな大学で取り組まれている読書にかかわる活動をご紹介する新しいコーナーです。活動の規模は大・小関係なく、お茶をのみながらのんびり本について語り合うささやかなものから、大勢の仲間と開催するイベントまで、大学生が主役の活動なら何でもOKです。「私たちの活動を紹介したい!」という方は、編集部(izumi@univcoop.or.jp)までご一報ください。初回のこのコーナーでは、長年、定期的に開催されている立命館生協リンクショップ(滋賀県草津市)のブックカフェをご紹介しています。
このほか、西村朱美さんの連載エッセイ「好きならしょうがない」、「スタッフのリレーエッセイ」、「大学生協の読書マラソン」、洋書シリーズ「Reading for Pleasure」、今号から全4回で連載の「ロンドン便り」などレギュラーコーナーも健在。また、第9回全国読書マラソン・コメント大賞(2013年10月10日まで開催中)の応募用紙も付いています。135号もどうぞお手にとってご覧ください。
●畠中 恵 VS 西山裕子(横浜国立大学)・野間綾香(法政大学卒業生)
●畠中 恵 VS 西山裕子(横浜国立大学)・野間綾香(法政大学卒業生)
●水野邦太郎
~立命館生協リンクショップのブックカフェ~
~読者はがきから~
●田口祥子(読者スタッフ・跡見学園女子大学)
●門脇みなみ(新潟大学大学院)
「100回泣くこと」
●髙橋元紀
●鳥塚真璃亜
●門脇みなみ
●清水祥彦
読者はがきから
●安田亜矢
●大塚かな子
●いずみ委員
※本誌記事・写真・イラストの無断転載を禁じます。
『読書のいずみ』は大学生協の書籍店で無料配布しています。
品切れの際は、一冊につき80円切手4枚を同封の上、編集部にお申し込み下さい。