大学生のサークル事情

大学生といえば「サークル」を思い浮かべる人も多いのでは?
サークルは自由に活動ができ、いくつか掛け持ちもできる、 といった特徴もあります。
入学後のサークル選びの参考にしてみてください。

根岸 一朗くん

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根岸 一朗くん
東洋大学 社会学部・社会学科

東洋大学生協

活動内容を教えてください
白山祭実行委員会では、大学の文化祭である白山祭の運営を行うために活動しています。私はその中の企画局に所属しており、子供向け企画の企画や運営を行っています。
また、文化祭の運営だけでなく、遠足や合宿などもしています。
活動頻度、部費、人数規模(男女比)について教えてください。
活動頻度は月1回行われる本部会議に参加することと、各担当の活動の必要に応じて集まっています。
部費は特にありません。
人数規模は250人ほどで、大きく分けて企画局、会計局、広報局、渉外局、総務局に分かれて活動をしています。

このサークルに入ったきっかけは
入るきっかけはサークル紹介でした。
高校で生徒会に所属していた経験などから、自分たちで何かを作り上げる活動をしたいと思っていたこともあり、企画・運営を行う実行委員に魅力を感じて入りました。
このサークルに入って良かった点を教えてください
良かった点は他学部、他学科の先輩と仲良くなれることや、友人がたくさんできることです。規模も大きく、多くの人がいるため、交友関係の幅が大きく広がったと思っています。先輩方が近くにいる環境は、勝手のわからない1年生にとって心強いです。
また、文化祭の運営に携われることで得られる達成感やスキルはここでしか味わえない貴重なものだと思います。
サークルの雰囲気はどうですか?
責任ある活動をする真面目さと、楽しむときには盛り上がれるふたつの面を持っている組織だと感じます。自分の活動に対して真剣に取り組む姿勢と、活動以外の場面では先輩、後輩の隔てなく仲良く盛り上がれる雰囲気があります。

高校生へメッセージ
長いようで短い大学生活を充実したものにしたいのなら、やりたいこと、興味のあることにチャレンジしていくことが大切だと思います。後悔しない学生生活を送るため、サークル活動にもぜひチャレンジしてみてください!

安宅 駿太くん

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安宅 駿太くん
東洋大学 文学部・史学科

東洋大学生協

活動内容を教えてください
普段は、都内の体育館を使って、卓球をやっています‼たまに、日中に学校の体育館を使って卓球をすることがあります‼
長期休みには、スキー旅行や山梨の河口湖まで行ってサークル合宿をやります‼
合宿の時には卓球のサークル内でのトーナメント試合をしたり、富士Qハイランドに遊びに行ったり、温泉に入ったりしました‼
合宿では、他にもBBQや夜にはみんなで集まってミニゲームや座談会をしました。
また、新学期が始まった時には、新入生歓迎会を行いました‼
さらに、学園祭への参加も行い、去年はフランクフルト屋を、今年はワッフル屋を出店しました‼︎
さらに卓球関連の行事にも積極的で首都大会という関東の主要大学が参加する大会にも出場しました‼︎
活動頻度、部費、人数規模(男女比)について教えてください。
活動頻度は週に2日、主に月曜日と木曜日の放課後です。時間は早くて4限終わり(17:00くらい?)~21:00までです。基本的に自由参加です。ただ、あまりにも参加者が多い場合は二つの体育館で別れて活動します。
部費は¥2000円くらいです。
人数規模は、大体70人前後です。普段は、10人~20人くらい参加しています。
男女比は7:3くらいです。
このサークルに入ったきっかけは
同じ学科の友人の紹介で卓球サークルに入りました。また、中学の時に卓球部に所属してたこともあり、卓球サークルを選びました‼︎
このサークルに入って良かった点を教えてください
サークルに入って良かった点はサークル内で友人や後輩と仲良くなれたことです。また、コロナで運動する機会が減っていたので、サークルのみんなとわいわい運動する機会ができて良かったです。あとは、サークル内で人間関係が深まったこと、プライベートで交流する機会が増えたことで、大学生活をより充実できたことです。そのおかげで人見知りだった自分にもコミュニケーション力がつきました。おかげで就活とか学校の普段の課題など助け合うことが多いです。

サークルの雰囲気はどうですか?
先輩、後輩の隔てなく仲が良いです。卓球するときも先輩後輩関係なくプレイします。
特に合宿など行事ではみんなで買い出しに行ったり、ゲームをしたり盛り上がっています。同級生との交流だけでなく、先輩や後輩など世代を超えて交流関係を築けます。
また、サークルは部活と違い実力などが意識されないために初心者でも楽しめますし、大きなイベントにだけ参加しても大丈夫です。
高校生へメッセージ
大学は学びの場ではありますが、人生で最も自分らしく楽しめる期間です‼︎長期休みが長く自分がやりたい事をして過ごせます。自分のやりたい勉強をするのもいいですが、趣味に没頭するのもいろんなサークルに入り、様々な人間関係を深め、充実させるのもいいと思います。人生でたった1回の大学生活なので、いろんな活動に取り組み、大学生活を盛り上げて、楽しんでください‼︎

千葉 結衣さん

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千葉 結衣さん
東洋大学 文学部
英米文学科

東洋大学生協

活動内容を教えてください
朗読、1分間スピーチ、アーティキュレーション(滑舌練習)、DJ、番組発表会(年に3回実施、内容→ラジオドラマ、DJ、バラエティ、朗読など学生自身が制作した作品を他大学にお披露目するイベントです!撮影から編集まで当メンバーで全て行っています。)、学園祭の司会、スポーツ試合の実況、YouTube動画の編集、FM茶笛ラジオ制作
【第2土曜日23:00~0:00のキャンパスホットウェーブ枠で“Radio beat!”(今年度よりボイスパーティーから名称変更)放送中!】

https://twitter.com/TAK_voiceparty

https://fmchappy.jp/

活動頻度、部費、人数規模(男女比)について教えてください。
活動頻度…毎週水曜日18:15~19:45
(ラジオ収録は、月末の日曜日【アフター含めて2時間ぐらい】、番発を控えている場合は、準備などで土日も大学に行っています)
部費…なし、人数規模…7:3(男子:女子)で、計30人います。

このサークルに入って良かった点を教えてください
このサークルに入って良かったと思うことは、人前で話せるようになったことです。以前までは、緊張してしまい、中々声を出すこともできませんでしたが、アナ研の活動で皆の前で発表する機会に触れたことでだいぶ慣れることができました。
どうやってこのサークルを見つけたのか教えてください
大学のホームページのサークル欄から見つけ、TwitterやInstagramでDMを送って、アナ研に入りました。
学業などとの両立方法について教えてください。

私は、アナ研以外にもADのバイトや営業インターンなど計6個掛け持ちしており、よく友達から「ほとんど、授業中も寝てるのに、いつ、勉強してるの?」と言われることがあります。そのときによく言っているのが、
1. 必修科目以外はレポート科目だけを選ぶこと、2. 勉強の仕方、3. スケジュール管理についてです。

1. 必修科目以外は、基本寝ても何とかなるレポート科目を選んでいます。レポートは、先生の話を聞かなくてもどうにかなる上に良い成績も取ることが可能です。私は、それで今まで乗り切ってきました。でも、自分の学びたい分野を学ぶことが1番です。これはあくまで参考程度として捉えてください。

2. 勉強の仕方というよりかは、空きコマをどう使うかだと思います。もちろん、空きコマを使って、友達と遊びに行くのもいいですが、課題をやる時間として使ってみることを勧めます。とはいっても空きコマで終わらない場合もあります。その場合は大学に入れる時間(東洋大学は22:00)まで残って、その日のうちに終わらせることができる課題を終わらせます。それでも終わらなければ帰りの電車内で終わらせます。後は、予習しなくてはならない科目の見極めです。その科目の成績評価が期末試験100%とかなら、当たり前ですが、課事前課題が出ていなくても予習はします。一方でレポート科目の場合はどうでしょうか。予習する必要は全くありません。なぜなら、何も覚える必要がなく、後でどうにかなるからです。逆にその時間を他のことに使って有意義な学生生活を送りましょう。欲を言えば、暗記科目は毎日見て覚えることを勧めます。私は、それで良い点数を取ることができました。忙しくても、工夫次第で良い成績を取ることは可能です。

3. 履修を組む際に、いつ予習をやって、いつ復習をやって、バイトに行くのかなど予定を立てています。あくまで、予定ですので、多少の変更はありますが、それをやることで課題を忘れることもなく、友達と遊ぶ時間も確保でき、有意義に時間を使うことができます。

渡邊 絢香さん

profile

渡邊 絢香さん
同志社女子大学
生活科学部人間生活学科

同志社生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください
大学でも体を動かしたかったからです。また、アットホームな空間に惹かれたからです。
週2回というペースで運動ができるので、運動不足解消になるな!と思い入会を決めました。最初は同志社大学のサークルに入ることは不安でしたが、同期には陸上経験者が多くて、陸上の話を通して仲良くなれたので、ここでまた陸上を続けようと思いました。
活動内容や人数規模について教えてください。
同志社大学の2つのキャンパスを合わせて約150人が所属しています。「楽しく走ること」が私たちのモットーです。陸上サークルといっても、気軽に走りたい人から本格的に走りたい人、陸上経験者から未経験者まで、幅広く在籍しています。一人ひとりに合わせたしっかり走る練習や大会への参加から、ドライブやスノボ合宿、運動会など、多種多様な遊ぶ機会が用意されています。

あなたはそのスポーツを元々していましたか?
小中高校で陸上部に所属し、かなり熱を入れて活動していました。幼い頃から球技があまり得意ではなかったこと、個人競技が得意だったことから長距離一筋です。
活動中の雰囲気はどのような感じですか?
学年・経歴関係なくみんなで楽しく活動しています。しっかり走る日は部活動のように、声を掛け合ったり、タイムを競いあったり、みんなで高め合います。私が一番好きな時間は、練習後の鬼ごっこの時間です。短距離長距離関係なくみんなで遊びます。イベント事では、先輩方が楽しい催しを企画してくださるので全員全力で楽しみます!

授業やバイトと両立することはできていますか?
むしろこのサークルが息抜きの場所となり、他の事が頑張れていると言っても過言ではないです。
テスト週間や長期休みは活動もお休みになりますが、通常は平日週2回の活動です。残りの5日に別のサークルに参加する人もいれば、授業課題をこなす人、バイトに力を注ぐ人など様々です。また強制参加ではないので、自分の生活スタイルに合わせて活動できるのがサークルの魅力です。
高校生に向けて一言お願いします!
大学はもちろん学びの場でありますが、人生の夏休みと呼ばれるぐらい、時間がたっぷりあります。進学先で学びたいことをとことんやる4年間でもいいと思うし、色んなサークルに入って新たな自分を発見する4年間でもいいと思います。もし今先が見えていなくても、自分が信じた道を突き進み、進学先のサークルで素敵な出会いや経験をしてきてください。

和田 明日香さん

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西野 友梨香さん
同志社大学 法学部
出身地:福岡 (大濠高等学校卒業)

同志社生協

活動内容を教えてください

私が大学に入学してから所属している団体は、同志社生協学生委員会以外に同法会という法律系のサークルです。オンライン私が入学した2020年度は、春学期の全ての授業・テストがオンラインになり、サークルの新歓などもオンラインが主流になった年度でした。同法会での活動は、現在でもオンラインでの活動がメインです

同法会は、同志社大学の法学部法律学科の学生が多く所属しているサークルです。私が同法会に入ったきっかけは、「法学部法律学科の学生がよく所属しているサークルがある」という話を、大学入学前に一人暮らしする部屋探しをした際に担当してくれた法学部の先輩学生に聞いたことです。同じ学部の友達ができたら良いなという軽い気持ちで入ってみようと思いました。

私の初めての同法会での活動は、大学一年生の秋に行われた討論会でした。この討論会は、例年対面形式で行われている討論会でしたが、私が参加した年からオンラインになりました。班活動が主な活動でしたが、対面で集まるのが難しい状況だったので、対面で集まることに加えてzoomなども活用して、同じ班のメンバーと連絡を取り合って、討論会までの約1か月間準備をしました。

今年の春に2回生になってからは、討論会や企画などを計画する側になりました。今年も去年に引き続き対面での活動が難しい状況が続いているので、オンライン会議を利用して同級生と話し合いを進めたり、オンライン座談会を開催してサークル内の人と交流し話す機会を作ったりしました。オンラインでできる活動を充実させ、より対面に近い交流の機会を多く作ることが、今後のサークルでの目標です。

和田 明日香さん

profile

和田 明日香さん
同志社女子大学
出身地:大阪府(東大谷高等学校卒業)

同志社生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください
私の場合、大学でしてみたいことのひとつに掲げていたのが「複数団体掛け持ち」。理由は単純。高校時代、部活3掛け持ちしている友人を見て、かっこいい!と思ったから。高校生までだと掛け持ちしている人の方が少ないですが、大学生はむしろ逆。かくいう私も、生協学生委員会の他に2団体(計3団体)掛け持ちしています。
活動内容を教えてください

プロモーション委員会「フリージア」

広報部高大連携課の職員さんと同女の魅力を発信する学生団体です。オープンキャンパス勤務はもちろん、高校生向け学内サイト(VIVI.Net)の記事作成(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/vivinet/)、休日のキャンパスツアー(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/event/visiting_campus)、オープンキャンパスで配布するグッズ作成も担います。
元々、後述する(バイトについてで述べる)オープンキャンパススタッフに入るつもりでした。しかし、2020年夏のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で新規スタッフ募集なし。新規勤務できるのはプロモーション委員会(以下、プロモ)に加入した新入生のみ、とのこと。早い段階からスタッフに入れるならプロモでもいいかな、と軽い気持ちで入会を決めました。
結論から言うと、早期入会を決めて大正解!団体に所属することで帰属意識が芽生え、人脈もかなり広がりました。プロモに入ってよかった!と思うことは、大学に対する愛着が沸いたこと。プロモ内で学部勉強会を開催し、他の学科がどのような学びを得ているのかについて補完し合うこともあります。大学の魅力を知った上で大学生活を過ごすようになり、自然と大学愛が深まりました。

日本語日本文学会報『こむらさき』編集委員

年1回発行される会報誌『こむらさき』(こむらさきvol.20 発刊!! - 同志社女子大学日本語日本文学会 同女 日文学会(ngakkaidwcla.com))編集委員も務めています。執筆はもちろん、特集のテーマ決め、外部とのアポイント、デザイン構成など全て編集委員が担当。プロのライターの方をお招きし、取材講座や文章講座を行うこともあります。
vol.20(2021年3月発行)では「手で書くということ」と題し、新村出記念館やポスト社へ取材。現在はvol.21発行に向けて、取材や執筆を重ねているところです。
高校時代文芸部だったこともあり、執筆には慣れていたつもりでした。しかし、編集委員で求められるのは「書きたい文章」より「伝わる文章」。抽象的な表現をしたものの、読者に内容が伝わらなければ元も子もありません。一文一文を客観的に「読む」「書く」力が見につきました。日本語日本文学科に所属しているからこそ、一層意識するようになったのかもしれません。

田中 陽菜さん

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田中 陽菜さん
龍谷大学

龍谷大学生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください

小学校と中学校でバスケットボールをしていたこともあり、純粋にバスケットボールがしたくて入りました。大学のバスケットボールのサークルは3つくらいあって、その中から自分に合ったサークルを選びました。私は自宅から大学までの距離が少し遠いため、がっちりしたサークルではなくて、緩い雰囲気のサークルを希望していました。今所属しているサークルは初心者やブランクがある人、毎回参加が必須ではないので気軽に行くことができます。男女の比率は男子が多いです。そのため、試合は男女混合で行うこともあります。女子だけでも人数が揃えば女子だけで試合を行います。大学生になってからは部活や体育の授業もないので、運動する機会が減ってしましますのでサークルとかで体を動かせるのは良い機会だなって思います。
活動内容を教えてください

基本的には週2回くらい活動を行っています。しかし、今は新型コロナウィルスのため1ヶ月に3、4回くらいで活動が減っていることが現状です。場所は京都府内の体育館を担当の方が取ってくださるので、そこで活動をしています。人数が多いため、1人当たりの体育館代もそこまで高くはありません。練習内容について、はじめに円陣を組んで仲を深めます。その後にアップで体を温めます。そこからはずっと試合を繰り返す感じです。他学年や違う学部の人と試合がない時間にお話をしたり、学部の先輩がいれば、相談とかを聞いてもらったりしています。また、例年なら合宿やBBQ等があるのですが、コロナになってからはこのような活動も行えていないのが現状です。また、他大学のサークルと試合ができる「セカンドステージ」というトーナメント式の試合などもあります。

サークル・部活、それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
サークルに入るメリットはまず好きなスポーツや挑戦したかったことができることがいいなって思います。大学公認のサークルだと、安心できますし、共通の趣味の仲間と一緒に楽しめることは素晴らしいことだと思います。また、色んな学部の人と関われる機会でもあり、先輩や同期と授業の話とか、学部の話をして、情報収集できることも魅力的だと思います。
デメリットはキャンパスから体育館まで少し距離があり、また駅から遠くて歩くのが辛いです(笑)でもたまにタクシーのお誘いなどがあります。サークルだし、がっちりした活動ではないので、予定が合わないとかで欠席も可能ですので、気軽に考えて良いと思います。
高校生へ伝えておきたいメッセージ
大学生になると、自由にできることがいっぱい増えます。今までやってこなかったけど、挑戦したかったことにもチャレンジできる機会がいっぱいあります。コロナ禍はまだまだ続くと思いますが、少しずつ対面の活動も増えてきています。高校の延長線として、サークルに入る、全然違う分野に興味がある、とかでも全然ありだと思います。サークルの醍醐味といえば、色んな人と関われることであり、色んな人と話して、自分の価値観をどんどん広げていってください。1度切りの人生だからこそ、やったことないことにもいっぱい挑戦していくべきだと思います。サークルに入って充実した学生生活を送って下さい!

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