たすけあい情報室 共済パワーアップ講座

大学生が狙われる危険 × 共済のたすけあい活動!


私たちの「発行本」の 位置づけ

大学生協共済連では2014年2月に共著の立場で、『大学生が狙われる50の危険』(以下、『50の危険』)を発行しました。私たちは、学生組合員の生活を支える目的で加入・給付・報告・予防提案の4つの取り組み(共済活動の4本柱)を推進しています。今回、発行した『50の危険』は、その一つである「予防提案」に直結するものと考えています。

発行に至るまでには、「すべての学生に無事に卒業まで学業を継続してほしい!」という私たちの強い願いが背景にあります。私たちは、『50の危険』を予防提案の真ん中に据えて、各種の取り組みとも連動させていきたいと考えています。

『50の危険』× 「病気・ケガ・事故」

『50の危険』の内容を「病気・ケガ・事故」の観点より、見ていきたいと思います。

以下は、いずれも学生の病気やケガに直結する危険です。

  • 第1章

    飲酒・アルコール中毒、自転車事故

  • 第2章

    ネット依存症
  • 第3章

    自然災害や事故、地震・津波、大雨・台風・竜巻、
    火事、電車・バスなどでの事故、バイク・自動車での事故
  • 第4章

    病気・ケガ、インフルエンザ・麻疹、食生活の乱れ、うつ病、こころの不調、ひきこもり、自殺
  • 巻末付録

    データ1:学生生活の緊急なトラブル・アクシデントは?
    テータ2:大学生に多い病気やケガは?
    データ3:大学生に多い賠償事故や扶養者の病気・ケガは?

そして、上記を含む多くの項目は、学生の「心の病」にもつながりかねない危険といえます。

学生のスマホ・ ネット環境への対応

昨今の学生のスマホによるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用実態は〝深刻〟といわざるをえません。大学生協共済連が賛助会員となる全国大学メンタルヘルス研究会の報告書『大学生のインターネット・携帯電話利用に関する調査結果(第8報)』(「メディアと若者」研究班Ⅱ)では、「インターネットやゲーム依存度は昨年度より増加しており、健康障害も増加していた。(大学生が)インターネットに費やす時間、インターネット依存と健康への影響には関連が認められた」と結んでいます。

また、読売新聞(2014年4月5日)では、「国の調査によると、スマホを所有する小中学生、高校生の割合は、2010年度は携帯電話を持つ子どもの2・9%に過ぎなかったが、2013年度は56・8%に急増。スマホ利用者の低年齢化が進み、個人情報の流出や不正請求などのトラブルも増加している」と伝えています。言うまでもなく、大学生はその延長線上にいます。

『50の危険』では、こうした現実を踏まえて、【第2章】(スマホ・ネットにひそむ落とし穴)を独立させて編集しています。

事後の保障ともしっかりとリンク

病気や事故は発生しないことが一番です。私たち共済団体には、まずは『50の危険』等を最大限、有効に活用して「予防提案」活動を実践していく使命があると思っています。

もちろん、病気やケガに遭ってしまった場合の事後の保障も重要です。学生生活24時間365日を保障対象とする大学生協の共済は、心の病(精神障害による入院)や地震によるケガ等も通常の病気やケガと同じ基準で保障対象としています。保障に加えて、加入学生とその家族が24時間365日、専門スタッフにからだやこころの悩みを相談できるサービスも付いています。また、共済と一緒にご案内している学生賠償責任保険には、示談交渉サービスが付いています。

大学との連携を 強く意識した取り組み

大学生協には、基本的に「学内でなんでも相談できる窓口」があります。多くの大学生協では、大学の保健管理センターや学生相談室等との連携を強く意識して、予防提案活動を推進しています。また、定期的に共済・保険の給付(支払)の状況等を大学へ報告しています。大学生協共済連では、全国大学メンタルヘスル研究会、全国学生保険学ゼミナール(全国の大学における保険学関連のゼミナールを中心に、インターカレッジでの研究交流を行う「場」)等で『50の危険』の紹介を行うことを通じて、大学関係者とも積極的に連携を図っています。

私たちは、『50の危険』を〝知らなかった〟ことで、大学生活を台無しにしないための学生と親の必読書!と位置づけています。ぜひとも、ご一読いただけましたら幸いです(大学生協書籍部・全国の書店でお求めいただけます)。

(大学生協共済連・藤本 昌)

「CampusLife39」より転載

「大学生」が社会へ旅立つ必読本!

大学生が狙われる50の危険

情報社会化・少子&高齢化・世界標準化が進む日本の将来を託す若者(大学生)とその保護者へ向けた本です。情報や便利さがあふれる彼らの生活空間は、悪の誘いも多く「ほんとう・ホンモノ」に気づきにくい環境といえます。とりわけ、スマホの登場以降は、巧みに若者の心のスキを狙う手口も巧妙化しています。また、「3・11」の教訓としての新しい防災意識もしっかりと若者に受け継ぎたいものです。今こそ、自立した社会人へのステップとなる有意義な大学生活の妨げとなるさまざまな危険・リスクへの備えが必要です。親子で1冊ずつ備えておけば、コミュニケーションツールとして活用できます。また、身近におられる新大学生へのプレゼント本としても最適です。

書 名:『大学生が狙われる50の危険』
著 者:株式会社三菱総合研究所・全国大学生活協同組合連合会・ 全国大学生協共済生活協同組合連合会
出版社:青春出版社  2014年2月15日発行(初版)
価 格:本体926円+税 ISBN:978–4–413–21008–9


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