各政党・国会議員に聞いてみた!
奨学金制度に関する考えと行動

自由民主党 衆議院議員 渡海 紀三郎

日本教育新聞の記事とご本人のブログを引用された回答をいただきましたのでそれぞれ紹介させていただきます。

出典:日本教育新聞社 日本教育新聞 平成29年1月2日付18面掲載
見出し:給付型奨学金がスタート

返済不要の給付型奨学金については、政府の閣議決定において実現することとされ、自民党でも昨年9月にプロジェクトチーム(PT)を立ち上げました。

私はPTの委員長として、制度設計についての議論を精力的に行ってきました。同じく公明党内でも検討が行われ、自公合同会議による議論を経て制度設計の提言を取りまとめ、昨年11月に政府に申し入れを行いました。

平成30年度の本格実施に先立ち、平成29年度は経済的負担が特に厳しい状況にある学生を対象に先行して給付を開始することになります。

給付額は、3万円を基本額とし、給付対象とならない世帯とのバランスや、国公私立や自宅・自宅外といった状況の違いも考慮した上で設計するとともに、約2万人の給付規模とすることとし、その上で財源は政府予算全体の中から捻出することを求めました。

給付型奨学金の創設により、未来ある若者が経済的な理由により進学を断念することなく、また、意欲と能力を有する者の進学を後押しし、真の教育の機会均等が実現されることを期待しています。

※上記の著作権は日本教育新聞社に帰属し、記事の無断転載はお断りします。

◎「給付型奨学金」 公式サイトとかい紀三郎 2016年12月13日
http://www.kisaburo.net/?p=3860