給付型奨学金の創設は、わが党も長年にわたり創設を求め、実現を迫ってきたものであり、政府案は、国民世論と運動の反映といえます。
しかし、政府案は、支給人数の少なさ、成績悪化に伴う返還規定など様々な問題点があり、不十分なものです。わが党は、▽支給対象の要件にある成績基準をなくし、成績悪化に伴う「返還」規定を削る、▽貸与奨学金について、有利子を廃止し、支給対象者の成績基準をなくす▽保証人の要求、延滞金、一括返還請求を禁止する▽相談体制を整備する?などを内容とする修正案を提案しました。引き続き、奨学金の給付対象の拡大、有利子から無利子への転換、授業料の引き下げなどにお金の心配なく学べる社会実現に向け、取り組んでいきます。
この春、わたくしの息子も大学に進学します。大学生の親としていっそう、皆さんが安心して学べる環境づくりに取り組みます。