開催概要
- 日時:
- 2025年6月7日(土)
13:00~18:00
- 場所:
- オンライン開催(Zoom)
当日の様子

【開催報告】2025年度第2回全国社会的課題委員会
全国社会的課題委員会とは
以下の目指したい姿を実現するために、以下の位置づけで各階層別委員会、各ブロックから集まった委員と共に政策議論・政策執行を行う理事会設置委員会です。
目指したい姿
- 地球市民の一人として、大学コミュニティを通じて持続可能な社会を実現していく組合員
- 持続可能な社会の実現に向けて、知り・知らせ・考え・話し合い・行動するきっかけをつくる大学生協
- 持続可能な社会の実現に向けて、大学生協の取り組みを社会に発信し、社会を変えていく大学生協
① ユニセフハウス訪問報告
ユニセフハウスへの訪問報告!
- ユニセフハウスを訪問しました。子どもが学校に行けず家の仕事に従事している様子を知ったり、実際に重たい水瓶を持ってみたりしました。全国社会的課題委員会では施設の様子と訪問者の感想を添えて報告しました。大学生協の国際貢献活動やユニセフ活動が活発になるきっかけになれば良いと思います。
② そなエリア訪問報告
防災施設への訪問報告!
- 防災体験学習施設そなエリア東京に訪問に行ってきました。全国社会的課題委員会 の中ではその訪問報告のみでしたが、実際に各地域でも防災施設について探してみたり、防災というボリューミーなコンテンツに対して自分が何をするべきか考えたりするきっかけになればいいなと思っています💭
③ 募金について
災害をジブンゴトとして捉えてもらうために大学生協として何が出来る??
- 私たちは”生活協同”組合です。自分は大丈夫でも協同する仲間の誰かがどこかで災害によって生活が脅かされている現状があるのではないでしょうか?という問題提起からまずは災害をジブンゴトとして捉えられているか、ジブンゴトとして捉えるために意識していることがあるかの意見交流やそれを踏まえて大学生協として募金をどのように推進していく必要があるかについて協議を行いました。
④ 大学生協の選挙促進
政治的有効性感覚・学習性無力感を大学生活を通してよりよくできないだろうか
⑤ 今年度の平和推進について
「終戦・被爆80年」経った意味を考え、行動への一歩を踏み出す
- 「1945年の終戦・被爆から80年経った2025年、みなさんはこの事実をどう受け止めますか?」この問いかけをもとに、一組合員として・社会的課題を推進する者として何ができるかを考えました。
- 私たちができることは大小関係なく、身近な所からできるのではないでしょうか?周りで起きていることに目を向けて「より良い生活と平和」について、引き続き考えていきましょう!

⑥ 大学生協が取り組む「もったいない」フードロス&フードウェイスト
事業者と消費者をつなぐ
- 小売に至るまでのサプライチェーンで生まれる『フードロス』と、小売・飲食サービス・消費者の手元で生まれる『フードウェイスト』は深刻な課題です。
- フードロス・フードウェイストを減らそうとすることは私たちの食文化を再確認する機会であり、組合員の食卓である私たち大学生協は食事業・組織活動を通じて、事業者である大学生協と消費者である組合員の関係をフードロス・フードウェイストの両面から考え直すことが必要なのではないでしょうか。
- 北海道・東北・東京・東海地区の一部の食堂では、2025年1月に、Dole社の『もったいないフルーツプロジェクト』として「もったいないバナナカレー」「もったいないバナナパウンドケーキ」を出食しました。
- 寄せられた組合員の声や販売実績から大学生協がフードロス削減に取り組む意義を協議しました。併せて、家庭や外食でフードウェイストを減らすために組合員とともに意識したいことも協議しました。
⑦ 地域報告・階層別委員会報告
各地の取り組みをもとに意見交換が行われました。今後の活動にとって活かせる時間となりました。
注目する取り組みとポイント
激甚災害支援・防災
<概要>
- ・近畿大学生が継続的なボランティア活動に参加できるように、学生が現地に赴き被災地と向き合う機会を作るためにボランティア活動を行った。
- ・学生ならではの力を被災地に届けるために実施。石川県輪島市門前町黒島町・深見で活動した。
<ポイント>
- ・ボランティア活動をしているだけでも素晴らしいのだが、さらに近大生が継続的なボランティア活動に参加できるようにすることも目的としている点。
環境
<概要>
主に卒業生から処分する予定の電子レンジ・本棚といった大きな家具家電や、コップやタッパーといった小物などを生協を仲介して新入生へお渡しする。
<ポイント>
譲渡する上級生は新入生へのメッセージもカードに記載しており、想いも受け継がれる3Rを考えることもできる。
続けて開催していることで貰った側が数年度渡す側になることまで見越しており、保護者にも人気である。
平和・国際貢献
<概要>
- ・ブロック学生委員会や社会的課題分野推進委員会内で、「選挙」があることを周知。
- ・なぜ選挙に行くことが重要なのかについても共有し、まずは大学生協側から知り・行動をしていこうと提起した。
<ポイント>
- ・「選挙に行く」ことを目的として周知するのではなく、「なぜ選挙に行くのか」を考えるきっかけを作った。
- ・【選挙・投票促進】学生事務局情報交換チャットで、東北ブロックの動きを報告した。
消費者
<概要>
- ・ブロック学生委員会にて「ブラックバイト」と「契約のトラブル」について講演があった。
- ・身近な例から実際にどのようなトラブルになるのかという話ができていた。
<ポイント>
- ・学生生活に身近なテーマ設定にしたことで、普段の生活を想像しながら関心を持って講演を聞くことができた。
- ・消費者月間の説明も行ったことで、消費者課題についての意識を会員生協が持てるように促した。