院生の1日
北見工業大学大学院 自宅生 
堀田美月さん

私の研究紹介


堀田美月さん
北見工業大学大学院 工学研究科社会環境工学専攻

実際に大学敷地内で観測した吹雪の観測値を用いて、吹雪を視覚的に体験できるVR(ヴァーチャルリアリティー)環境の構築を行っています。
積雪寒冷地では冬期の吹雪による視程不良が原因の事故や被害が毎年起こっています。吹雪の視覚的体験を用いた防災教育を通して、吹雪に対する防災意識の向上と、吹雪事故の軽減ができればと考えています。

視程:水平方向での見通せる距離。
引用:気象庁,「予報用語 氷、霜、霧、雷、日照時間」, 「気象庁ホームページ」,
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kori.html , (参照 2018-09-14).

平日のスケジュール

グラフ

5:00 起床
5:30 身支度、体操、朝食、新聞、ニュース
8:30 登校、メールチェック
9:00 ゼミ、講義、研究
12:00 昼寝、昼食
13:30 Skypeミーティング
14:00 講義、研究
15:30 おやつ
16:00 研究
18:00 下校、寄り道
19:00 夕食、就寝準備
20:30 勉強、読書
22:00 就寝

体調を崩さないよう早寝早起きを心掛け、怪我や肩こりの予防に毎朝体操をしています。一緒に研究をしている先生が遠方に住んでいるので、実験を行っている時期はほぼ毎日Skypeでミーティングしています。

休日のスケジュール

オンな休日(研究室や課外活動)
グラフ

5:00 起床
6:00 身支度、体操、朝食
8:00 自由
12:00 昼食
13:30 登校、資料作成、課題
15:30 おやつ
19:00 帰宅
19:30 夕食、就寝準備
20:30 勉強、読書
22:00 就寝

オフな休日(趣味など)
グラフ

5:00 起床
5:30 身支度、体操、朝食
7:30 読書、録画消化
9:30 食材の調達
12:00 帰宅、昼食
13:30 食材の仕込み
14:30 昼寝
16:00 自由
18:00 夕食、就寝準備
20:30 勉強、読書
22:00 就寝

ゼミや講義での発表、要旨や課題提出などが近いときは休日も研究室で資料作成をします。土曜日は親と一緒に一週間分の食材の調達と仕込みを行い、平日の食事準備の時間を短縮しています。友達と遊んだり家族でドライブに出かけることもあります。

1週間の予定

  9 : 00 –
12 : 00
12 : 00 –
15 : 00
15 : 00 –
18 : 00
18 : 00 –
21 :00
ゼミ・講義 ミーティング・講義 実験準備 帰宅
講義 ミーティング 実験準備 実験準備
実験準備 実験 実験・データ整理 帰宅
データ整理・講義 ミーティング・ゼミ予習 英論ゼミ 帰宅
講義 アルバイト 講義・合同ゼミ 合同ゼミ
食材調達 食材仕込み 自由 外食
自由 資料作成・課題 資料作成・課題 帰宅

講義やゼミのない日は実験に充てたり、研究室の同期の計測補助に入ることもあります。夕方以降の予定がないときはカフェや図書館に行き、気分転換します。

間スケジュール

イベント(行事)
1 観測
2 観測、国際シンポジウム
3 観測機材撤収、旅行
4 入学式、履修登録、研究室合同新歓、公務員試験
5 合同ゼミ発表、実験
6 実験、公務員試験、学会要旨提出
7 実験、オープンキャンパス、期末レポート提出
8 学会準備、旅行、宿泊ゼミ(中間発表)
9 学会、旅行、投稿論文執筆
10 合同ゼミ発表、3年生への研究室紹介
11  
12 観測機材設置、年末発表、忘年会

院生のお財布事情

アルバイト内容(講義アシスタント)

収入

項目 金額(円)
奨学金 0
アルバイト 5,000
小遣い 10,000
貯金切り崩し 0
その他 3,000

支出

項目 金額(円)
居住費 0
食費 1,500
交際費 3,000
通信費 5,000
化粧品 2,500
貯金 6,000

教えて!院生

研究室の生活はどうですか?(人間関係、コアタイムなど)

研究室では月1で懇親会がありますし、それ以外でも飲みに行ったりご飯を食べに行ったりすることがあります。お互いの観測や計測を手伝うことも多いので、研究室のメンバーには信頼感があります。同系列の研究室と合同で開催される行事やゼミがあるのと、グループを組んで課題に取り組む講義があるので、自分の研究室以外の人と関わる機会も多いです。コアタイムは基本的には9:00‐17:00ですが、あまり厳しくはないので各自都合の良い時間に来ています。帰省や就活、旅行などで大学から離れるときは事前に担当教員に連絡します。

なぜ、大学院に進学した?

学部卒では身につけられる専門知識や経験に限りがあると感じ、また「ここで学ぶことは今しかできない」と思ったので、進学を決めました。

大学院進学のアドバイス、学部生へのアドバイス

大学院に進学すると、研究分野の第一人者と話したり、自分が行っている研究について発表したり、最新の研究に触れる機会が増えるので、積極的に様々なことに関わっていくことが大切だと感じます。進路の選択肢も増えるので、勉強や研究が好きな人だけでなく、自分の将来や進路に迷っている人も大学院進学を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

私の研究風景