院生の1日
京都大学大学院 下宿生 
梶原 泰斗さん


梶原 泰斗さん
(かじわら たいと)

京都大学大学院 理学研究科
物理学専攻 修士2年
出身:大分県
研究内容:不安定な原子核をつくって取り出す装置(ISOL)の模擬装置を使って、その一部の改良を目指しています。

教えて!院生

大学院に進学したきっかけは?

同じ学部のほとんどの人が進学するため、その流れで進学しました。

研究室での生活はどうですか?(コアタイムなどは)

コアタイムはなく、比較的自由に活動できています。
特に決まりはなくても、なんとなく同じような時間に通学しています。

学部生との1番の違いはなんだと思いますか?

本当に自分で学びたいことを選んで学ぶ必要があります。
ただ勉強しないと教授と話すときなどについていけなくなりますね。

アルバイトはしていますか?学部生との違いは?

一応TA(ティーチングアシスタント)をしています。
院生という立場なので、学部生の見本にさせられそうで難しいです。

運動は週にどのくらいしていますか?

ほとんどできてないです。
思い立ったとき(まれに)筋力トレーニングをする程度ですね。

食事は自炊していますか?

自炊しています!
今年度は研究室にお弁当を作って持って行っています。

私の研究風景カバンの中身紹介

研究室のディスプレイを使って(借りて)、2画面使っています。
紅茶を飲むためのマグカップと小皿もポイントです(笑)

中身

パソコンの充電器は必須ですね。
本は一応常に携帯しています。
新型コロナ感染症の間は除菌スプレーも携帯しています。

学部生との違い

学部生との比較では大きな違いはないかもしれません。

1週間の予定 修士1年前期

コマ/曜日
1コマ          
2コマ 放射線物理学 原子核基礎論A 場の理論A   原子核実験学ゼミナールA
3コマ     天体核物理学Ⅰ   英語での科学コミュニケーション構造
4コマ     基礎宇宙論   高エネルギー素粒子物理学A

学部生との違い

修士学生でも単位は必要なので、授業は受けていました。
ただ授業が多いのは1年前期だけで、後期以降は週1~2コマ程度です。
学部のような講義を聞いてテストを受ける授業はなく、学生それぞれが発表するゼミ形式や期末レポートで成績を決める形式がほとんどでした。

私のとある一日(平日)

グラフ

  • 朝10時~夕方5,6時くらいまでは研究室に滞在します。
    研究室で論文を読んだり、実験室で機材をいじったりしていますね。


▲実験で使う装置の一部

私のある一日(休日 研究室行く日)

  • 休日は基本的にお休みしています。(修論間際になったら焦るかも)

私のある一日(休日 研究室行かない日)

グラフ

  • ごろごろしています。就職に向けて簿記の勉強をしたり、友人とオンラインで遊んだり。


▲研究室関連のバイトで訪れた宍道湖

就職活動

開始時期
修士1年の7月くらいから
インターンシップへの参加
2社くらい

嬉しかったこと

選考の通過連絡が来ると嬉しいですね。

辛かったこと

特にないです。気持ちの切り替えが大事です。

就活中の一日

グラフ

院生のお財布事情

収入

項目 金額(円)
奨学金 50,000
アルバイト 10,000
仕送り 60,000
貯金切り崩し 0
その他 0

支出

項目 金額(円)
居住費 60,000
食費 30,000
交際費 15,000
通信費 5,000
交通費 5,000
貯金 5,000
その他 0