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龍谷大学「VarlproD. vol.2」のご紹介


VarlproD. vol.2

新型コロナウィルスの影響で、これまで当然であった“日常”が当たり前ではなくなる経験をしています。

大学への入構禁止やオンライン授業の実施、そして友達と好きなだけ話をしたり交流する機会を失うなど、人と会い関わり合うことが難しい現状において、学生は何を学び、どんなことを感じたか、『コロナ禍の今、思うこと』について、メッセージを募集されました。

掲載されています経営学部 河合 祐樹さんからメッセージを頂きましたので、是非ご一読ください。

コロナ禍の大学生活をテーマに動画制作!! ータイトル「理由」に込めた思いー

大学生、辛い

でも大人はあんまり知らへん

大人、意思決定に責任を持たなあかん

でも大学生は全然感じ取れへん

だから大学生の立場だった私が動画を通じて大人の方々に伝えたかったことは、
変わってしまった「若者の」ではなく「大学生の」日常。
次は大学を運営する大人の方々がコロナ禍においてどのように意思決定をしているのかを我々学生に知らせて欲しい。
対面で授業をすること、学生の心を守ること、そして感染から守ること。
全て実現することが理想であっても、コロナ禍では100%並立させることは難しかったし、今も難しいのだと思います。
でも、だからこそ最終決定だけではなく、決定に至るまでのプロセスを明確に伝えて欲しいと思います。

私が動画制作の過程で感じたのは、匿名で発信ができる時代に、伝えたいことを何か形にして発信することが、いかにエネルギーを要するのかということでした。

今、顔と顔を向かい合わせて言葉を交わすことが難しい時代だからこそ
これを見ている人が、何か思いがあるのなら、それを形にして伝えることはとてつもなく意義のあることだと思います。また、何かを作ることはあなた自身の救いにもなるかもしれません。
何かを作ることにはとても大きなハードルが伴いますが、「易きに流れる」のではなく、ハードルを乗り越えるときには「Everyone Can Create」(https://www.apple.com/jp/education/k12/everyone-can-create/)の言葉や精神が助けになってくれると思います。
必要とするエネルギーの大きさは、それだけ何かを変える力になるのだと信じています。

たった2分にも満たない動画が、
何か燻った想いのある学生が何かを制作することの後押しになり、
学生に関わる大人の方々がより優しく、
学生に関わらない大人の人も「若者」と一括りにせずに「大学生」に寄り添ってくれる、
そんなきっかけになれば、私にとってこの上ない喜びです。

学生や保護者、大学の運営に携わる方々が喧嘩するのではなく、互いに立場や状況を知り、尊重しながら方向性を模索することで、これからの大学生活が、大学生にとってより納得のいく良いものになることを願っています。

河合さんが制作された動画も、下記にご紹介します。

「理由」コロナ禍の大学生活

VarlproD. vol.2

『VarIproD.(ヴァリプロード)』は、ラテン語で「多様性」を意味する“varietas”と「声明する」を意味する“prodere”からなる造語で、大文字部分を繋ぐと「見よ」を意味する“vid.”となる。

※画像をクリックいただくと内容をご覧いただけます。