『izumi』へ寄せられた、感想、意見など……。
★「あの頃の本たち『不要不急のはずがない』」を読んで、最初の緊急事態宣言が出されたとき、以前のように気軽に図書館に行けず、もどかしい思いをしていたのを思い出しました。読書はやっぱり必要不可欠なものだと勇気づけられました。
★矢部太郎さんと岩田さんとの対談(「座・対談」)をたのしく拝読いたしました。本の内容だけでなく、けっこうマニアックな技術的な話もされていて、矢部さんのクリエイティビティの裏側を覗けました。創作を志している人にも参考になるような話だったのではないでしょうか。今後、「クリエイターたちの創作の裏側」みたいな企画、してくれませんかね?
★矢部太郎さんのインタビューがとても面白くて、最新作を読んでみたくなりました。特に、何にも文字がないコマの話が印象的でした。私は演劇における沈黙が好きですが、本にも沈黙があるとは考えたことがありませんでした。漫画を普段読まないことが原因かもしれません。普段のコミュニケーションにおいても、なんでも言葉にすればいいというわけではないなと思います。沈黙や余韻を味わえる人になりたいです。
★矢部太郎さんのインタビュー記事(「座・対談」)が特に面白かったです。全て手描きの作品だと思い込んでいたため、驚きました。デジタルでも、あのように優しく温かい雰囲気の作品が生まれるのですね。
また、「気になる!ダンス」を読んで、私も猫背を改善しなければと気を付けるようになりました。
★「読んで、笑って、気分転換♪」のコーナーで森見登美彦さんの著作が挙げられていて、それだけで自然と笑みがこぼれました。『恋文の技術』にハマった友達に勧められたのがきっかけで自分も読み始め、気が付くと部活の皆で森見さんの本にドハマりしていました。もちろん、『夜は短し歩けよ乙女』なども皆で読みまわし、当時公開された映画も一緒に観に行きました。高校時代のとても良い思い出です。
★本誌を読み、「笑い」は奥が深いとしみじみと感じた。ガハハと声に出して笑うこともあれば、クスッと笑うこともあるし、表情に出さなくても心で笑っていることもある。いろいろな笑いが私たちの生活にあふれている。私は本によって毎日笑わせてもらっており、元気に生活させてもらっている。そのような幸せな状態でいられることを感謝し、これからの長い人生を過ごしていきたいと思う。
★体調が悪くなかなか本を読めない時期が続いていましたが、最近また読めるようになってきてうれしいです。大学生協で『izumi』をみつけ、「『星の王子さま』を哲学的に読んでみる」というコーナーに惹かれて、今回はじめて手に取りました。
★入口にひっそり置かれていたためか、『izumi』に気づくのに3年もかかりました。石から飛び降りた際躓いて気づいた、みたいなものです。私のまわりにはあまり読書を習慣にしていると大っぴらにしている方が少なく、「この本面白いよね」と言える環境に飢えていたので、同い歳くらいの人が、自分も知っているような本や、はたまた全く気にかけていなかった本を紹介する文章をひとつひとつ、わくわくしながら読ませていただきました。会ったこともないけれど、近い年齢であることや読書が好きだということだけで、縁が広がっていくような気持ちになります。ふしぎ。
★昨年入学してから、緊急事態宣言等で突然図書館が閉まるという事態に見舞われてきた。本屋で買うという選択肢も頭をよぎるが、これから始まる自粛・自炊生活を考えると、財布のひもは固くなる。こういう時に限って、自室の積読ストックが切れていたりして、「読書は紙派」の私は途方に暮れるのである。若干ネガティブに考えていた積読、こういう時にはいいなと思ったり。
★試験勉強が忙しくなっているが、それでも勉強の合間を縫って読書を続けている。最近寒くなったので、ホットカフェオレを飲みながら読書をしている。これが至福の時間だ。
★一時間半近くある通学時間の間に「大学生らしさ」について、最近よく考えています。茶髪・バイト・サークル・飲み会……etc。自分には「らしさ」は欠けていますが、大学生活をできる限り有意義に送っていきたいです。
※斜体の投稿者名はペンネームです。
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