大学生の海外留学

異国との触れ合いが自分を成長させてくれる!留学経験者の話を聞いてみましょう!

海外留学について

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中津 拓人くん
東洋大学
経済学部国際経済学科

東洋大学生協

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海外留学にはどのような種類がありますか?

ひとえに「海外留学」と言っても、様々な種類があります。

①現地の大学に行って専門的なことを学ぶ

→海外の大学で専門的なことを学ぶ形式です。現地でしか学ぶことの出来ない学問を学んだり、より先進的な環境で学べることができます。

②語学留学

→海外の大学の付属の語学学校などでその国の言語を学ぶ形式です。外国語漬けの日々になるため、日本で学ぶよりもより実践的な学びを得ることができます。

③海外インターン・ボランティア

→現地でインターンシップやボランティアを行う形式です。海外で働きたいと考えている人や、社会貢献したいと考えている人におすすめです。

④海外スタディーツアー

→現地で抱えている社会問題を覗いてみたり、現地の学生と共にワークショップや議論をしたりなど机上では得ることの出来ないような経験ができます。

これらの中には渡航するものだけでなく、オンラインで参加できるものもあります。
自分のやりたいこと・学びたいことや費用などに応じてどのような形式の留学を行うのか決めていきましょう。

海外留学にはどのくらいの期間とお金がかかりますか?

<期間>
海外留学の期間は、人によって大きく異なります。1年以上留学する人もいれば、1週間程度の短期間の留学に参加する人もいます。前者の場合、授業のある期間を挟むため、休学するか現地にいながら単位が取れるようなプログラムに参加する人がほとんどです。逆に後者の場合、夏休みや春休み中でも参加出来るので、気軽に参加することができます。

<お金>
留学にかかる費用も、留学する国や期間によって大きく異なります。「東洋大学 国際交流・国際教育プログラム 2024」によると、カナダに1年間留学した場合の費用は200万円程度なのに対し、東南アジアに1年間留学した場合だと平均120万円程度になります。また、行先が同じカナダでも、4週間の留学だと80万円程度になります。
さらに、オンライン留学の場合だと、1万円以下で参加出来るものもあります。
なお、参加するプログラムやTOEICなどの成績によっては、大学から奨学金が出る場合があります。

「東洋大学 国際交流・国際教育プログラム 2024」

語学力がなくても海外留学に挑戦できますか?

結論から言うと、出来ます。留学プログラムの中には、語学力不問のものも多くあります。自分が行きたいプログラムで求められている語学力を確認した上で申し込みましょう。なお、出願の際にTOEICの点数など一定の語学力の基準を設けている場合や前述の通り奨学金制度がある場合があるため、個人的には語学力はあるに越したことはないですが、語学力のなさを理由に海外留学を諦めるのはもったいないと考えています。

海外留学の情報はどのようにして得ることができますか?

大学の国際センターなど、留学に関する部署がある場合はそこに問い合わせるのがいいと思います。中には留学についての説明会や、留学プログラムなどを冊子にしている大学もあります。その他、海外留学の経験がある先輩や友人に聞いてみてもいいかもしれません。

カナダ バンクーバー(留学:現地)

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辻 蒼太くん
同志社大学
法学部法律学科

同志社生協

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海外留学をした期間、行った国、かかった費用について教えてください。
期間は、春休み中の1ヶ月間で、カナダのバンクーバーへ行きました。費用としては、プログラム費用が40万円強、飛行機代で約40万円、娯楽や食事等のお小遣いで15万弱なので、約100万円かかりました。
海外留学へ行こうと決めた理由について教えてください。
特段、英語が堪能というわけではなかったですが、英語でコミュニケーションをとることは好きでしたし、知見を広めるという意味でも、大学在学中に留学することは、自分のなかで決めていました。言葉が伝わらないことに関して、伝わらないなら、伝わらないなりにどうにかすればいいかと思っていて、特に恐怖心も不安もなかったため、行く時期が一番悩みました。休学して、2年生の夏から一年間行くことも考えていましたが、学部の勉強やゼミ、就活の時期等を考えて、まずは、大学の長い休みを利用して、旅行気分も兼ねて、1年生の春休みに行こうと考えました。なので、そこまで熟考して出した決断ではなく、半ば勢いもありました。
海外留学ではどんなことをしましたか?

初めての海外で、かかった費用などもすべて把握していたので1日も無駄にしたくない!と思い、毎日様々なスポットを散策していました。バンクーバー水族館や博物館、美術館、植物園などの有名な観光施設や、カナダで有名なカフェにも多数訪れました。そして、スタンレーパークやキャピラノ吊り橋などの名所にも足を運びました。スタンレーパークは、私のお気に入りの場所で、大都会のすぐ近くにありながら、とても自然豊かで、穏やかな場所です。スタンレーパークの周りを、ランニングやサイクリングしている人も多く、私も2時間半ほどかけて周りをゆったり歩きました。
休みの日には、バスを予約し、ウィスラーへ日帰り一人旅にも行きました。冬季オリンピックが開催された町であり、スキーやスノーボードが盛んな雪の街です。私は、ウィンタースポーツはやりませんでしたが、有名な湖であるグリーン湖を見に行ったり、ウィスラーで有名なクレープ屋に行き、昼ご飯を食べたりしました。空気が澄んでいて、穏やかな街であり、人も優しく、大好きな場所です!

また、ボックスラクロスとアイスホッケーの観戦もしました。語学学校のサポーターさんに、カナダで有名なスポーツを聞いたところ、その2つをおすすめされたので、帰宅後すぐにチケットを取りました。せっかくならと思い、少し高かったですが、とてもいい席を購入しました。ボックスラクロスは、室内で行うラクロスのことで、カナダの国技です。試合も大盛り上がりで、激戦の末、バンクーバーの地元チームが劇的勝利し、とても興奮しました!アイスホッケーは、日本ではあまり馴染みのない競技かもしれませんが、アイスホッケーのリーグは世界最高峰のリーグとも呼ばれ、こちらもバンクーバーの地元チームが見事勝利し、とても楽しかったです!
学校や団体などのプログラムではなく、単なる語学留学だったので、とても自由でしたが、逆に言えば、自分でやることを見つけないと勿体ないと感じました。毎日どこへ行くか調べるのは大変でしたが、日本とは全く違う文化に触れられ、とても充実した一カ月でした。

現地での1日のスケジュールを教えてください。

平日の朝は、6:30に起床していました。6:50頃から、ホストマザーが作ってくれたスープや、コーンフレークなどの朝ご飯を食べ、7:20過ぎに家を出ていました。語学学校の最寄り駅には、8:00前には着くので、たまに駅にあるカナダで有名なカフェに立ち寄り、紅茶を購入しました。語学学校は、8:30から授業が始まり、昼休憩をはさんで、13:00に終了します。そこから、バンクーバーを散策し、18:00頃に帰宅します。帰宅後は、お風呂に入り、ホストマザーが作った夜ご飯を食べ、学校の課題や復習をしてから、22:00頃に就寝していました。休日は、8:00頃に起き、ご飯を食べて、学校終わりに行きたい場所を調べたり、電車で、町まで行って散策したりしました。

海外留学でどんな学びを得ましたか?

私は、英語が決して堪能ではなかったため、伝え、理解する大変さは日々感じていました。ですが、留学に行き、英語でコミュニケーションをとる中で強く感じたのは、案外伝わるということです!
最初は、語学学校の同じ授業を受けるクラスメイトの発言力に驚き、全然発言できませんでした。でも、授業を受ける中で、完璧な文法やたくさんの知識量よりも、言ってみる一歩の方が大事だと気付きました。もちろん、文法や単語を知っているに越したことはないと思います。けれど、まず英語で考え、口に出し、理解してもらえることで、自分の英語力は上がったと良い意味で勘違いし、次第に間違える怖さよりもコミュニケーションをとれないことの方が嫌になってきました。シャイでいるなんてもったいない!せっかくならやった方がいい!と強く思えるようになりました。

インドネシア バリ(留学:現地)

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伊藤 瑞起さん
東洋大学
理工学部機械工学科

東洋大学生協

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海外留学をした期間、行った国、かかった費用について教えてください。
9日間、インドネシア バリ、約30万円
海外留学へ行こうと決めた理由について教えてください。
大学生活1年間でコミュニケーション能力を培ってきました。そして普段使用することのない英語という言語でどれほど培ってきたコミュニケーション能力が通用するかを試してみたかったからです。
海外留学ではどんなことをしましたか?
それぞれ異なる志のもと集まった日本と現地の仲間が協力して、サステナブル・ビジネス、ローカルコミュニティをもとに自分たちにできる未来に向けたアクションを一から考え現地の方々に提案しました。
現地での1日のスケジュールを教えてください。
基本的には1日中メンバーと生活していました。夜は自由な時間がありましたが、ホテルの外に出ることはなく、交流を深めたり、1日の振り返りに使っていました。
海外留学でどんな学びを得ましたか?
大きく3つありました。1つ目は気持ち、思いはありのままに正直に伝えることです。プログラム中は想像もできないような楽しかったり、大変な出来事がたくさん起こりました。そんな中でも自分自身で思いをとどめるのではなく、周りの仲間に共有することが大切だと感じました。2つ目は全員がなにかと戦っていることです。私は英会話の面で苦しい思いをしていました。初めはなぜ私だけが苦しまなければならないのかと思っていましたが、周りの仲間はチームとのコミュニケーションで悩んでいたり、関わり方で悩んでいる人達もいました。3つ目は必ず仲間が助けてくれるということです。通常の留学とは異なり、それぞれの志は異なっても、最終的な目標は同じなので、とても深い絆が生まれました。周りに自己開示をして、悩み、弱点を共有することで、仲間が助けてくれて、1人じゃないのだと実感することが出来ました。また困難を乗り越えた仲間はかけがえのない存在だと何度も実感しました。

ドイツ ケルン(留学:現地)※来年予定

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押切 日向子さん
同志社大学
文学部哲学科

同志社生協

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海外留学をした期間、行った国、かかった費用について教えてください。
  • 1年間
  • ドイツ ケルン
  • 月110ユーロ、保険やケルン大学の所在するノルトライン・ヴェストファーレン州(ケルンおよびその周辺を含む)の無料交通費を含む負担金(282.95 ユーロ)
    計約1,602ユーロ(2024年時点 JPY約250万円)
この留学プログラムをどこで知りましたか?また、何か月前くらいに申し込みましたか?
大学の教授が授業内で紹介していました。大学では特定の学部でのみ応募することができる留学プログラムなどが多くありますが、そのようなプログラムはあまり大々的に紹介されることが少ないので、自ら留学説明会に参加したり、留学を斡旋する機関に足を運び、知識を取り入れることが大切です。また、このプログラムは応募期間が決まっているので、その期間までに必要な書類を揃えて提出することが大切です。このプログラムでは留学する約半年前に応募期間が設けられていました。
その他、留学準備について注意点などがあれば教えてください。
留学先を検討する際、大きくわけて英語圏かそれ以外かという選択ができますが、英語圏ではない国を選んだ場合、プログラムによってはその国の言語ではなく、英語で応募することが可能な場合などがあります。大学に入ってから勉強した言語で留学するのが不安でも、今まで勉強してきた英語で海外に行くこともできる可能性があるので、少しでも留学に興味がありましたら是非いろいろ調べてみることをおすすめします。

語学研修 ハワイ マウイ島(滞在期間:3週間・2019年3月より渡航)

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酒井 佑樹くん
東洋大学卒
出身地:埼玉県 (大宮開成高等学校卒業)

東洋大学生協

その場所へ行くことを決めた理由はなんですか
私は高校生のころに修学旅行でオーストラリアに行ってから大学でも海外に行こうと思いました。なぜならオーストラリアが初めての海外ということで自分にとって良い刺激となったのと、自分が知らない文化や建物、習慣などがあると知って興味を持ちました。実際に行ってみて学校に行くとかではなく、観光で滞在する分には英語力というものがそんなに求められず、簡単な文や単語が話すことができればある程度楽しく過ごせることが分かりました。そんななか学校の授業を受けていた時に英語担当の先生が語学研修の宣伝をしていたため行きたいなと思っていました。そこで友達に話してみたところその友達も興味を持っていたため説明会に行こうとなり行ってみました。そこで説明を聞いて改めていこうと決断しました。
その場所でしたことはなんですか
基本的な生活はホームステイで過ごしました。平日の午前中から夕方までは学校に行き、英語の勉強をして、そこからは各々のファミリーで動く感じでした。自分はホストファミリーと一緒にテニスをしたり、ご飯を食べたりして過ごしていました。ハワイは日本食が普通にあるので日本に恋しくなったら食べることもできます。ハワイ料理自体もとても美味しいのでおすすめです!最初の休日は海に行きました。マウイ島は島なのでビーチがたくさん存在しています。その中でホストファザーがおすすめのところに連れて行ってくれました。そこは人が少なく穴場スポットでゆったりとした時間を過ごせました。その次は学校の友達とホストファミリーと一緒にビーチに行き遊んだ後、BBQをしました。そのあとビーチバレーやテニスで食後の運動をしました(笑)アクテビティとしてはホエールウォッチングや登山、アウトレットタウンに行きました。ホエールウォッチングは約二時間船の上でクジラを探しました。運が悪いと全く見ることができないのらしいですが、運が良かったのかたくさん見ることができ、写真や動画もとることができました。登山はハレアカラ国立公園という山の頂上付近にある公園でとても爽快な風景を見ることができます。そこは山の上のため雲の上でもあります。そのため麓からは距離があるため車で国立公園にいくことがおすすめです。アウトレットタウンはラハイナという名前でアウトレットショップが多く立ち並ぶ場所です。日本にもある有名ブランドがあり、その場所限定のものなどが売っていたりするのでいってみてほしいです。

総額いくらかかりましたか
全体では57万円ぐらいだと思います。自分が自由に使えるものとして6万円、保険やESTA申請やワクチン関係が合わせて1万円弱、50万円ぐらいが飛行機代や学校があったので教科書代などが合わさっています。私は学校主催のもので行ったので多少は安くなっています。これに奨学金がもらえたためさらに安くなりました。
どのくらいフライトしましたか

羽田国際空港からホノルルまでが7時間くらいで、ホノルルからマウイまでが1時間くらいで、乗り換え時間が2時間ほどあったので合計10時間くらいありました。私個人的には日付変更線を通過したためもっとかかった感じがしました(笑)

一日の過ごし方
平日は朝の6:30に起きて朝ご飯や準備をした後学校へ移動し、9:00から12:30まで授業をしました。1時間のお昼の後3:00まで午後の授業がありました。それからは家に帰り各々のことをしたあと23:00くらいには寝ていました。休日は8:00くらいに起き、朝ご飯を食べながら今日の予定を決めます。海に行ったり、買い物に行ったりとしていたら時間が過ぎるので平日と同じくらいの時間に寝ていました。(夜更かしは禁物です)

おすすめスポットを教えてください
ハレアカラ国立公園:とてもきれいな風景が雲の上から見ることができインスタ映え間違いなしです。
マウイオーシャンセンター:魅力は水槽トンネル!海の中にいる気持ちで魚たちを見ることができます。またここの近くからホエールウォッチングの船が出ていました。
タサカ・グリグリ:ここしかないアイスクリームのお店。パイナップルとストロベリーしか味の種類がありませんがおいしいので食べてみてください!!
次に行きたいところはどこですか
私はアメリカに行ってみたいです。理由としては4大ゲームショウの1つの会場であるのと、NBAを本場で見てみたいというのがあります。あとはユニバーサルスタジオハリウッドやディズニーにも行ってみたいです。最大の理由としてはおしゃれな場所が多いためそれをすべて見て回ってアメリカを制覇したいです(笑)

海外を意識した高校生活についてアドバイスをお願いします
もし大学で海外へ行きたい!という人がいたらまず単語とリスニングをひたすらやることをお勧めします。単語をやっておいて普段の学校の授業においても役に立つし、海外に行った後文法云々より伝えたいことの単語が出てこないことがあるため、そのたびに調べたりしていたら会話もうまく進まなくなったりしてしまうからです。また単語が分かればレストランに行ったときにメニューの名前に知っている名前があれば、そこから連想して大体のことが分かったりもするからです。次にリスニングです。まず数週間でペラペラ話せるようになるにはいく前から相当勉強する必要があります。しかし海外に行ってしまえばいやというほど外国語を聞きます。そしたら最初は聞き取れないものも聞き取れるようになり海外生活が楽しいものになると思います。そこでなるべく早くに耳を慣らすためにリスニングをし、耳を外国語の耳によせておきます。そうすることですぐに聞き取れるようになり、海外生活が楽にできると思うので私個人としてはこの二つを優先的にやっておくことをおすすめします。最初は英語を使わなくてもいい場所が最近増えているのでそこへ行ってもいいかもしれないです。

ドイツ(留学:現地)

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山野 隼一郎くん
同志社大学 商学部商学科

同志社生協

海外留学を行った期間、場所について
僕は2022年3月から8月の期間、ドイツのテュービンゲン大学にドイツ語学留学していました。この街には、世界各国から来た留学生がたくさんいるため、ドイツ以外の様々な文化も体感することができます。また自然も豊かで、街中を流れる川でボートに乗ったり、ハイキングをしたりと様々なアクティビティを堪能することができました。

僕が実際に留学していたテュービンゲンの街並み

このテュービンゲンで行われるイベントの様子(ストファカーンと言う伝統的なボートで速さを競うレースです。大盛況でした)

このようにドイツでは中心街でイベントが度々行われます。音楽隊の演奏を聴きながらビールを飲むのがドイツらしくていいなと思っていました。

海外留学へ行こうと決めた理由について
僕はもともと、留学することが大学生活の目標の1つでした。そこまで留学をしたいと考えていた理由は、留学を通して、これまで味わったことのない経験をし、新たな価値観を見出したいと考えていたからです。しかし、新型コロナウイルスの影響で留学はもちろん、大学行くことさえ難しく、僕が大学入学前に描いていた大学生活のイメージとかけ離れていました。2回生の夏休みになってようやく、自分の理想に合った留学プログラムを見つけましたが、いざ応募するとなると、これまで海外に行ったことのなかった僕には、たくさんの不安がありました。しかし自分のやりたいことをできるチャンスだと感じ、留学を決心しました。今となってはこの決断をして本当に良かったと強く感じます。

海外留学に行った時の1日の過ごし方
僕が参加した留学プログラムは、初めの1ヶ月間は、ドイツ人によるドイツ語授業をこのプログラム参加者のみで開かれました。この授業は午前9時からだったので、平日は朝7時に起床し、朝ごはんと昼ごはんを作り、用意を済ませてバスで通学をしていました。5月からは、習熟度別にクラス分けが行われ、イタリアやトルコなど様々な国の留学生とともにドイツ語の授業を受けます。人によって授業時間は異なりますが、僕の場合朝の10時から13時までの授業だったので、初めの頃とそれほど違いはありませんでした。授業後は、買い物に行ったり友達と旧市街を散策したり、寮の近くにあるプールに行ったりと、毎日充実した時間を過ごしていました。夜は次の日の授業に向けての予習・復習を行い、23時半頃に寝る習慣でした。日本での暮らしに比べると、かなり規則正しい生活だったと感じます。

現地での授業の様子です。一緒に留学をしたメンバーとディスカッションを行ったり日本文化についてドイツ語でプレゼンテーションをしたりしました。

海外留学へいく際のアドバイスや注意点

現地での学びの中で新たな発見に喜びを感じたり、文化の違いで落ち込んだりと日々たくさんの刺激を受けると思います。そして、予想外のトラブルや、障壁もたくさん出てくると思います。僕も実際に、留学した当初ドイツ語の基礎も危うい状況だったので、現地でのコミュニケーションにとても苦労して何度も心が折れそうになる時がありました。そのような時は、こういう辛い経験も、留学でしか味わえないとプラスに捉え、失敗を恐れず、積極的に外に出ることが大切だと思います。自信がないまま挑戦する事は怖い事かもしれませんが、勇気を振り絞って頑張ってください!また漫画やアニメ、スポーツなど何か日本文化について知っておけば、海外の人との話題の種になります。ぜひ何か1つでも日本について話せることがあると良いかもしれません。(僕はドイツに習字セットを持っていき、パフォーマンスすると、大変喜んでもらえました。)もし留学を考えている方がおられたら、ぜひ挑戦してみてください!きっと人生における素晴らしい経験の1つになると思います。

注意点として一番はやはりお金の問題です。どれだけ治安が良い国で有名だからと言っても、時間帯や地域によっては、様々な被害に巻き込まれることがあります。夜遅くの外出を避けることはもちろんのこと、あまり財布の中にお金を入れすぎないこともおすすめです。僕が行ったドイツでは、ほとんどのお店でクレジットカード決済が可能だったので、それほど多く現金も持ち歩かなくても大丈夫です!

ドイツで行った旅行の様子です。僕は現地で自転車を買ったため、自転車旅をしたり電車で様々な都市を訪れたりしました。日本とは違う様式の建築がたくさんあり、西洋絵画の世界に迷い込んだような心地でした。

アイルランド(留学:オンライン)

profile

下原 雄祐くん
龍谷大学 国際学部 グローバルスタディーズ学科

龍谷大学生協

オンライン海外留学を行った期間、場所について
Ireland
University college cork
2021/08/30 ~ 2021/12/17
オンライン海外留学で受けた形態について
2つの授業形態があった。1つは、すべての生徒がアイルランド以外の国からオンラインで参加する授業。もう1つは、現地の学生と混じって龍大生がオンラインで参加する授業。どちらともリアルタイム授業で、オンデマンド授業はなかった。毎日あるメインの授業は1クラス15~17人ほどで、6~7割くらいが日本人学生だった。一方で週2回ある授業は、日本人学生は私1人しかいなかった。また、全ての授業はMicrosoft Teamsで行われ、課題の管理などもそれを使用した。
オンラインで留学を決めた理由
私がオンライン留学を決めた理由は1つである。それはコロナ禍でしか体験出来ない留学であったからである。留学に行ける機会が昔と比べて格段に多くなった今、多くの大学生が留学に行っている。私は留学の目的として、英語力の向上はもちろんだが、慣れない環境で新しい事、トラブルが起きた時の対応力とコミュニケーション力を身につけたいと思っていた。その中で、実際に留学をすると留学経験も他学生と似たような感じになるのではないかと感じていた部分があった。そこでオンライン留学をすることで、他の学生が体験したことのない、今まで予期していなかったトラブルや、新しい事や困難に直面できるかもしれないと思った。実際オンライン留学でしか起きないようなトラブルも起きたので、あながち間違いではなかったのかなと感じている。これが、私がオンライン留学を選択した理由である。
海外留学に行った時の1日の過ごし方
授業は月曜日から金曜日までで、休日は何もなかった。アイルランドと日本の時差は8時間あるので、平日は基本昼夜逆転生活であった。13時に起床し、ご飯を食べ、授業が始まる18時まで課題や勉強をしていた。18時から21時まで、メインの授業があった。火曜日のみ23時から1時まで別の授業があった。火曜日はそれ以降、他の日はだいたい24時頃に夜ご飯を食べていた。そして、3時から5時までもう1つの授業を受けた。授業後にお風呂に入り、朝方の7時頃に就寝。土曜日は基本レポートやプレゼンなどの課題をしていた。日曜日はバイトを入れていた。プレゼンの前日などは、SNSを使って時間を決めてミーティングなどをしていた。

オンラインで海外留学して感じたメリット、デメリットについて

メリット

オンライン留学のメリットは、自分のペースで英語に集中して勉強ができることだと思う。もし実際に留学した場合、そこにはホームステイ先の問題や、友達関係、イベントなど、様々な出来事がある。しかしオンライン留学は、普通の留学生活の中で授業時間のみを抜き取ったような感覚なので、そういった出来事はほとんどない。だから、実際の留学よりも自分がしたい英語の勉強(TOEIC, IELTSなど)を自分のペースで進めることができる。そういった面では、英語を集中的に鍛えるものとして、オンライン留学は非常に役に立つと思う。また、費用も掛からないため、この費用を自分のしたい勉強に使うことができる。

デメリット

まず、前述のとおり、オンライン留学は授業以外でのイベントがほとんどない。なので、基本話す内容が授業内容のみとなり、あまり授業以外の新しい体験が次々とくるような感じではない。また授業以外の時間は、日本にいるので、確実に日本語を多く使う。なので、サボろうと思えばいくらでもサボることができる。実際の留学のような、英語を話さないと生きていけないような環境ではないため、強制感がない。人によってはこれがデメリットになると思う。自分も他のことを優先して勉強をサボってしまったことがあった。オンライン留学は強い意志が必要であると思う。

カナダ(留学:オンライン)

profile

和泉 奏穂さん
龍谷大学 国際学部 グローバルスタディーズ学科

龍谷大学生協

オンライン海外留学を行った期間、場所について
カナダ
レイクヘッド大学
2021/09/07 ~ 2021/12/10
オンライン海外留学で受けた形態について
現地時間に合わせた授業が基本。私は取っていなかったが、選択できる正規科目の中にはzoom授業じゃないものもあり、それは1週間以内に渡された課題を提出する式だった。語学プログラムに関して、同クラスにいる学生は龍大生のみだった。留学生全体の集会にはエチオピア人、中国人など様々な国学生がおり、授業を持ってくれる先生によっては合同授業を行うこともたまにあった。正規科目は個人個人で選択したため、まわりに留学生はおらず、現地の学生に1人混じる感じだった。ディスカッションの多い授業だったので、現地の学生と話す機会をその授業内で設けていた。それ以外では、自分から行動しないと基本現地の人と話す機会は少ない。
オンラインで留学を決めた理由
現地に行って授業外での学びをいっぱいしたいと思っていたので粘るだけ粘ろうとしたがコロナウイルスにより待ったとしても現地に行けない可能性、現地に行ってコロナにかかる可能性、その際に親にかける不安などを考慮して現地に行くことを止め、オンラインで留学することを決意した。コロナによって制限がかかっている状態で留学をすること、現地に行ってオンライン授業を受けることになるかもしれない可能性を考えると、旅行で今後現地に行けたらいいなという考えに変わった。

海外留学に行った時の1日の過ごし方
基本起きるのは12時すぎ。そこから課題をしたり自分の時間にしたり、復讐予習を行い20時から語学授業が始まる。サマータイムの関係で、途中から21時スタートになった。終わる時間について、サマータイム中は23時、サマータイム終了後は24時だった。授業が終わってそのまま寝られるわけもなく、終わった後はわからないとこを洗い出し、先生に聞くようにしたり、いろいろ調べる時間に当てたりしていた。就寝はだいたい3時。また、週に一度正規科目の授業が日本時間の朝8時からあったので、その日は早起きして授業に取り組んでいた。両方の授業がない時間帯に学生主催のイベントがあったら積極的に参加していた。そうでもしないと現地の学生と関わる時間が少なく、オンライン留学の中で一番して良かったことだと思っている。
(オンライン留学をする学生だけでなく現地留学をする学生両方にJUMP Programの参加をおすすめします)
アルバイトは取っていた正規科目の課題が大変であまりできなかった。

オンラインで海外留学して感じたメリット、デメリットについて

メリット

現地での滞在費、渡航費の節約ができる。また、オンラインならではの出来事を楽しむことができる。たとえば、留学をしている学生の家族と話す機会があったり、学生の飼っている犬や猫が授業に参加してきたりということがあった。さらに、授業外で受けるカルチャーショックやストレスが少なく、自分の時間をたくさん確保することができたのでやりたいことをたくさんできる時間があった。

デメリット

英語の能力向上に限界を感じた。英語を話す機会が授業中しかなく、授業が終われば日本語を話す状況が続き、本当に自分からイベントに積極的に参加していなかったらレイクヘッドに通う学生との交流がほぼない状態だった。だから授業外で英語を耳にする大切さを知った機会にもなった。また、なんといっても友達を作りづらいと感じた。今週末遊ぼう!みたいな会話を現地に渡航している学生としているのを見て、羨ましい気持ちになっていた。

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