院生の1日
大阪大学大学院 下宿生 矢間 裕大さん

矢間 裕大さん
矢間 裕大さん
(やざま ゆうだい)
大阪大学大学院 工学研究科
ビジネスエンジニアリング専攻
博士前期課程2年
出身:徳島県
研究内容:地域社会における自治会等が担う役割と自治会を率いるリーダーシップに関する研究

 

教えて!院生

Q1 大学院に進学したきっかけは?
A1 学部時代に受講した都市計画やまちづくりの授業で、ソフト面での街づくりに強く関心を持ちました。また、課外活動を通じて地域コミュニティの活動に取り組む人と関わる中で、地域社会におけるソフト面での街づくりの重要性を実感し、大学院で研究したいという想いが強まりました。

Q2 研究室での生活はどうですか?(コアタイムなどは)
A2 コアタイムはなく、自身のペースで研究を進めていくことになります。
研究の進捗管理も、自分の意志と責任で進めていく必要があるため、計画的なスケジュールを意識して進めていくことが求められます。

Q3 学部生との1番の違いはなんだと思いますか?
A3 「自分は何を学びたいのか」「自分は何を調べたいのか」を常に問い続ける点が学部生の頃との大きな違いだと思います。学部生の頃は受け身で学んでいても吸収できることが多かったと思いますが、大学院に入ると研究したいテーマやリサーチクエスチョンを自身で設定していく場面が増えるため主体性が求められると感じました。

Q4 アルバイトはしていますか?学部生との違いは?
A4 アルバイトでは学習塾の講師をしています。学部生と大きくは変わりませんが、他者に何かを伝えるという力を身につけることができています。
また、高校生に向けて進路支援や探究学習の支援をする活動も行っています。大学院生の研究能力を活かして、高校生に貢献できていると感じています。

Q5 運動は週にどのくらいしていますか?
A5 あまりできていないです。研究室や専攻・研究科単位でスポーツ大会が開催されることがあります。個人的には走る場面を作ることは意識しています。

Q6 食事は自炊していますか?
A6 研究や課外活動で余裕があるタイミングは自炊をしていますが、忙しく自炊ができない場面の方が多いと感じています。
 

私の机、研究風景、カバンの中身紹介

  • 私の机、研究風景
    研究室の机の上はシンプルです。
    パソコンと文献があれば研究を進められることが多いので、自分のデスクはモニターのみ設置されています。
  • 私の机、研究風景
    対象地に訪問し、お話を伺うことが多いので、ノートとICレコーダーを携帯していることが多いです。メモを即座に取ることが重要ですね。
カバンの中身
中身
パソコン、Bluetoothキーボード、充電器や変換アダプタなど周辺機器、研究用のノート、スケジュール帳、筆箱などが基本的な持ち物です。学部生の頃と比べて、書類は研究室に置くことができるので、日常的な持ち物はスマートになったと思います。
 

1週間の予定 修士1年前期

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コマ/曜日
1コマ 研究室
全体ゼミ
    技術経営やビジネス立案に関する講義  
2コマ 管理会計に関する講義 プロジェクト運営に関する講義 技術のビジネス化に関する講義
3コマ 知的財産に関する授業   地域活性に関する政策立案の演習 持続可能性に関する理論の講義 コミュニケーションに関する講義
4コマ マーケティングの講義        街づくり・地域統計に関する講義
5コマ     リスク評価・情報分析に関する講義
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学部生との違い
工学と経営学の両方が学べる専攻に所属していたため、1年生の前期は街づくり関連の講義とビジネス関連の講義が複数ありました。学部時代とは異なる領域で新しいことに触れることができる講義だったので面白かったです。
 

私のとある一日(平日)

グラフ
研究室で研究することもあれば、自宅で研究を進めることもあります。 研究対象の地域や連携先と打合せを行うこともあるため、現地へ移動することもあります。
街づくり提案の資料作成の準備をしている様子
街づくり提案の資料作成の準備をしている様子
 

私のある一日(休日 研究室行く日)

グラフ
研究室に行く休日は、午前中に課外活動やアルバイトなどを入れていることが多いです。
研究室に行き、同期の仲間と話しながら研究をすることでゆったりと過ごしています。
研究室の活動の一環で訪問した地方都市の例
研究室の活動の一環で訪問した地方都市の例
 

私のある一日(休日 研究室行かない日)

グラフ
友人と街に出て過ごすことが多いです。家で過ごすよりも外出することが好きなので、できる限り遊びの予定を入れてリフレッシュを図るようにしています。
地方創生の提案に向けて現地視察をする様子
地方創生の提案に向けて現地視察をする様子
 

就職活動

就活中の一日

グラフ
 開始時期  修士1年の6月くらいから
 インターンシップへの参加  15社程度

嬉しかったこと

  • 自分の知らなかった企業・業界や、自分の目指す姿と近い社会人を見つけた時はテンションが上がりました。
  • 合格通知や選考通過の連絡を頂いた時は、モチベーションが高まりました。
  • 特に志望度が高い企業から内々定を頂いた時は嬉しかったです!

辛かったこと

  • 志望していた企業から不合格連絡を頂くタイミングは悲しいです。
  • 研究や授業と就職活動の両方が多忙になる時期は大変でした。

院生のお財布事情

収入
項目 金額(円)
アルバイト 60,000
貯金切り崩し 80,000
その他 0
支出
項目 金額(円)
居住費 60,000
食費 30,000
交際費 20,000
通信費 5,000
税・社会保険費 25,000