愛知県公立大学生協学生委員会
「学生委員の元気が魅力あるキャンパスにつながる」
職員と学生委員が協働して取り組む、生協らしい活動。
愛知県公立大学生協の学生委員会iris(アイリス)は、生協職員のサポートを得てのびのびと活動しています。防災の呼びかけ、共済のおすすめなど、やりたいことをしっかりと伝えられる関係性の基礎は、挨拶をはじめとするコミュニケーション。元学生委員の経験を踏まえ学生に寄り添う専務のもと、irisのメンバーは東海へ、そして全国へと学びの幅を広げていきます。
職員と学生委員が協働して取り組む、生協らしい活動。
愛知県公立大学生協の学生委員会iris(アイリス)は、生協職員のサポートを得てのびのびと活動しています。防災の呼びかけ、共済のおすすめなど、やりたいことをしっかりと伝えられる関係性の基礎は、挨拶をはじめとするコミュニケーション。元学生委員の経験を踏まえ学生に寄り添う専務のもと、irisのメンバーは東海へ、そして全国へと学びの幅を広げていきます。

愛知県公立大生協は、愛知県立大学と愛知県立芸術大学の生協です。
愛知県公立大学生活協同組合

2年
学生委員会 学生委員長
林史香 さん
学生委員会 学生委員長
林

2年
学生委員会 副学生委員長
石田結万 さん
学生委員会 副学生委員長
石田

専務理事
中根 正人さん
中根 正人さん
全国大学生協連

学生委員会 学生委員長
高須 啓太
高須 啓太

学生委員会 学生委員
(司会/進行)
志村 颯太
(司会/進行)
志村 颯太

24年度学生委員
安達 真帆
安達 真帆
-このページの内容
(画像は愛知県公立大学生協学生委員会のXやInstagram、全国大学生協連のHPから転載させていただきました)
自己紹介と生協学生委員会に入ったきっかけ
志村- 本日、インタビューの司会を務めさせていただきます、全国大学生協連学生委員会の志村颯太と申します。富山大学生協では副学生委員長として活動しておりました。よろしくお願いいたします。
高須- 全国大学生協連学生委員会で学生委員長を務めております高須啓太と申します。岐阜大学生協学生委員会で学生委員長を務め、2年前には東海ブロックの学生事務局で活動していました。今日は東海のことなどお伺いできたらと思っております。よろしくお願いします。
安達- 全国大学生協連学生委員会の安達真帆です。北海道教育大学岩見沢校で生協学生委員長として活動しておりました。現在は北海道ブロックの学生委員長を務めております。本日はよろしくお願いいたします。
志村- 私たちは全国の学生委員会がより元気になることを願い、各地の学生委員会の皆さんが委員会活動で頑張っていることややりがいを、全国の仲間に届けたいと思っています。愛知県公立大学生協の皆さんには「学生と生協職員の連携」をテーマに、学生委員会と生協職員が日常的にどのように協力しあっているのか、またその秘訣もお伺いしたいと思います。
まず、簡単な自己紹介と、学生委員会に入ったきっかけを教えてください。
林-
愛知県公立大学生協学生委員会iris(アイリス)愛知県立大学日本文化学部国語国文学科2年の林史香と申します。学生委員長を務めております。学生委員会に入ったきっかけは、受験前からつながりがあった先輩を尊敬していたので、その先輩が所属するサークルに入りたいと思ったのが一番大きかったと思います。また、もともと企画運営に興味があったので、大学で経験してみたいなと思ったのも理由の一つです。よろしくお願いします。
石田- 愛知県立大学外国語学部ポルトガル語圏専攻2年の石田結万と申します。現在副委員長を務めております。学生委員会に入ったのは、先輩方がすごく明るくて歓迎ムードが強く、そこに惹かれたのが一番のきっかけになりました。「ガクチカになるよ」って教えてもらったこともあります(笑)。本日はよろしくお願いします。
中根- 愛知県公立大学生協 専務理事の中根と申します。かつては私も学生委員会で学生委員長を務め、ブロックの委員長としても活動していました。専務理事としては、なるべく学生に寄り添った接し方をしたいなといつも心がけています。学生に期待するのは、まずはみんなが楽しくのびのびとやりたいことをやって、その結果を振り返って次につなげていけるといいかなと思っています。「これやっていいのかな、どうなのかな」ではなく、「まずはやってみる」というスタンスであればと思います。
連帯の魅力とは
高須- 愛知県公立大生協学生委員会が元気な要因の一つに連帯があると思っております。皆さんは 東海はもちろん、全国の連帯にも多く参加されています。つい先日も東海ブロックの“みぎあしFest.夏の陣”があったと思います。石田さんは実行委員をされていたそうですが、そこで感じた連帯の良さについてお話しいただけますか。
みぎあし=三重(み)・岐阜(ぎ)・愛知(あ)・静岡(し)の東海4県の連帯を指す
みぎあしFest.夏の陣→通称:みぎなつ いわゆる夏のセミナー
みぎあしFest.春の陣→通称:みぎはる いわゆる春のセミナー
石田- ちょうど昨日まで、2日間“みぎなつ”がありました。東海の連帯の強さは私自身も感じています。愛知県公立大生協の例を挙げると、他大生協の学生委員の方を呼んで企画のリハーサルを行い、そこで「こうしたらもっと良くなるんじゃない?」と意見を出し合って一緒に企画を練り上げていきます。他大学でもそのほかの大学のいいところをどんどん取り入れているので、東海全体で企画がより良くなっていくのを感じます。そうしたつながりから自大学の強みも得られるのが連帯の良さなのだと思っております。
高須- 大学生協が互いにアドバイスしあって高め合えるのはすごくいい取り組みだと思いますし、専務や職員の方と仲がいいというのもとても大事なことだと思います。
連帯で学んだ取り組みを自生協の学生委員会活動に生かす際に、連帯に参加していない人に学んだ内容をどのように伝えますか。また、具体的に何か取り組みを起こす際に、専務さんとも連携をして進めていきますか。
石田- セミナーに参加した内容を持ち帰り、部会でセミナーに来ていない人にも伝えようとは思いますが、なかなか部会に来ない子もいるので、伝えられる範囲は小さくなります。それでもやはり学びを伝えられるし、また自分自身セミナーのおさらいにもなります。
専務は毎回セミナーの持ち帰りの部会に参加して、一言言ってくれます。また、「こういう企画をしたいんです」と相談すると、「もっとこうしたらいいんじゃない?」「地域のこういうところとつながったら? ちょっと連絡とってみるね」とアドバイスをしてくれます。今、防災の企画を実施しようとしていますが、専務にも積極的に協力していただいています。
高須- 他の学生委員がセミナーに参加して、モチベが変わったとか雰囲気が変わったと感じる機会はありますか。また、その熱意を持って一緒に頑張っていくために意識していることはありますか。
林- やはりセミナー直後の持ち帰りの時はみんなモチベが上がっているなというのは、確実に伝わってきます。特に1年生は、“みぎはる”前後で意識が変わっているのを感じます。私自身は1年生の子たちの意識の変化をサポートできるように、何か質問をされたらちゃんと答えてモチベを保てるように、できるだけアドバイスをしてあげようと意識しています。
高須- 1年生がセミナーに参加してモチベが上がっても、実際に活動する場所がないとセミナーで上がったモチベが生かされないと思うので、そういう場をみんなでつくれているのは素晴らしいと思います。
中根専務は、学生委員をセミナーなどの連帯の場に送り出すときには、どんな気持ちで送り出していらっしゃるのでしょうか。
中根- ずいぶん昔の話にはなりますが、私も学生委員会で活動をしていたときに、セミナーなど連帯の場に参加させていただいて、同じ東海地区の仲間や全国の仲間と刺激しあってすごくいい関係をつくれました。それが自生協の活動に生かす際のモチベーションになったので、私自身連帯には大変お世話になったと思います。
高須- 中根専務ご自身が連帯の魅力や価値をすごく実感されているからこそ、専務が連帯の力を信じているというのが学生にも伝わっているのだろうなと思います。
中根- 今、学生委員のみんなにも、他大生協と関わることでことですごく視野が広くなったり、つながりがつくれていい関係性を結べたりするということを知ってほしいと思います。連帯にしかないことは連帯でしか学べないと思うので、そういった場にはなるべく多くの学生に積極的に参加してもらいたいという気持ちです。また、それ持ち帰って、参加していない人にもちゃんと共有することでより学びが広がり、次の取り組みへ生かすことができます。今実際そういうふうに動いてもらっているので、すごく嬉しく思っています。
学生と生協職員との連携
円滑なコミュニケーションは挨拶から
安達- 愛知県公立大生協の皆さんは、職員と学生の関わりがとても熱いと伺っています。先ほどもセミナーの持ち帰りに中根専務ご自身が参加するなど、いくつかの関わりを教えていただきました。普段の活動の中で、お二人は具体的に職員の方とどのように関わっているのでしょうか。関わる際に工夫していることや意識していることを教えてください。
林- 普段は週に1回水曜日に活動をしていますが、中根専務が様子を見に来てくださることもあります。私たちの活動中は、中根専務は大抵お部屋でお仕事をされていますが、こちらが聞きたいことができたら、LINEで質問するとすぐに返して下さるという感じで、結構風通しの良い環境かなと思っています。
また、学生委員会室と生協本部が隣の部屋にあるので、水曜日の部会以外でも気軽に挨拶をし合ったりし、距離感も近いと思います。
石田- 私も挨拶が大事だと思っています。「お疲れ様です」と言うと、職員さんが皆さん毎回挨拶を返してくださいます。最近ちょっと嬉しかったのは、私のGIネーム“ちぃちゃん”と似たお店があったと専務から教えていただいたことです。そういう気軽なお話もしていただけるのがすごくあったかくて嬉しいなと感じています。
中根- “ちぃちゃんの唐揚げ屋”さんですね(笑)。
安達- 中根専務は、もともと学生委員長やブロック学生委員長も務められたと伺いましたが、具体的に学生と関わるときに意識していることなどあればお伺いしたいです。
中根- 2人が言うように、私も挨拶をはじめ普段のコミュニケーションはすごく大切にしているつもりです。そもそも委員会室に入るのには本部を通らないといけないので、学生委員が本部に来るときに挨拶をしたり、たまには私から用事がなくてもフラッと委員会室をのぞいて声をかけたりしています。
専務がずっとパソコン画面に向かってカタカタカタやっていては、話しかけづらいじゃないですか。何かあっても相談しづらいと思うので、基本的に距離を縮めたり話しやすい雰囲気を出したりするのは普段から心掛けていることです。
あとは、自分の価値観を押し付けて相手を否定するということなく、学生の大切にしていることを尊重した上で外せないポイントや大切なことはちゃんと伝えて、「もっとこういうふうにするとよくなるんじゃない?」などとアドバイスするよう心掛けています。
安達- 学生委員会室と中根専務がいらっしゃるお部屋が近いと伺いましたが、扉があって入りづらいような空気はありませんか。
中根- 扉はあるんですけどね。ノックして「どう?」とか言ってすぐ自分から入って行っちゃうんです(笑)。
安達- もともと距離感の近い、コミュニケーションを取りやすい雰囲気があるから、扉をも超えるっていう感じですかね(笑)。そして、自分を押し付けず、でも大切なことは伝えるというスタンスが委員会をグレードアップさせていくのだと思いました。
職員と学生の相乗効果で
安達- 職員と学生が関わることにはどのような意味があるのでしょうか。皆さん自身の言葉でお話しいただけたらなと思います。
石田- 私自身2年間学生委員会で活動してきて、やはり職員さんあってこそ成り立つ企画もあるんだなと感じております。今、大学祭で防災の企画を予定していますが、地域の人とつながるように、中根専務がいろいろと協力してくださっています。「VRゴーグルを用意できるよ」と提案してくださるなど、学生委員会だけだと考えられないようなことも職員さんあってこそ挑戦できるなと、最近強く実感しています。
林-
店舗企画「三矢店長に願いを」(2024年12月)私も、大人の目線で企画を見ていただけるのがすごく貴重だと思っています。人生経験を積んでいる方から企画についていろいろとアドバイスを受け、足りないところを指摘していただけると、どんどん企画が洗練したものになるので、本当にありがたいなと思っています。
また、うちの委員会は生協の店長さんとも仲が良くて、昨年の「三矢店長に願いを」という企画、ああいう感じで店長さんとも仲がいいので、購買店舗での企画をしやすいのもうれしいポイントです。
安達- 専務さんだけでなく、店長さんや他の職員さんとのつながりも強いので、どんどん学生委員会の活動の幅が広がって、やりたいことをしっかり伝えられる環境になっているのですね。
中根専務ご自身は、職員と学生が関わることにはどのような意味があると感じていらっしゃいますか。
中根- 私自身は、学生委員会の子たちが生き生きと元気に活動していることが大学そのものの活気につながるのだと思っているので、いつもirisがやってることはすごく応援しているし、もっともっと活発になったらいいなと思っています。
生協はお店の運営などいろいろな事業活動をしています。私たち生協職員は商品やサービスのプロではありますが、今の大学生の大学生活のプロではないのですよね。今の大学生がどんな生活を送っていて、何に困っていて、逆に何が楽しいと思っているのかということは、今の大学生じゃないと分からない。県大生がこんなことを感じている、こんなものを欲しがっているということは、やはり現役の県大生でないと分からないので、そういう視点をirisのみんなが大切にして、それを活動に結びつけてくれているというのは、やはり職員だけではできないので、非常に助かっています。
今後もっともっといろいろなことを取り組んでくれると、それがより多くの県大生にとっていいものになると思います。一番分かりやすいのはやはり新学期活動ですね。先輩たちの経験をどれだけリアルに伝えられるかというのは、私が話すのではなく、やはりirisの子たちが話すからこそリアルに伝わるので、そこはやはりirisでないと、と思っています。新入生の入学準備に非常に役立つので、いつも助かっています。
活動におけるやりがい
志村- 学生委員会活動についてお聞きしたいと思います。irisで活動していて、一番やりがいを感じたり楽しいなと思ったりしたことは何でしたか。
林- 自分たちで一から企画を考え、それを実行して最後反省会をするところまでできるということにすごくやりがいを感じます。また、これは委員長としての目線になってしまうかもしれませんが、やはり新入生が学生委員としてどんどん成長していく姿を見られるのもすごくやりがいになるといつも思います。
志村- 反省会にやりがいを感じるというのは、なかなか新しい視点だなと思いました。反省会って正直嫌じゃないですか。「いや企画終わったんだし、もうそのまま帰りたいよ」みたいな感じになるかと思うのですが、実際反省会のどこにやりがいを感じるのか、教えてください。
林- 確かに企画が終わって疲れた後に反省会をするのは結構大変だなと思うこともありますが、まず良かったところを全体に共有できるのもやりがいにつながりますし、逆に改善点を発見できるのもすごくいいことだと思っています。来年度の企画につながることを発見できるのもいいことだと思うので、そういうところを含めて反省会がやりがいにつながるポイントかなと考えています。
志村- 良かったところも課題もしっかり次につなげていこうという意識が本当に素晴らしいなと思います。
石田-
私がやりがいを感じているのは、企画を作るうえで自分がやりたいと思ったことに挑戦できるということです。新歓企画では、「動画を作って学生の一日を紹介したい」と言ったら、みんないろいろなアイデアを出してくれて、すてきな動画に仕上がったのですごくやりがいを感じました。
私はSNS広報担当で、毎日食堂のメニューを上げていますが、それが誰かの助けになっているのを感じます。学生委員会の活動って、見えない部分もあるけれど、これがirisの存在周知にもつながっていると感じられると、すごくやりがいになっています。
志村- 挑戦したいと思ったことがあっても、なかなか行動に移せないようなところもあると思うのですが、それを実現できる環境があるということですね。
Iris独自の取り組み
志村- 中根専務にお聞きします。irisならではの取り組みを教えてください。
中根- もうすべてが素晴らしいと思っているのですが、中でもirisならではというと、今年の大学祭のブースで防災の取り組みをするということですね。模擬店などもっと楽しそうな選択もある中で、防災に目を向けるのはすごいなと思いました。防災というちょっと難しそうなテーマを、学生目線で楽しみながらやっているのはすごくいいなと思っています。
新歓企画でも「一人暮らしのつどい」で防災を取り上げたり、「リハ!県大!」という一般の新歓企画の中でも共済を取り上げたりしているのは、私が提言しているわけではないんですよ。社会的課題というような難しい問題も自分たちでちゃんと取り上げて、irisらしく楽しみながらやっているようなところは、なかなか他ではできないことだと思います。楽しい企画だけでなく、ちゃんとそういった部分にも取り組んでいるようなところはいいなぁと思います。


志村- 専務からすべてが素晴らしいというお話をいただきましたが、これはirisならではという活動を教えてください。
石田- 先ほど中根専務もおっしゃいましたが、新歓企画が私たちならではだと思っています。新歓というと友達づくりが一番に思い浮かぶと思いますが、そうした企画ももちろん、共済や防災も楽しく学びつつ、両立して活動できているのが私たちの新歓の特色だと思っています。
志村- 実際に「リハ!県大!」というイベントの中で共済やSDGsの話をしたという報告があったと思いますが、これにはどういう経緯があったのですか。
石田- 大学生活をしていく上で、身近にいつ何が起きるか、けがするか病気になるかは分からない。本当に安心して過ごしてほしいから、共済に加入しておけば何かあったとしても助けになるのを新入生に知ってほしくて、共済の話をしました。SDGsの話では、リ・リパックの活動を紹介して、「生協はちゃんとリサイクルしてるよ」と話しました。
中根- リ・リバックは実際にお弁当を食べて、フィルムをビリビリとはがすのを新入生に体験してもらっているので、すごくいい取り組みだと思いました。誰かに言われたからやるのではなく、大学生協が大切にしている取り組みを理解し共感して、自分たちが心の底からこれを新入生に伝えたいと思う。それがirisの取り組みにつながっているのだと思います。


リ・リパック

リ・リパック
林- 私も新歓企画がすごくirisらしくていい企画だと思っています。「一人暮らしのつどい」というのは下宿生向けの企画ですが、初めての一人暮らしの方も多い中、自分ごととして共済を捉えられるように工夫をしました。また、防災の話をして「MottaCa」(持ったか?)を配布して、避難時に何を持ち出すかを考えて点数をつけるゲームをしました。いろいろなことを面白く体験できるという企画作りをしているのがすごく私たちらしいと思っています。
これからの課題・全国の仲間へのメッセージ
安達- 今後の学生委員会活動で力を入れて取り組みたいことをぜひお聞かせください。
林- 昨年度と今年度かなり防災に力を入れてきたかなと思いますが、まだまだ取り組めていない分野がたくさんあります。例えば社会的課題のユニセフや読書など、生協が行っているいろいろな取り組みをもっと広い目で見て、組合員に周知していけるような活動をできたらいいなと思っています。
石田-
私も社会的課題、特に選挙に力を入れたいなと思っています。今回、直前にSNSで組合員に情報を流すという形になってしまったので、未来を担う一員として、事前に意識して組合員に広げていきたいです。学生委員会内でもやはりまだまだそういう知識が深められていないので、まずは私たちが学んで組合員に広げていきたいと思います。あとは地域とのつながりをもっと強めていきたいと思っています。
安達- 選挙のSNS広報を拝見しましたが、とてもいい企画だと思っております。「衆議院議員選挙ってこういう感じなんだよ」と、詳しく分かりやすくまとめてあったので、組合員に深く伝わるのではないかと思いました。中根専務からもお願いいたします。
中根- 今、irisに30人ぐらい在籍しているのですが、これでもだいぶん増えた方なんです。林さんや石田さんも言うように、これからもっといろいろな取り組みにチャレンジしていこうと思った時に、やはりそれなりに人数が必要になります。新歓企画でしっかりと新入生にアピールしてもっと学生委員を増やし、取り組みの幅を広げられるといいなと思います。そうすると、みんなの元気が周りに伝わって、明るく魅力のあるキャンパスになるかと思っています。一緒に頑張れればうれしいです。
安達- 最後に、全国の仲間へメッセージを中根専務からお願いします。
中根- 先ほど連帯のお話もありました。私自身もそうですしirisも、東海地区それから全国の生協学生委員会の取り組みを参考にさせていただき、勇気・元気をもらって自分たちの活動に生かしています。今後も学び合い、高め合いながらいろいろな活動を取り組めればと思いますし、協同組合の素晴らしさを広げていけるといいなと思っていますので、引き続き皆さんで頑張っていきましょう。
石田- 学生委員会の内情って多分、全国的に似ていると思いますので、セミナーに参加したり、近くの大学で連帯をしていったりして、助け合いながら取り組んでいきたいなと思います。一緒に頑張りましょう。
林- 学生委員会の活動はやりがいが多いからこそ、思い通りの結果が出なかったり、やりたいことをやりきれなかったりして、なかなか苦しいことも多いかと思います。でも、そういう時こそ近くや遠くのさまざまな大学生協と情報交換して助け合いながら、自分たちが理想とする方向に活動を進められるよう頑張っていけたらいいなと思っています。
志村- 本日のインタビューは以上となります。ご協力いただきまして本当にありがとうございました。
林・石田・中根:ありがとうございました。
2025年9月28日 リモートインタビューにて