『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』
ミア・カンキマキ<末延弘子=訳>
定価2,200円(税込)
母国フィンランドで「セイ」(清少納言のこと)に興味を持った著者のミアは、日本古典文学を学校で学ぶのではなく、「セイ」が暮らした京都に留学することを決意した。
未知のものに挑むとき、われわれは、まず基礎的なことから迂回的に進むという、安全かつ確実な道を選ぶ。確かにミアの選択は無謀だ。しかし清々しい。
この本は、ミアが「セイ」を求めて京都に留学した経験が克明に綴られている。蒸し暑い京都の夏。室内を跋扈する信じられない虫。とてつもなく安くてうまい定食屋。こんな異文化体験をとおしながら、清少納言を追っかけてゆく一途なフィンランド人の姿に、平凡な表現だが、「若いっていいな」と感じた。
未知のものに挑むとき、われわれは、まず基礎的なことから迂回的に進むという、安全かつ確実な道を選ぶ。確かにミアの選択は無謀だ。しかし清々しい。
この本は、ミアが「セイ」を求めて京都に留学した経験が克明に綴られている。蒸し暑い京都の夏。室内を跋扈する信じられない虫。とてつもなく安くてうまい定食屋。こんな異文化体験をとおしながら、清少納言を追っかけてゆく一途なフィンランド人の姿に、平凡な表現だが、「若いっていいな」と感じた。