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2017年12月22日(金) | 新着情報

My eyes World eyes
大阪大学 工学部2年 陶 越 TAO YUE

ー理解し合おう、簡単なことさ!ー
違いがあるから楽しさを生む
 

留学生に対して、留学するきっかけは多分「必ず聞かれる問題」になるであろう。理由は人によって違うと思うが、一つだけ同じだと判断できること、それは「私はこの国の文化に沈みたい」ということ。

違い

 国は人の集団。「他の国に沈む」というのはその国を理解し、国民を理解し、社会ルールを理解し、文化を理解し、そして自分もある程度変化して、融合する。道理はそうだが、人は自分の年齢、住む環境、受ける教育、使う言語のような長い間伴ってきたものから、偶然逢った本に書いてあった一言まで、様々な原因で自分の認識、世界を見る角度を変えることができる。所謂「個体差」であること。個体差から見ると、人と人が理解し合うのが非常に難しい事に思える。「個体を理解するのにもそんなに時間と努力が必要なのに、国と文化を理解するのは無理であろう」という発想があるのも仕方がないことだ。

 日本語学校で勉強した時、ある友人がいつも、大学に入った後の自分の人間関係の悩みを語っていた。「日本人の考え方がわからなかったらどうしよう」、「中国でも南北差があるのに、国まで違うなら絶対友達はできない」など、このような悩みがあるのはごく普通だと思う。でもそれは大丈夫だ。その上、違いのある方がいい。

 

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