2018年09月28日(金) | 新着情報
7月になった。本州はすでに30度を超える気温を記録し、台風が襲ってくると同時に大雨で甚大な被害があったというニュースが流れている。次に、北海道の天気が放送され、僕はジャケットを着て外に出ることにした。
僕が住んでいる北海道札幌市へ夏はなかなか来ない。来たとしても、すぐ通り過ぎてしまう。真夏と呼ばれる時期になったとしても、ショートパンツに半袖姿で外に出る機会はなかなか来ない。そのような格好で外に出ると、「ヒヤッ」とした夜の空気で夏風邪にかかってしまう。
しかし、このように夏のない天候こそ僕が北海道へ留学を決めた最も大きな理由である。汗を流すとすぐ汗疹が出てしまう敏感な肌のせいで、入試の時九州大学と北海道大学の間で迷わず北海道大学を選んだ。とにかく暑いのは苦手なので、僕にとって北海道の夏はうってつけであった。しかし、当時の僕は重要なことを見逃していた。それは北海道の冬であった