ニュース

2018年11月02日(金) | 新着情報

松永瑠衣子さん インタビュー

 
松永さんの高校生までの平和活動に対する考え方はどのようなものでしたか?
長崎生まれ長崎育ちで、中字校までは義務教育で平和教育を当たり前に勉強してきていました。毎年霣に被爆者の方のお話があって、中字生までは、その話が「何か大切なこと」とか「平和のために考えなければいけないこと」って頭のどこかでわかっているんですけど、その反面「何でこんな怖い話を聞かなければならないんだろう」っていうところに疑問がありました。怖いし目を覆いたくなるような写真ばかりで見なくていいものなら見たくないという気持ちの方が強かったんです。でもその間にも確実に平和に対する思いは自分の中で芽生えてきていて。私が中字生の時までは、どちらかというと昔の戦争よりも、今あること。たとえば世界の貧困、今自分と同い歳の子たちが苦しんでいるんだということに関心があって。中字校までの夢が自分でNGOを作ってカンボジアに学校を作ったりすることをしたいなと思っていたんです。
 

戻る