2019年04月01日(月) | 新着情報
「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている。」この一文で書き出される本書は、戦後から著しい経済発展をした後、バブル期を経験して、いよいよ下り坂に差しかかった我が国、そして日本の各地域や人々が、「どのようにして生き生きとした地域を作っていくのか。」「今の時代を生き抜いていける人材を生み出していくのか。」、いくつかの実例を紹介しながら、ゆっくりと着地する方法について提案している。
著者は、四国学院大学の客員教授であり、劇作家、演出家である平田オリザ氏。