ニュース

2023年04月01日(土) | 新着情報

第12回全国院生生活実態調査 概要報告

2023.03.31 全国大学生協連院生委員会

はじめに

全国大学生活協同組合連合会(以下全国大学生協連)は、2022年秋に第12回全国院生生活実態調査を実施しました。

全国院生生活実態調査は、大学院生の生活実態を調査し、院生生活を向上させるための調査で、2016年からは2年に1度実施しています。全国規模で大学院生の生活について調べた調査は希少で、「普段どんな生活をしているかわからない」と言われることが多い大学院生の生活の実態を知る上で貴重な調査となっています。

この概要報告は、全国大学生協連・院生委員会の現役大学院生が分析・執筆を担当しました。

<調査概要>

  • 調査実施時期:2022年10~11月
  • 対象:全国の国公立および私立大学に在籍する修士課程(博士前期課程)・博士課程(博士後期課程)・専門職学位課程の大学院生
  • 回収:4,645(回収率28.8%)
  • 調査方法:Web調査(郵送またはメールで調査依頼し、Web上の画面から回答)
  • 調査項目の概要:大学院生の研究生活、登校日数、収入・支出、アルバイト、奨学金、研究費の負担、悩みやストレス、進路・就職活動など

<サンプル特性>

  • 第12回全国院生生活実態調査は34生協が参加、4,645名から協力を得た。
  • 前回(2020年)と比較して構成比に大きな差異はなく、経年の比較にも耐えうる調査である。
    専攻は文科系が4.9ポイント、医歯薬系が1.9ポイント増加し、理工系が6.8ポイント減少している。

>>続きを読む

戻る